ユーロ20備忘録〜その4.ベスト16
試合を追いかけるのに忙しい日々(東京はたまたま相手がACLへお出かけ中で試合がなかったけど、ジェフは苦手群馬ちゃんにホームで快勝、ユーロもJ2もJ3も追いかけなきゃなんないから忙しい)は、そろそろ終わりに近づいてきました。
ベスト16はこんななりました〜
2021年6月27日(日)
01:00 ウェールズ 0-4 デンマーク(ヨハン・クライフ・アレナ/オランダ)
04:00 イタリア 2-1 オーストリア(ウェンブリー・スタジアム/イングランド)
2021年6月28日(月)
01:00 オランダ 0-2 チェコ(プスカシュ・アレーナ/ハンガリー)
04:00 ベルギー 1-0 ポルトガル(エスタディオ・ラ・カルトゥーハ/スペイン)
2021年6月29日(火)
01:00 クロアチア 3-5 スペイン(パルケン/デンマーク)
04:00 フランス 3-3(PK:4-5) スイス(アレーナ・ナツィオナラ/ルーマニア)
2021年6月30日(水)
01:00 イングランド 2-0 ドイツ(ウェンブリー・スタジアム/イングランド)
04:00 スウェーデン 1-2 ウクライナ(ハムデン・パーク/スコットランド)
例によってフットバールチャンネルからのコピペです。
GL2連敗、エリクセンを欠いて、もうあかん、と思われたデンマークでしたが、3試合目にして勝たなきゃどんならん状況の中、エリクセン中心何事もエリクセンだったチームから脱し、メーレ、ディレイニー、ホイビュア、ブライスワイト達の連携と運動量でまとまったチームになり、ロシアに4得点で勝利。3位でベスト16に進出。
ウェールズ戦では、試合の序盤こそウェールズが攻勢だったものの、そのチームワークを発揮して、ダムスゴーからドルベリで先制。48分にもドルベリの得点、メーレの3点目、最後にブライスワイトの4点目で圧勝しました。
この得点にブライスワイトが多くからみ、彼の運動量、守備にも奮闘する姿がとても印象的で、報われてほしいと思っていたら、最後にオフサイドの判定が覆り、ゴールが認められました。
ベイルはなかなかシュートが枠内にいかず、試合の途中からは下り目でゲームを作ろうとしていましたが、チームはデンマークの強度に押されたようでした。
しかも、「うちの」ハリー(ウィルソン)ったら、メーレの早さについていけず、ファウルで止めようとして一発退場。これをいい教訓にして、リーグ戦で頑張ってね。
イタリア2ーオーストリア1
GLが順調すぎて、ノックアウトステージが心配なイタリアでしたが、果たしてオーストリアに大苦戦しました。
ポゼッションはイタリアが保持するも、シュートは入らず、このオーストリアも強度とイタリアのように洗練はされていなくてもチームのスタイルも優れていて、たびたびアルナウトヴィッチがカウンターでイタリアゴールを脅かし、難しい試合になりました。
後半なんて、イタリアは負けていたと思う。アラバとアルナウトヴィッチという厄介な二人で取ったゴールが、オフサイドで取り消されてイタリア命拾い。
それでも無失点0−0で延長戦へ。
イタリアが優っていたのは、ベンチメンバーがスターターと比べて全く遜色ないところ。
ベラルディに代わって出たキエーザ、あたしゃフィオレンティーナの頃はこの人応援してたのに、ユーベなんかに行っちゃって…そのキエーザが代表でもキレを取り戻し、スピナツォーラのクロスからキエーザのゴール。スピナツォーラ、ローマではあまり見ていなかったけど、素晴らしい選手ですね、ってセリエA見てる人なら知ってるでしょうが。
ペッシーナの追加点でようやくこれで大丈夫か?と思いきや、オーストリアはカライジッチが気迫のヘッドで得点、イタリアはものすごく久しぶりの失点だったらしいけど、それはどーでもよろしい、とにかく勝った…
オーストリアもいいチームでした。
オランダ0ーチェコ2
予想ではオランダ有利ということだったようですが、それまでのオランダを見て、そうでもないだろうと思っていたら、やはりポゼッションはオランダだけど、互角の展開。
後半早い時間にオランダのマレンがGKと一対一になったのをGKとマーシュ・バツリーク(とてもいいGKですね、セビージャ)が阻止。これが潮目だったかと。
