J2、J3リーグが再開。ジェフx大宮など。

2月23日に第1節があって以来、新型コロナウィルスの影響でリーグ戦が中断、ようやく昨日6月27日に再開されました。

J3に至っては、始まらないうちに延期となり、今週末が第1節、そうこうするうちに、東京U-23はスタジアムが確保できないという理由で、撤退。

わたしはU-23チームについてはあまり賛成ではなかったので、まあこれもいいかな、と思うのだけど、西が丘へいけなくなったのは寂しい。板橋駅前の丸十のコッペパンを買う機会が無くなったのが残念…

 

で、J3BB秋田を引き続き応援、渉や重松のいる讃岐も気になるけど、秋田はJFLの頃から応援していたので。

東京もJ3のスケジュールに迷惑かけたと思うけど、そうでなくてもコロナのおかげでガラポンになり、どこも近隣のチームと当たるように。

秋田は、キヅールの盛岡と北東北ダービーで、移籍加入してきた齋藤恵太と去年ブレイクした中村亮太のコンビネーションがよく、切り替えの速いサッカーで盛岡を圧倒、4−0で勝利。

キヅールの方に中村太亮がいた…

今季秋田は楽しみです。

 

 

 

J2の方は…

うちが東京と並んで応援しているジェフ千葉は、ホームで大宮と。

高木大宮とユン様(ユン・ジョンファン監督のことをウチではこう呼ぶ)ジェフの試合、これは塩っぱい試合になるのでは…

現に1節の琉球戦は、開始早々に取った1点をとにかく守り切って勝ちました。

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下平、苦み走ったイイ男。 CBチャン・ミンギュは1節に続いて出場。期待の新人です。(岡野くんはどうした?)

 

 

しかし、思ったほどには塩っぱくなく…わたしが塩っぱい試合を見慣れているせいもあるかも…ですが、前半ジェフはバランスよく入ったように感じました。

スタメンが、ビックリなことに1節から6人も変わっていて、高橋壱成が出場、アンドリューがベンチにもいない、1節で得点したヨネちゃんもベンチ。1節でスタメンでびっくりさせられた安田もベンチ外、下平がスタメンだったのは納得です。

大宮はジェフの守備の前に有効な攻撃は組み立てられず、イッペイシノヅカの個人技で脅かされる程度。

ただ、ジェフの攻撃も迫力は足りず、大宮DFがクレーベを徹底的にマークしていたので、クレーベがかなり痛めつけられていたのもあるかもしれません。

ジェフサポ期待の壱成は悪くない出来だったと思うけど、結局無得点で負けたことを思うと、前半のジェフの時間帯に、もっと思い切って前に出てもよかったように思います。

失点に絡んでしまったのは運が悪かったと思うし、後半かなり疲れているようでも惜しいシュートを打っていたので、評価としてはまずまずです。

前半ゴールレスで終わりそうなところ、ファウルには見えなかったけど、ファウルを取られてFKから失点、そのビハインドを取り返せませんでした。

ユン様はカウンターでいいシーンもあったというけど、後半も時間が進むにつれ、高木監督のチームらしくバスを並べがっつり守っているので、ほとんど崩せそうにも見えず、むしろカウンターのチャンスは大宮にあったと思います。

でも引いた相手を崩すのはどこだって難しい、今朝のFAカップだって、マンUはノリッチの守備を崩せず、90分では決着がつかなかったのだから(キャントウェル素敵なシュート!)、結局は延長後半CBのでっかいマクガイアがノリッチのPA内に居座り、ゴチャゴチャした中から押し込んでようやく勝ち越し。あと数分我慢すればPK戦で、クルルが止めてくれるはずだったのだけど…

 

話がそれた。

 

ともかく、山下のヘッドとか、惜しい場面もありましたが、攻撃に関してはまだまだと言ったところかと。

ヨネちゃんをもう少し早く出すとかしたら、とも思いますが、ユン様は守備のバランスを崩しそうなことはしないでしょう。1点ビハインドでも、終盤まで動かないだろうと思った通りでした。

まずは始まったばかりですし、壱成もフル出場したし、慌てず見ていきましょう。

 

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それより何より。

昨日のJ2の白眉は、四国ダービー

 

ビックリした〜

ジェフより1時間早いキックオフだったので、愛媛x徳島の前半だけ見ました。

そうしたら、CKのマズい守備で、2失点。

フォーメーションを変えてから愛媛が良くなったな…と思った矢先にまたセットプレーから失点。

こりゃあかん、愛媛残念…

と、申し訳ないことながら愛媛の敗戦を確信して、ジェフの試合に切り替えたのです。

が、試合後、スコアを見たらなんと、4−3で愛媛が逆転しているじゃありませんか!

後半を見てみると、HTで3人交代させた愛媛が魔法でもかけられたのか、見違えるようにプレスが効いて、3点の貯金がアダになったらしい徳島はズルズルひいて愛媛を呼び込むことに。

セットプレーから横谷が得点して反撃に。

しかし、愛媛はPKを失敗しています。

1点差に詰め寄るチャンスを失って、よく折れなかったと思う。

徳島の選手は少し安心したのかもしれない、守備が甘くなったように見えました。

そしてグッピーのビッグセーブも効いていました、そういうプレーの後チャンスが来るもの。

有田、西岡大輝が得点してなんと同点。

徳島GK上福岡が怪我の治療時間も含めたアディショナルタイムも愛媛に味方して、西岡大志がゴール(兄弟でゴールしたのね)、とうとう逆転してしまった…

 

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交代が効いたのかしら、監督は選手に気を使って前半の選手が悪かったのではないと言ってましたが。

 

無観客の試合で、愛媛の選手はこの大逆転劇を演じるメンタリティーを、どうやって保ったのでしょうか。

それが知りたい。

2008年の奇跡の残留の時は、「フクアリ劇場」と呼ばれるサポの後押しがあって、逆転した(東京から言うと逆転されたのだけど)。それに残留がかかっていたから。

今季は降格がないので思い切ってやれるところはあるかもしれません。

 

まあともかく、愛媛も徳島も、そしてジェフも、失点シーンはほとんどセットプレーでした…