FC東京6連敗の記憶、降格の記憶…

書こうかどうか考えると、ものすご〜く憂鬱になり、やめた方が心身の健全のためか…

と、思うのですが、もともとネガティブ思考の人間、つい考えてはこのようにiPadに向かってしまうのです。

 

東京のこと。

5連敗してしまいました…

しかも敗戦の内容が非常に悪い。

最近ではシーズン終盤に失速することはよくあったけど、こんなに早いうちに内容も結果も悪いことはなかった。

 

でもまあアレですよ、socioになったのは10何年か前ですが(正確に覚えていないいい加減なヤツ。でも何年か前に金バッチもらった)、東京を応援し始めたのは2000年から、スタジアムへは海外に住んでいた時期もあったし、諸般の事情でなかなか行けなかったけど、TVで見たり携帯(当時スマホはないから)でチェックしたりはしていました。

それで、6連敗の記憶がある。

6戦勝ち無しの記憶もある。

 

6連敗は2005年

引き分けを挟んでいますが。

今も東京サポに人気絶大の原博美体制4年目。

前年活躍したケリー(わたしも好きだった)が退団し、新加入のダニーロが不発だった…って、わたしほとんど記憶がないわ、ダニーロ

そして、これも忘れていたけど、そうだったこの年4−3−3に挑戦したけど、うまくいかなかった。

今年の東京と重なる部分もありますね。

ケント、室屋が移籍したのにさしたる補強はなく、4−3−3がうまくいかずって。

この年は、日産スタジアムでルーカスが脳震盪、ほぼ同時にナオが膝の大怪我と、散々でした。

確か大宮戦で6連敗は阻止できそうだったのに追いつかれて3−3のドローとなった、その時の選手の落胆ぶり、わたしもがっかりして悲しかったことを覚えています。

ただ選手は一生懸命やってはいた…と思うのは、年月が記憶を美化しているのかしら?

その後の試合はジェフが相手、巻とハースに得点され、東京はルーカスの1点で負けて、これで6連敗。

その後3試合ドローが続き連敗は止まりました。

16節で清水に勝って本当に連敗脱出、夏以降は調子が良くなって、こんなに負けたのに最終順位は10位でした。

 

ちなみに、このシーズンはオシムさん率いるジェフが優勝争いに絡み、味スタで東京が勝ってしまったものだから、最終節アウェイセレッソ(ジェフのライバル)戦は最低でも引き分けるように、と夫に厳命され、なんと89分にKY今ちゃんがゴールを決め、引き分け、セレッソの優勝を阻止したのでした。

ジェフは残念ながら優勝できなかったけど、オシムさんのチームを羨ましく見たものでした。

 

 

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ルーカス。

アマラオがレジェンドですが、わたしが一番好きなのはルーコン。)

 

 

6戦勝ちなしというのは、2017年の篠田監督2年目にありました。

この数年間はフロントのせいなのかどうかわかりませんが、フィッカデンティの後、2016年第2次城福体制が、サポーターの理解を得られず、シーズン当初から嫌な雰囲気で始まったのを覚えています。

この辺りが一番嫌なシーズンでした。

城福さんもちょっと意固地になっていたとは思うけど、一部のサポーターの、まだ何も始まっていないうちからの、冷ややかな、拒否の姿勢は、非常に不快で、憂鬱になりました。

2006年のガーロ監督に対する冷ややかな仕打ちと、この年のこととを思い出すと、同じ東京サポーターながら、サポーターの嫌な部分を見せられて、とても憂鬱になります。

その後の篠田さんはサポには歓迎されたと思いますが、2016年は9位で終えたものの、17年には勝てなくなってしまいました。

永井、大久保嘉人、林、高萩、ピーター・ウタカと補強もできたと思いますが、中盤戦以降勝てなくなり、大久保の不愉快な言動などもあり、またも嫌なシーズンになってしまいました。

篠田さん解任のあと、安間さんが指揮を取りましたが、わたしの記憶ではほとんど勝てないまま、13位で終わりました。

安間さんはコーチは適任だけど、監督としてはどうなのか?今季岐阜の監督になっていますが、まださほどいい結果は出ていません。

しかし、去年まで東京のコーチで、非常に大きな働きをしていたのだということは、今季ヘッドコーチを失ってから、今や痛感しています。

 

 

試合内容から言うと、記憶では2017年の方が2005年より悪かったように思いますが、2005年はかなり以前なので記憶が薄れているのかも。

 

で、6連敗しても6戦勝てなくても、一応残留した実績?はあるのです

ただ、今季の負けようはどうも非常によろしくないので、このままだとまっしぐらに落ちてしまうか…

降格した2010年は、そんなにひどい内容ではなかったのに得点できず勝てない試合が多く、段々に気力も失っていって、終盤はほぼ無抵抗に落ちたように思います。

城福さんに責任があるのは当然ですが、最終節勝てば残留のところをあっさり負けて、降格を決めたのは大熊さんだった、ということを多くのサポはほぼ無視しているようです。

 

降格の経験者はモリゲくらいになってしまいました。

モリゲにはその危機感があるはずなので、頑張ってほしいのですが。

しかし、チーム、クラブの体質は誰が監督になろうと、なかなか変わるものではないことも、東京のみならず、例えば、イングランドガナーズでもそうでしょう。

お嬢様体質はきっちり受け継がれ、ビジャレアルのような(ガナーズの前任者が監督だったのですが)骨のあるサッカーをされると、なすすべなく負けてしまいました。

東京も健太さんが来て、ぬるま湯体質が変えられたかに見えましたが、ここへきて、逆境に弱いところが出ているようです。

クラブも健太さんに任せきりだったのか、信頼しすぎたのか、安間さんの後のヘッドコーチも設けず…健太さんがいらないと言ったのかそんなことはないと思うけど…

戦術的なサジェスチョンとか、選手にきめ細かくアドヴァイスすることとか、そういうことの不足も、今の不調と関係があるのかと思います。

オフが極端に短かったこと(柏も不調)、厳しいコロナ対策で選手も相当ストレスが溜まっているだろうこと、怪我人続出に加えて、これらのことも不調の原因の一部でしょう。

 

今は内容より勝ち点が必要とは思います。

でも、わたしはあまりそう言うサポに出会ったことがないのだけど、ガーロ監督の時に目指したポゼッションサッカーを、彼は初めての海外での指揮でうまくいかなかったけど、他の監督でも続けて欲しかったし、だから第2次城福体制には期待したのに、彼はマッシモの影と、サポの冷ややかで鋭い視線に意識しすぎたのか、期待したサッカーは見られませんでした。

健太さんも4−3−3にして、ポゼッションも高めようパスも繋ごうとしているようではありますが、それは本当に全然うまくいってません。

中盤にそう言う適任の選手がいないのが大きな原因のように思います。

モリゲがアンカーで、東京の選手の中では上手いし、すごいパスを出せることもありますが、なんか違う気もする。

今朝見たサッカーなら、セインツのアームストロングみたいな選手が欲しい。

ケントがいたら、と今言っても仕方ないし…

 

で、わたしは監督じゃないし、サッカー好きなおばちゃんにすぎないから、解決方法はわかりませ〜ん。

 

何はさておき、選手たちの奮起と、奮起するにふさわしい土台(やり方、さらに言えば戦術)に期待するのです。