秋の京都探訪〜紅葉の永観堂。
というわけで、元々病気持ちの上に顎骨を骨折するという情けない状態で、予定していた京都旅行を敢行しました。
友人夫婦が「今ホテル代が安いので、京都駅前のホテルに泊まり、奈良へ行ってきた」というのを聞いて、羨ましくなって真似してしまいました。
本当にホテルの宿泊費がどこも安く、駅前の都ホテルもコロナ以前なら考えられない価格。
さっそく予約しましたが、サービスも値段に見合ってややよろしくない。
でも安いから。
京都着。
羅城門の10分の1の復元モデルと京都タワー。
京都タワーはあまり好きでないけど。
南禅寺も哲学の道も何度も行ったことがあるのに、永観堂は初めて。
多分南門だと思う…ヘボな写真だなあ…
総門から入ると、境内にはところどころ色づいた紅葉が。
行った日の翌日6日から寺宝展と夜のライトアップが始ま理、拝観料も1000円(プラス消費税)になるそうですが、この日はまだ600円。
紅葉の盛りには少し早かったけど、十分綺麗でこのコスパは大変結構でした。
永観堂禅林寺は863年弘法大師の高弟真紹僧都が、清和天皇から寺院建立の許可をもらい、禅林寺という名前を賜って、真言密教の寺として始まった。
永観律師の時代(1033〜1111)に禅林寺は大きく発展、境内に施療院を立てるなど恵まれない人々のために奔走、永観律師を慕う人々によって、禅林寺は永観堂と呼ばれるようになった。
修行中の永観を先導し、振り返って「永観、遅し」と言われた阿弥陀仏を本尊として、「みかえり阿弥陀」と呼ばれています。
現在は浄土宗のお寺です。
横からも(振り向いているから横から見ると正面)拝観できる、愛らしく穏やかな表情の阿弥陀さんです。
放生池周りが素晴らしく綺麗。
紅葉に包まれた多宝塔が特に有名なようで、お寺のパンフの表紙にもなっています。
周囲はもっと真っ赤に染まるとか。
でも、この日もとても美しい眺めでした。
いろんな種類の紅葉があります。
深まりゆく秋を堪能してから、ちょっと哲学の道へ。
ここが銀閣寺への出発点。
ここだけ見て、南禅寺へ。
絶景かな〜の三門です。
南禅寺は日本で最も格式の高い禅寺で、周りに塔頭がいくつもあります。
だんだん日が暮れてきました。
一休みに寄ったカフェ。
京町家を改装したお店で、ブルーボトルのコーヒーを。
実はブルーボトルのコーヒー、初めて飲みました。
美味しかった〜
すっかり暗くなった蹴上までの道を、琵琶湖疏水を見ながら散歩した後、予約していた南禅寺の湯豆腐屋さんに入りました。
初めて行った永観堂、とても美しい秋景色に包まれていました。