W杯欧州予選〜アンドラvsサンマリノ〜サンマリノ共和国について
R・ストーンズの"Their Stanic Majesties Request"を聴きながら…
ヘンな曲揃いのアルバムだなあ…
色々ややこしいことの頻発していた時期の作品。
"Jumpin' Jack Flash"が出た時には、当時のストーンズファンはホッとしたものでしょう。
蘇我夫は「ボクはサッカーなんか嫌いだ」と、昨夜から不貞腐れ。
それもそのはず。
アウェイ相模原戦(フクアリで負けている)、特に前半は押しに押していたのに得点できず、
後半徐々にいや〜な感じになっていき、85分にソロモンを抑えてた木村誠二が…人もあろうに東京から京都にレンタル、出番まるでなく、相模原にレンタル後5試合連続先発の、東京U18出身のDF…の、木村誠二にCKからヘッドで決められ、そのまま敗戦。
相模原サポはもちろん、東京サポは喜んだけど、ジェフサポの夫が嬉しいはずはなく、ワタクシも誠二はイケメンだと思うけど、ジェフが理不尽な試合で負けて楽しいはずはなく…
しかし、アンドラ公国だけ詳しく書いて、サンマリノはなしというのはフェアでない?ので、そのサンマリノ共和国。
国旗。
サンマリノについてざっくり調べていると、期せずしてズラタン・イブラヒモビッチの漢っぷりをまた知ることになりました。
それは後にして。
人口は33500人ほど。
うちの市の3分の1くらいかしら。
言葉はイタリア語。
サンマリノはイタリア半島中部の山岳地帯にあるティターノ山に存在します。また、サンマリノは標高700メートルの山頂に城砦を築いたため、それが天然の要塞となって長い間ヨーロッパの戦火から独立を守り抜いてきました。こうした理由から、「山頂の独立国」という異名で呼ばれるようになりました。(RETRIPより)
外務省のHPにある略史では、
4世紀初頭、ローマ皇帝によるキリスト教徒迫害を逃れるため、マリーノという石工がこの地にたてこもり、信徒を集め共同体を作ったのが建国の伝説とされている。中世にも天然の要塞を利用し外敵の侵入を防ぎ、自由と独立を守り続けた。1631年にローマ法王により独立的地位を認められた。1862年にイタリアとの友好善隣条約を結び近代国家としての主権と独立を確立した。
現存する最古の共和国だそう。
さらに観光客をひきつけるのが独自の文化。これだけの長い歴史を持ち、独立を保ってきたサンマリノ共和国です。イタリアに囲まれながらも独自の文化を持つ国に発展しました。
サンマリノ共和国発行の切手、コインなどは希少価値があるので、観光客が買っていくそう。
消費税がないので、イタリアから買い物客も。
観光以外特別な産業はないようですが、石工マリーノによって始まった国だけに、石切の産業が盛んとか。
そして、世界最長の長寿国。
人口が少なすぎるため顔見知りばかりで、裁判の公正性を保つのが難しいので、裁判官はほとんどイタリア人なんだそうです。ほんまかいな?
サンマリノのサッカーについて調べたら、リーグはあるようですが、選手は多くはアマチュアというか、仕事をしながらの選手生活。
コロナ禍もあり、最近はさらに厳しい状況のようです。
そして!
外務省の資料にサンマリノ在住日本人は一人!
と、あったので、公使かな、と思ったら!
違いました。
それは、田島翔さんという、サンマリノ共和国1部リーグ、SSペンナロッサに所属するサッカー選手ではありませんか!!
ふむう…ここにも物語が。
人間至るところ青山あり、ですわねえ。
サンマリノの直近の印象と、素敵な景色の写真もあるので、ご覧あれ↓
サンマリノもアンドラと同じく、それが自然の要害になって長きに亘って国を守ったくらいの山国ですし、人口も少ないので、ナショナルティームは強くありません。
チームの成績は笑いを誘う悲惨さだ。今回2試合連続で引き分けになるまで、同チームは40試合で敗北を重ねていた。試合での失点総数は730点、得点総数はわずか24点だ。唯一勝利した試合は2004年のリヒテンシュタイン戦だった。サポーターたちはサンマリノを熱心に応援しつつも、敗北を当たり前のこととして受け入れるようになった。チームのスローガンは「mai una gioia(喜びは一度もない)」だ。(Forbes Japanの記事引用)
しかし、負けたとはいえ、先日のアンドラ戦の内容は決して下を向くようなものではありませんでした。
彼らのプライドについて、引用した"Forbes Japan"の記事全文を。
弱くてサッカー強豪国にはたびたび大敗するので、同じ土俵で試合するのはどうか?意味あるのか?というような厳しいことを言われることもありますが、それに対し、
揺るぎない意志を持つサンマリノは、負けを重ねても歩みを止めず、サッカー愛を決して失わない。スウェーデンのサッカー選手ズラタン・イブラヒモビッチはサンマリノについて、「謝るな。ここにいるのは、その資格があるからだ」とコメントしたことがある。
ズラタン、ええ男やなあ…