第14節 東京x柏
先日ネガネガ満載記事を書いておいて、6連敗には至らなかったことはスルー、というのもどうかと思い、ちょびっと昨日の試合について。
前節、ポジティブな要素がわたしからは全く見えなかったので、6連敗は免れないものと思っていました。
が、相手も不調の柏なので、うまくしたらゴールレスか1−1のドローかな、とも。
ところが、2005年とは違うチームではあったようで、前節のジェフと同じくケチャドバとなり、4−0の勝利。
大変失礼いたしました、すまんすまん。
モリゲのワンアンカーをやめ、CBに戻し、剛も復帰、右SBにうっちーも戻り、何よりボランチに青木さんと洋次郎様を並べたことが、今節の大きな転換点。
前にはアダ、ディエゴ、田川でした。
これで中盤がなんもない状態から、洋次郎様がつないで、ボールの供給源ができました。
青木さんもじみ〜にボールを刈り、ときにいいボールを配球していました。
大熊さんがよく言ってた「サッカーの根本」に、プロなんだからそんなの毎試合やってよ、とは思うものの、今節は立ち戻り、球際の強さや走ること、トランジションの速さなどにも改善が見られました。
そんなこんなで洋次郎様の起点、アシストにより、ディエゴが先制、アダの連続ゴールで前半17分ほどで3−0になるというビックリな展開。
その後の60分くらいは柏に攻めまくられる、というのも東京らしいといえばらしい。
リードした後こそポゼッションをとって欲しいと思うのは、ゼータクか?
まあ危ないシーンもありながら、守備も豪もよく防いでいました。
モリゲの気迫はなかなかでした。
うっちーも良かった。
守備がいいことは分かっていたけど、終盤まで走り、ゴールも取れそうだった…取って欲しかったな。
ケガがあまり重くなくて良かった。
しかし、東京の試合で久しぶりに楽しかったのは、洋次郎様のヘ○タイなプレーでした。
アダへのアシストもそうだけど、要所要所でのプレーの面白さ、ファウルして止めローカードもらってしまう気迫、「下がんな!」と声をあげ鼓舞する姿、硬軟取り混ぜた洋次郎様ショーでした。
今までケガの影響があったのか、リーグ戦には出場機会がなかったのですが、ルヴァンでは出ていたし、どうして使わないのか、東京でゲームを作れそうな選手といえば洋次郎様くらいでは?と思っていたので、今節の活躍は本当に嬉しい。
アダのゴールが凄かったのは言うまでもありません。
4点目の永井からタマへのゴールも、ボールが綺麗につながって、いいゴールでした。
前節、ジェフが4点とっちゃって蘇我夫が「どうしよう、4点もとっちゃったよ、6試合分だよ」とアホな心配していましたが、わたしも貧乏性で、次の試合に2点くらいとっておけば…なんて思ってしまいました。
が、今節もジェフは2点取り、蘇我夫の心配は無用でした。
東京もそうあってほしい…
守備に関しては、相手にポゼッションさせ続けると危険が増すのは当然だろうと思うのですが、今節は洋次郎様がピッチ上で言ったように、ドン引きせずに前から守備ができていたのが、良かったと思います。
できていたことを取り戻した感じ。
これが続けられるか…
今までのダメダメさ加減はどうしてだったのか?
しっかりその経験を検証、咀嚼してこれから生かして欲しいと思います。
ちなみに、ジェフは新加入のフェルミーノじゃなかった、サウダーニャが2試合連続同じような形でゴール。
能力の高さを見せ、楽しそうにサッカーをする様が、今までのジェフにはあまり見られなかったことで、こちらもジェフを見る楽しみが増えました。