開幕戦 FC東京vs横浜Fマリノス

また止せばいいのに長文です・・・どうぞスルーして下され。


トップページにアップしたように、この試合はマリファンの弟と観戦。
体調が悪くてしばらくスタジアムに来られなかった弟、久しぶりの生観戦でした。

マリサポのゴミ袋?トリコロールのコレオ

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マリノスは松田が負傷。
話題の中村俊輔さんはベンチ外。代表戦でも本調子ではありませんでしたね。
東京は、米本の開幕直前の怪我、しかも膝半月板損傷で手術というとても厳しい状況。
梶山、米本という両ボランチがいない・・・・
今季もまた不安いっぱいで開幕。
東京はマリノスとやると、良い試合にならないんだよね~」と弟に言うと、彼は「いや~最近のマリノスは良い試合をしないから、別に東京と当たったときだけじゃないよ」と、自嘲気味。
それで、木村和司監督が「わしがなんとかしちゃるけん」「サッカーは攻撃しないと面白うないけんのう」と、チームを改造中だそうです。
(木村和司監督の言葉は、弟が言ったのをそのまま写しているので、正確な広島弁でないことはお許しを)

不安適中。面白うない試合になった
立ち上がりの5分程は松下のあわやというFKもあり、勢いもありましたが、
東京の勢いを受け止めた後のマリノスは、すぐにペースを握る。
というか、お互いミスが多くてうまくいかない時間が流れていたのですが、
比べればマリノスの方がポゼッションを取り、中盤は完全に支配。
ただ、最後の精度を欠き、また東京のDFには今野がいますからそう好き勝手にはさせないのです。
前半は東京、ほとんどなす術なし
弟は「東京の中盤、ボールが収まらないから苦しいねぇ・・・うひゃうひゃうひゃ」と、嬉しそう
期待の松下もどうしていいかわからないのか?
北斗は今季も期待を裏切ってくれるのか?ささやかな宇宙開発以外に何かしたかなぁ?(9日付記:今日録画で見直したら、それなりに頑張っていました。松下のFKをヘディングは良かった、というのを忘れてました。でも松下、北斗にもうちょっとボールが収まらないと。)
急造ボランチ徳永はズルズル下がってDFラインに吸収され、一時はまるで羽生のワンボランチのようになってしまった。あんなちっこい宇宙人ひとりに広大な中盤をどうしろと?
前線は平山中澤などマリノスDFにしっかり押さえられ、スズタツが頑張って走ってはいましたが、平山との距離は離れていてロングボールはマリノスへ。
セカンドボールもマリノスに拾われ続けましたが、マリノスも35分頃の決定機以外はあまりこわいシュートもなかった。
ただ、山瀬、狩野がボールを持つとすぐに前を向き、他の選手も同時に走り出すところは、なかなかに迫力があり、鋭いパスが何本か繋がったシーンもあり、マリノスとしてはそう悪い内容ではありませんでした。
東京はしょんぼりな内容で後半へ

後半立ち上がり。「シュート打たなきゃ点は入らんからのう」と監督にカツを入れられた?マリノスは立て続けにシュートを打ってきました。
しかし、マリノスが前がかりになった方が、東京にはやりようがある・・・
木村和司監督はHTに狩野選手をしかりつけたそうで、後半15分くらいで交代してしまいました。それも狩野に期待すればこそ、なのでしょうが、東京としては彼の代わりに坂田が入って、助かったのではないでしょうか?

ちょっと無理したのかもしれませんが、梶山投入
相手もやや間延びしたこともあり、梶山が入るといきなりボールが収まり始めました。
ミスもありましたが、本調子でないのかピッチのせいか、梶山のいつものアレかはよくわかりません。それでもマリノスの選手にはイヤだったはず。
終盤カウンターの打ち合いのような様相を呈してきました。
そして、大歓声のうちにナオがIN
ゴール前で2度もツルツルすべるし、シュートしなかったのでもしかしてまだ調子悪いのかしら?と不安になりましたが、最後に本領発揮。

ここで弟が言うには、新生木村マリノスがその特色を見せた・・・らしいです。
以前のマリノスなら、終盤0-0ならアウェーなのだし、もう守りに入ったはず。
ところが、終盤になっても攻撃しなきゃシュートしなきゃの意識が強く、かえって
東京にスペースを与えてしまった・・・らしいです。
そこでこの試合のたった1度の見せ場がアディショナルタイムに生まれる。
攻め込んだマリノスからボールを奪い、長友からロングボールが赤嶺へ。
赤嶺からパスを受けたナオがいつもの胸のすくような鋭いドリブルで突破、DFをいつものようにヒラリとかわし、シュート!かと思ったら、走り込んでいたらしいけど、わたしには「そこにいた」ように見えた平山へ、すばらしいパスを
平山がきっちり決めて、程なく試合終了。


バックスタンドへ挨拶するの忘れませんでした?見逃したってことはないですよね?
仕方なくゴール裏の写真を。

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シャーをするわたしの横にベンチに沈み込んだ弟が。
でも彼は木村マリノスを気に入ったようで、「久しぶりにスタジアム、やっぱり楽しかったよ。今度は小机に行こう」と、そう落ち込んではいませんでした。

調布に出て、しばらくしゃべって、夕食をおごらされたのは言うまでもありません。