犬の●は、誰が始末する?

イメージ 1

多摩川沿いの遊歩道にある看板です。
何度読んでも、なんだか落ち着かない気分になります。
立川市教育委員会の先生方、日本語に凝りすぎたのでしょうか?

「犬の糞の後始末は、犬ができません。」って、間違った日本語ではないのですが・・・
その通りですし・・・犬ができれば、世話はないのです。
落ち着かないのは、「は」と「が」の助詞の使い方にありますね。
それに「後始末」ということばも、くどい感じがします。
どうしたら落ち着くでしょうか?
「犬は自分の糞を始末できません」
「犬には自分のした糞を片付ける習慣がありません」
「犬は糞をしたらしっぱなしです」
ヘン!
だいたい、なぜこんな文言を入れなくてはならないのでしょう。
どうして簡単に
「犬の糞の後始末は飼い主が行いましょう」
と、一行ににしなかったのでしょうか?
こう書くと(『こうかくと』と入力したら、まず『降格と』と変換された!ふえ~ん・・・)、
よそのワンちゃんの糞まで、持ち帰る飼い主がいるかもしれないから、という気遣い・・・なわけないか。


犬の糞を放置したまま帰ってしまう不心得な飼い主が多いので、
ムッとした立川市教育委員会が、インパクトのある看板を立てたかったものと思われます。
この看板の趣旨は
「ちょっと、そこの飼い主!あんたんちの犬のした糞、ほっといたらダメでしょ!
あんたの責任でちゃんと持って帰って始末してよ!」ということのようです。
いっそ、この文言でいかが?