そしてデ・リフトがあの屈強でうまいチェコFWシックを止めようとして一発退場。
そこから一挙にチェコペースに。
結果ホレシュとシックのゴールでチェコの勝利でした。
ベルギー1ーポルトガル0
これがベスト16の注目試合だったかもしれないけど…あんまり覚えてない。
ああ思い出した、アザール弟のゴラッソがすごかった。
そして、クリロナのシュートは入らなかった…
さすがのベルギーにも簡単な試合ではなかったようですが、後半守備からカウンターに徹したベルギーのルカクが、たった一人でロングボールを受け、たった一人で少しでも時間を使おうと、大汗かいて奮闘していた姿が印象的でした。
フットボールは、クリロナのような大スターがいても、デ・デブライネやルカクのようなスゴい選手がいても、一人ではできない、チームが勝つためのプレーが本当に大事だと思ったものでした。
クロアチア3ースペイン5
これはクロアチアの頑張りがものすごい試合でした。
めんどくさくなってきたからコピペ。
得点者
1-0 20分 オウンゴール(ペドリ)(クロアチア)
1-1 38分 パブロ・サラビア(スペイン)
1-2 57分 セサル・アスピリクエタ(スペイン)
1-3 77分 フェラン・トーレス(スペイン)
2-3 85分 ミスラフ・オルシッチ(クロアチア)
3-3 90+2分 マリオ・パシャリッチ(クロアチア)
3-4 100分 アルバロ・モラタ(スペイン)
3-5 103分 ミケル・オヤルサバル(スペイン)
ウナイ・シモンのオウンゴールで始まった時には、すごく楽しい気分だったけど(とにかく特に好きなチーム以外は、前評判の低い方を応援する)、その気分は長くは持たずに前半のうちに追いつかれてしまう。
しかし、アスプリクエタは残念ながら好きな選手で、まあ勝ち越されてもしゃーないかと思う。
しかし、なんとルイス・エンリケ監督は試合の終わらせ方を間違えたか、クロアチアを侮ったか…
わさわさと(あくまでわたしの印象)守りを固めたようだったけど、クロアチアの意地と迫力の攻撃を呼び込み、アディショナルタイムに追いつかれる。面白い。
しかし、延長では力の差が出たようです。プリシッチがいなかったのも響いたか…
スペインは、これで強いのだろうか?
あまりチームとしては良いとは思えないのですが。
フランス3ースイス3(PK4−5)
これもフランスが相手を甘く見たか、試合の終わらせ方を誤ったか、という試合。
ジャイキリ、なんて表現したマスコミもあるけど、スイスはいいチームですし、そんなに弱くない。
確かに大会前はフランスは優勝候補No. 1でした。
しかし、ここまでいい試合をしたような印象はわたしにはなく、まあこんなものかな。
この試合はルイス・エンリケ以上にデュシャンの失敗だったと思います。
そして、MOMはスイスのGKゾマーかしら。
エムバペは可哀想だったけど、失敗はそもそも監督だと思う。
イングランド2ードイツ0
何だか慎重に入ったまま、ずっとスピード感のない試合になってしまったような…
しかし、「うちの」フィリップスは勤勉に走り、チームを下支えしていました。
今回のチームならイングランドの方が地力が優ると思った通りになりました。
途中出場の…サカは可哀想だった、しどころが彼も分からなかったと思う…グリーリッシュがキレキレで、スターリングに送ったクロスもグリーリッシュだ!ってやつで、うだうだした試合の75分に先制。
さらに良かったのは、いかにも疲れ果てていたようなケインにもゴールが生まれたことでした。
名だたる両国の試合にしてはあまり面白くなかった…けど、イングランドがウェンブリーでドイツに勝ったのは1975年以来ですって。
ドイツが強かったのと、イングランドのナショナルチームが国際大会に弱かったことがわかります。
これもなんか忘れた…
あまり面白くない試合だった。
ジンチェンコが活躍して、アシストもしたかな…
延長になったのだから2チームともお疲れ様でした。
負けたくない気持ちが強かったか、お互い慎重だったか、それにすごく暑かったようです。
でもスウェーデンにも勝機があったので、残念でした。イブラがいたら勝ってたかも…
と、以上ベスト16の試合でした。