サッスオーロ、リーズ、ノリッチ、東京、ジェフ…好きなチームと好きなサッカー。
今日、こどもの日の休日、非常事態宣言中だし、強風が吹いているし、せっかくのこどもの日ですが、出かけることもままならず、ガッカリな子育て家庭も多かったのでは。
近所のスシロー、ネット予約で。
中2少年の前にあるマグロのお皿は彼一人で瞬殺。
さて今日はジェフはアウェイ山口戦、東京はルヴァン杯アウェイ神戸戦。
例年なら、また私の体調が悪くなければ、神戸か山口に出かけて応援がてら観光…観光がてら応援…どっちかわからないけど、楽しいサポ旅ができたでしょうに。
ジェフは船山の今季初ゴールを見られたし。東京はウヴィニさんを見られたし…でも、失点しなかったのは良いけど、この急速な得点力不足は深刻だなあ…
今日は体調絶不調につき、寝そべってDAZNのジェフの試合を音だけ聞いていました。
東京は10年以上ソシオ、ジェフもコロナでフクアリに行けなくなったから年間チケは買わなくなったけど、応援は変わらず続けています。
どちらのチームも不調と言って良いのでしょうが(ジェフは今日勝ったし、不調とはちょっと違うような気がするけど)、より深刻なのは東京だろうと思います。
ジェフはやろうとしていることはわかる、うまくやれない(新潟戦は相手が強すぎた)。
東京は、選手がバラバラ、やろうとしていることもわからず、やろうとしていることがあるのかどうかも…
もとより東京は今どき珍しいオールドスタイルのサッカーで、サポでなければわざわざ選んで見たいかどうかわかりません。
それでも個人の力で点が取れていた時は、その個人技の面白さが見どころではあったのですが、最近の試合ではそれも不発、封じられています。
オールドスタイルでも守備の連携はあったはずなのに、組織としての守備が崩壊、軽い安い失点(相手を褒めざるを得ない失点もあったけど)を重ねることに。
今日のルヴァン杯神戸戦は無失点だったけど、2、3点失点してもおかしくない内容だったとマコが言ってるので、改善されたかどうかはわかりません。
このまま行くと降格ではないかとまで悲観するサポもいますが、そういう危機意識も必要かも。
内容は悪くないのに勝てないのとは違いますから。
で、JリーグはJ3しか見ない(ダイジェストだけど)週が続き、楽しみは海外のフットボールに。
以前も書いたけど、好きなチームは、昔から応援しているのでサポ意識的に(1円も使ってないけど)気にしているアーセナル、スパーズのノースロンドン2チームと。
イングランドPLではリーズ。
リーズについては最近話題にする人が多いし、ビエルサは以前から有名な監督なので、ここではサッスオーロについて。
シーズン当初は2位につけていましたが、半ばに失速、怪我人も出たせいか、あっさり失点して勝てない試合が続き、その後は勝ったり負けたりで8位。
あと少し順位を上げてELに行けたら…
サッスオーロの監督デ・ゼルビは、GKからパスを繋いで常に前を向く攻撃的なサッカーをしていて、とても面白い。
相手ゴール前までパスを繋ぎながら迫ることもあるし、GKからセンターバック、MFとパスを繋いだかと思ったら、サイドはドリブルで攻め上がって、同時にみんな上がって行くということもあります。
サッスオーロもアタランタもプロビンチャーレで、先日のUSL騒動にはデ・ゼルビも厳しい意見を述べていました。
「SL発起者のミランとはやりたくない。選手たちにも自分の考えを話した。サッカーは全ての人のもので、能力主義だ。あのクラブの連中の振る舞いは弱いものを傷つけ、"通りで育つ"のを阻害するものだ」
これほどハッキリ述べた監督は他にいないようです。
これで自分にはミランからもオファーが来ないだろうが、構わない、人には立場をハッキリさせる必要がある時があると、カッコイイ。
そうして、ミラン戦にはラスパドーリの2ゴールで逆転勝ち。
途中出場のU21代表が、終盤に試合をひっくり返してみせた、これもカッコイイ。
