蘇我夫のアルゼンチン×ドイツと日本代表感想

海外にいて、ケーブルテレビどころかTV自体が壊れて、W杯も蚊帳の外の夫。
帰国したときにいくつか試合を見ました・・・日本×カメルーン戦を酷評してまた海外へ。
 
そしてメールが来ました。
久々にドイツが良いチームを作ってきたのでご満悦らしいです。メンドクサイから全文を。
注・文中の「ハニュー」はドイツ代表エジルのことです(^^;)
  曼聯はマンU、曼城はマンCのこと。当地では漢字でこう表記します。
 
会社の人とバーに出かけて、ドイツ-アルゼンチンを今回初めてオンタイムで見てきたよ。
こちらの人は知っての通りスター好きだから、ほとんどがトド+メッシでアルゼンチン応援。
トルコ系と思しき一団と蘇我夫のみがドイツサポでした。
こっちは奥寺のケルン行き以来、また、ベッケンバウアー、レール、オベラート、ブライトナー、リトバルスキーと好きな選手が多かった元西ドイツサポ。もっとも最近はゲルマン魂とか言っちゃって所詮は体力勝負のマンマークサッカーでつまらなかった。ところが、元々好きなレームに加え、ハニュー発見して以来ドイツサポ復活。今のドイツはスピード豊かで、サッカーの一つの本質であるディシプリンの徹底した非常に優れたチーム(代表にしては)だと思う。 そこにあのハニュー絶妙な創造性を加えて実に魅力的です。
試合はアルゼンチンがDFとMFの間にボッカリ大穴が開いていて、そこを埋めるべき
サネッティカンビアッソはいない。 前線もテベスは曼聯から曼城に移って目立ってきた勝手なプレイに終始、メッシが一人で奮闘もこれじゃ弱いとこには通じても今のドイツには無理。こりゃチームじゃないよ。トドは一体何をやりたかったんだろう??? なんでミリート出さないんだ。
一方ドイツはシュバインシュタイガーケディラが忠実に任務をこなし、きちんと中盤に蓋をした上でパス出して、そこにハニューが絶妙のアクセント。
ミュラーもクローゼも役割ハッキリしてて、当然の大勝です。 
心配はポドルスキー、こいつは相当勝手な奴だな。
ドイツ-スペイン楽しみだね。 セスク出てこれるかな。 7日またバー行っちゃおうかな。
 
一方そちらは根拠のない大騒ぎのようですね。
オンタイムで見れてないし、カメルーン戦、パラグアイ戦しか見てない(あとはダイジェストだけ)のであんまり言えないけど、良く守り倒した、という感想しかないです。個々の選手は最後まで良く走り、本当に頑張ってた。 だけどこのサッカーは一体どこに行こうとしてるんだろう。
選手個々も自分を殺した(アベチャン以外)この4試合から何を本当に先に繋げるものを得たのだろうか。
今野や森本はどうしてくれるんだ。 ついついドイツやチリと比べちゃうよ。
まあ、JEFと一緒でこの国のサッカーは勝たないと(昇格しないと)消えてしまうような存在だから、しょうがないとも思うけど、もうちょっとなんとかならないものか。
それから、現実見た戦術変更、なんて誉められてるようだけど、そんなもん、始まる何年も前から解かってたじゃないの。 だったらどうしてこのやり方をずっと突き詰めて仕上げてこなっかたんだろうか。
無策無謀無責任すぎるよ。 それなりに対応できた選手は偉いと思う。
ついついオジジがやってたら、と考えてしまいますな。
 
 
しかし岡田監督が急転回しないでいたらどうだったか・・・
選手の賢さと忍耐力持久力は証明されたと思います
確かに森本は使って欲しかったな。今ちゃんはもちろん。
世間は浮かれていてもすぐに冷めるもの。
協会はきちんと総括して、長期的展望に立ったチーム作りをしてほしいとは思います。