初めてなら挨拶しましょう、日本の選手。

挨拶ばかり愛想が良いのもいかがかと思いますが、やはり挨拶は社会において大切な潤滑油です。ブログ開設間もない頃、うっかりと挨拶なしにファンポチしてしまって、後でとても恥ずかしい思いをしました。
こんなヘボブログにもたまさかにごあいさつなしの初コメントを下さる方がいらっしゃいますが、やはりあまり良い気分はしないものです。
 
で、多分南アフリカに行くのは初めてという選手が大部分であろう、日本代表選手です。
今朝の朝日新聞柴田真宏という記者のコラム「小旗の前の日本代表」。
キャンプ地ジョージの空港で日本代表選手たちを歓迎するため、大勢の市民が小旗を振り歌を歌って待ち構えていたそうです。
「ところが、現れた一行は逃げ込むようにバスに乗り込む。笑顔で子供らと手を合わせる選手はいたが、周りに目を向けない選手も多かった。岡田監督もそう。闘莉王は耳にイヤホンを当てたまま。歌や音楽で歓迎しようと待っていた人たちは、あっけにとられ、バスを見送った。」
到着が3時間も遅れて疲れていたのはわかるが、お世話になる地元の人に感謝の意も示せないのか・・・という記事でした。
 
朝日新聞も時々怪しげな記事があるので、うのみにはできないのですが、確かめようもないので、一応これが事実ならということで感じたことを。
 
代表が試合に負けることは恥ではありません。今回の相手なら精一杯やっても負ける可能性が高いでしょう。
しかし、彼らは日本の代表として言動に責任があるはずで、この記事が偏りのない事実ならとても恥ずかしい話です。
試合に勝つことは大事だとしても、おおよそこうした世界大会は、CL等とは違って、国際交流やら相互理解やらも一応開催の主旨であるはずです。サッカーの大会としてはCLの方がずっとレベルも高いし、面白いけど、W杯の意義はそういうところにある・・・のが理想だろうと思います。
 
メンドクサイだろうとは思います・・・が、代表の栄誉が与えられたら、義務だって当然あるでしょ。
それに難しいことは抜きにして、これからお世話になる初めて行った場所で初めて会った人に、挨拶しないなんてどういうしつけを受けたのか?
お世話になるのだという意識がないのだとしたら、思い上がりですな。
こういうことは、まずは監督が率先して見せなきゃ。
あぁ情けなや。
 
で、今韓国・ギリシアを見ています。
韓国やはり強いです。
パク・チソンはさすが。
韓国初の自国開催以外での勝ち点3も目前です。
しかし韓国もここまでくるのに8大会かかっているのです。
日本がまだまだでも仕方ありません。
それより、きちんとしたチーム戦術ときちんとした代表としての態度の方が大事です。