その後のサンプドリア戦では、ベラルディのこれも超カッコイイオーバーヘッドで勝利。
ベラルディは美丈夫という言葉が思い浮かぶ逞しいイケメン。
前歯がご愛嬌です。
で、アタランタとの試合です。
アタランタはCL出場権がかかっているので、サッスオーロ以上に勝たなければいけない試合でした。
試合はなんだか不思議な感じで推移しました。
サッスオーロがポゼッションしているのだけど、そのエリアはサッスオーロの陣内、PAの周り。
GKからDFへパスを繋ぐのはいつもの通りですが、アタランタの選手が激しくプレスをかけるので、前に繋ぐことができず、自陣内でウロウロ。
それでも蹴ることはしないので、危なっかしい感じはしますが、時には中にパスが通り、アタランタ陣内に行けることもある。
そのうちGKコンシーリが細かく繋ぐのはやめ、中盤に届くような長めのパスを出すようになりました。
そしてDFからのロングボールに走ったボガをアタランタのGKがエリア外で倒し、一発退場。
しかし数的不利のアタランタが、マリノフスキー(うちではマリノスケと呼ぶ)のなんかようわからん浮き球のパスを、ゴセンスが受けてなんかようわからん技ありのシュートを決めて先制。
1点ビハインドでHT。
後半走り回っていたトラオレ(トラオレという名前の選手はイングランドを含め何人もいる、アダマ・トラオレとか。区別のためにサッスオーロのトラオレは「ちっこいトラオレ」と呼んでいますが、他にも小柄のトラオレはいるなあ)が、PK獲得。
ベラルディが決めて同点に。
その後、前半からやたらにイエローカードが出ていて心配した通りに、2枚目のイエローでサッスオーロにも退場者が。
怖いと思っていた途中出場のムリエルを倒してしまった…さっさとクリアすればよかったのに、エリア内でムリエルにボールの奪い合いを挑んだのか、なんかパスを出そうと思ったのか…おバカなファウルをしてしまいました。
同数になって、消耗戦の様相を呈し、さすがのサッスオーロも終盤はドローでいいか、と見えました。
アタランタは勝ちたかったはずですが。
アディショナルタイムにサッスオーロGKコンシーリがおそらくこの試合初めてパントキックを蹴って時間を使い、結局ドローで終わりました。
(追記・後半アタランタがPKを取ったものの、ムリエルがキック失敗、コンシーリがキャッチ。サッスオーロもオフサイドでゴール取り消しがあり、概ね互角の内容だったと思います。)
サンプドリア戦でも1−0でリードした状態で、終盤にクリアが3回ほどありましたが、まずクリアも、GKがパントキックをすることもほとんどない、捨て球のないチームです。
こういうサッカーが好き。
捨て球頻発の東京のサッカーは…サポなので応援しますけど、好みではない。
サッスオーロは自陣で繋ぐし、一斉に前を向くので、ひっくり返されてあっけなく失点することも少なくないのですが、しかし、彼らはめげる様子もなく、得点するために前を向きます。
小さな事務所しかなかったプロビンチャーレですが、2019年に立派な練習場ができて、ゆくゆくはCL圏にはいるようなクラブを目指しているとか。
ベラルディにロカテッリというイケメンのアズーリを揃え、怪我がなければFWカプートもアズーリに選ばれる可能性もあるでしょう、アズーリはそれほど好きではないけど、彼らが出るなら応援するかも。
ということで、好きなクラブが好きなサッカーをして、うまくいけば幸せですが、なかなかそうはいきません。
東京もせめてポゼッション率は上げてほしい、もう少し戦術的な…とか思うけど、東京サポは縦に速い攻撃大好き、古いはなしですがガーロのような、第1次城福さんのようなサッカーを嫌う人も少なくないようです。
しかし、やっぱりポゼッションはあげるべきではないかしら?
と思いつつ、サッスオーロやリーズの試合を楽しみにしています。
そして、黄色繋がりで応援していたカナリーズ、ノリッチが、来季は昇格してきます。
めでたい。