オケゲムのミサ《カプト》

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書庫をもっとつくれば良いのでしょうが、映画もコンサートもそれほど行かないので
全部CIMEMAの書庫に入れてしまいます。
目で見るか音で聞くかするものは、全部ここ!
でもだんだんごった煮加減がひどくなって、気持ち悪い・・・どうしたものか?

娘から「ママのブログ、サッカーと食べることだけだね」と、小ばかにされたので、
少しは教養ありげなところを、見せちゃうんだからねっ!

みなさまスルーしてくださって、結構でございます(汗)
いつにも増して面白くないこと、保証します(汗汗)

1年に2回ほど、ヴォーカル・アンサンブル カペラのコンサートに行きます。
今回は13日、@聖アンセルモ・カトリック目黒教会。
グレゴリオ聖歌、15,6世紀ルネサンス、フランドル楽派の宗教作品を
アカペラで歌うヴォーカルグループです。
大学時代の友人に誘われて行ってから、人間の声の持っている
美しさ力といったものにすっかり魅了されて、時々聞きに行くようになりました。
ミサの形式に則っているので、教会で演じられることが多く、
この聖アンセルモ教会も、わたしは2度目でした。
とても素敵な教会です。内装も洗練されていて・・・

ところで、自慢じゃないけど、何度聞いてもとくにフランドル楽派の演目、
大きな違いがわかりません。
今回はヨハンネス・オケゲム作曲だそうです。
「カプト」も、頭という意味のなが~い定旋律を使っている、と説明されましたが
なんのことやらさっぱり・・・ただ、男声6、女声2がアカペラで
清らかに美しくハーモニーを織り上げていくのを、
うっとりと聞いているだけです。
非常に気持ちよくなるので、寝不足のときはちょっと困る・・・

カプトはまた、罪の象徴であるドラゴン(久保竜彦ではない!)の頭とも解釈されるそうで、
教会の音楽として意味深いものだと思います。
現実の罪は恐ろしいものだけど、この絵のドラゴンはけっこうカワイイ・・・

すっかり良い気分になり、お腹もすいて、
連れの妹と和食バイキングに走り、ダイエットはどこへやら(><)
あれ?結局食べる話で終わっちゃう・・・