久しぶりの多摩動物公園、寝てないコアラ、ひとりぼっちのシャモアなど。
部活以外は塾と週一のピアノしかすることがなくて退屈なコロナ禍の夏休みの中2男子、ほいじゃあ小さい頃から好きだった動物園にでも久しぶりに行ってみるか、ただ行くんじゃつまらないから、写真でも撮ろう。
と、いうことで多摩モノレールに乗って、出かけました。
当然予約制ですが、改装なったライオンバス付きのチケットは、午前中の遅い時間しかなくて断念、ライオンバスなしの入場券にしました。
まあもう「ライオンバス乗れなきゃヤダ〜」というほど赤ちゃんではないので、本人も「あそう、別にいいよ」ということで、雨もよいの日でしたが、デジカメ下げて入園。
ライオン園は綺麗に整備されていました。上の写真はわたしがスマホで撮ったもの。
ライオンのお父さん、大あくび。
フラミンゴ。
アフリカ園全体が整備され、アフリカゾウ舎も新しくなっていました。
チンパンジーの赤ちゃん、チンパンジーも雨は嫌いらしく、降っている間は屋根の下に集まり、止んだらすぐ外に出ていました。
愛想のいいキリンさん。
以上中2男子撮影、ダウンサイズしすぎた…
日曜日のお父さん…赤カンガルー。
ガラスが雨に濡れていますが、可愛いワラビーです。
カンガルーとワラビーとワラルー、なんとなくわかるけどきっちりは区別できない。
オーストラリアといえば、有袋類。
コアラ舎に行きます。
コアラの前にフクロギツネとかフクロネズミだったか、色々いてとても面白く、わたしは好きなのですが、みんな夜行性なので暗くて写真は撮れません。
なかなか見られない起きているコアラ!やっぱり可愛い。
これも中2男子撮影。
たいがい左のような状態。
なんか偉そうな笑いカワセミ。
たいがい笑ってくれず、去ろうとすると後ろから「ケタケタケタ」と笑い声(鳴き声ですが)が聞こえてくる、性格の良い鳥さん。
この日は全く笑わなかった。
中2撮影。
多摩動物園の実はスター、四不像。
繁殖期だそうで、雌雄が一緒にいました。
上の写真は立派なツノでわかる通り、男子です。
女子に横目で目線をチラチラ送っているのが、男子っぽい。
右が女子。
こういう距離感。
雨のため、外で遊んでいなかったレッサーパンダ。
わたしはパンダより可愛いと思うし、動作が激カワなのですが、残念。
たいそう立派なゴールデンターキン。
この隣にはシャモア舎があるのですが、病気のため展示はなし。
シャモアの生態に合わせて作られた絶壁の上に、座っているお尻だけ見えました。
以下、ズーネットの記事です。
一昨年、日本カモシカセンターが2006年11月30日に閉鎖されることになり、多摩動物公園では、2006年10月にシャモア3頭(オス2頭、メス1頭)を引き取りました。このたび施設が整備されたため、2008年5月1日からシャモアを公開しています。シャモア舎は、アジア園のターキン舎のとなりです。
シャモアはヤギにも似たウシ科の動物。ヨーロッパの中部や南部、トルコやカフカスの山岳でくらしています。オスにもメスにも角があります。硬いひづめは岩場の生活に適していて、四肢のバネも強く、ジャンプが得意。通常群れで生活しますが、成熟したオスは繁殖期などを除き、単独でくらします。
この3頭のシャモア、親子だそうで、母親父親が死亡し、残った子ども(と言っても立派な成獣)がたった一頭でかわいそうでしたが、日本の他の動物園にはおらず、捕まえて山岳から運ぶのも動物にストレスがかかるからできないでしょうし、ずっと一頭でいました。
わたしは3頭いた時も、1頭になってしまった時も見ていたけど…
この日、お尻を見たのを最後に、翌日死んでしまったそうです。
かわいそうに…
しかし、動物園の在り方、希少種をどう保護するのか、動物のストレスをどう緩和するかなど、ひとりぼっちのシャモアから考えさせられました。
参考までにシャモアの写真。
なんかヤギみたいで、コアラのような人気は出そうもないけど、命の価値は変わりません…
この日は翌日シャモアがいなくなるなんて思いもよらず、なんだか一人でかわいそうね、というくらいでした。
ところで多摩動物公園は多摩丘陵に造られているので、高低差がかなりあります。
一周すると、わたしのような虚弱者にはかなりの運動量。
綺麗な色合いのツクシガモ。
鳥舎に行く頃は、すっかりバテバテだったわたくし、先に入口近くのズーカフェで休んでいました。
鳥好きなのにね…
中2撮影。
ここで中2男子も坂道を歩くのがめんどくさくなり、もう一度登って昆虫館に「ハキリアリの終焉」を見にいく予定でしたが、取りやめ。
やっぱり先に行っとけばよかった…
で、アイスを食べて帰りました。