あきる野市横沢入、里山の山野草。

大悲願寺で白萩を堪能して、近くの横沢入に行きます。

これも東京チカーバ・散歩人さんが紹介して下さった場所。

「横沢入?なんのこっちゃ?とりあえず近くらしいから寄ってみよ」

というくらいのものだったのですが、これが、実はとても興味深い場所でした。

場所、といっても隣駅の武蔵五日市からずっと続く里山で、全部歩いたらかなり広範囲。

 

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いわばただの田園風景なのです。

ずっと前はわたしの実家があった調布市もこんな景色だったのでしょう。

うちはそれを破壊した新興住宅地の住人だったわけですが、財産もなく、田舎に家を持たない身としては(遠い親戚が岡山県にいるくらいで、一族みんな東京都と大阪府在住)、新たに住むには東京の田舎の土地を得るしかないのです。

横沢入は、そうしてどんどん失われていった東京都の里山保全する地域なのでした。

 

 

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さっそくキバナアキギリを見つけました。

住宅地では見かけない花です。

 

 

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コスモスが植えられていました。

 

 

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これはヨメナ

 

 

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こういう景色が広がっています。

紫色の筋はツリフネソウが群生しているところ。

 

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見事なツリフネソウの群生。

 

 

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平凡な秋草ですが、赤紫の花が綺麗です。

 

 

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ミゾソバもたくさん咲いていました。

 

 

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ミゾソバとツリフネソウの群生に彼岸花も。

 

 

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実りの秋ですね〜

 

 

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アキノノゲシという花のようです。

 

 

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枯れ草を焼いていました。

 

 

さらに山道を歩いて、武蔵五日市の方まで続くのですが、ここで引き返しました。

なんかちょっと足が止まるような地名が…

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小机って・・・・・・

わかる人にしかわからない理由←で、それにわたしの体力もこの辺で引き返さないと切れそうなので、武蔵増戸駅に戻ります。

この辺はマウンテンバイクとかなんかそんなのも走るようです(すみません、よく知らなくて)。

 

 

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帰りにツルボを見つけました。

 

武蔵増戸駅に着いたらもう午後1時を過ぎていたのですが、駅周辺には飲食店は数軒、その2軒が休み、ひなには稀なピザ屋さんがありましたが、ピザを食べる気分ではなく、拝島に戻りました。

結局わたしは何年ぶり?10年以上ぶりか?という駅蕎麦を食しました。

夫がいうには、立川駅の駅蕎麦の方がうまいそうです。

大悲願時にはベンチもあり、おにぎりを食べている人もいて、それが正解だったかも。

 

ともかく、秋の里山の景色、赤とんぼの群れ、ツリフネソウの群生などを見られて、思いがけずとても楽しい散策になりました。

 

東京チカーバさん、ありがとうございました。