vs札幌。東京サポの皆さん。フジは元気です。

J2第18節。ジェフ×コンサドーレ札幌フクアリ
前日の信じられない(けど予想できた)、東京の悔しすぎるドローに終わった試合のショックも癒えないまま、日曜日はフクアリへ。ここですっきりした試合を見て、ストレスをちょっとは解消するつもりでした。
で、ある意味すっきりした試合ではありましたが・・・つまり、はっきりと負けた。
 
試合は立ち上がりから札幌が気迫のプレッシャーでガンガンきました。
ジェフは自分たちの良いところを出せないまま、押し込まれ、何度もCKを与えることに。
5分に早くもCKから失点。古田君というユース上がりの活きの良い選手のゴール。
主導権は札幌へ。
リードしたことにより落ち着いて守備しつつ、ロングボールでジェフの小柄な中盤の頭を越して、前の動きの良い選手を走らす。
札幌は最後まで走り、プレスも落ちず、ジェフをよく研究したとは思うけど、それ以上に気持ちを感じさせるプレーでした。
それでも前半の半ばくらいからジェフも押し返し始め、終盤までは緊迫感のある良い試合になりました。
 
ところで、札幌には東京サポなら忘れられない選手がいます。
DF藤山竜仁。FWには近藤祐介
 
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近藤祐介はベンチで出場しませんでしたが、フジは先発フル出場。
JリーグNO.1の低身長CB(管理人独自認定)として、札幌の守備の要として、90分戦っていました。
 
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↑ジェフのFWネットとは身長差40㎝くらいありそうでしたが、一度抜かれそうになってファウルで止めて警告もらった以外は、クレバーなポジショニングでネットに良いボールを入れず。
あれ?あたし、どっちを応援?
フジさんとジェフを応援したような(汗)
 
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↑ジェフのFKに注文をつける?藤山。
 
 
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↑これは初出場の伊藤大介くん。ジェフユース上がりの期待の新人です。一時チームに勢いを出したけど、2失点目で全体的に失速・・・
 
 
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青木孝太をおちょくる藤山。(夫コメント。わたしがそう思ったわけではないので、ジェフサポの皆さん、怒らないでね)
 
試合について振り返るのはどうも気が重いのですが、ジェフも決定的な場面がありながら、外したことが響いて、ますますプレーと言うよりは気持ちが焦って前がかりになり、その隙をつかれて終盤にまた古田に決められてしまう・・・
さらにアディショナルタイムにはミリガンが気持ちが折れたか、信じられないミスから3失点目・・・
 
なんとまあ。フクアリで0-3の負け。
ジェフの時間帯もありましたが、全体を見れば札幌がよく走り、球際も強く、動き出しも良かったのだから、負けても仕方ない。
残念なのは、戦術の失敗もさることながら、相手に気圧されてしまったことです。
若い選手が躍動する後ろで、元ミスター東京藤山は、終始落ち着いた守備をしていました。
 
と、まるで札幌の肩をもった記事になってしまいましたが、実際には藤山に視線を送りつつ、ジェフを応援していたのですよ。
でもこの試合、ジェフの苦手な①君津住宅デー②フクアリで札幌戦③再開後の試合、不安3要素を克服できず。
蘇我夫の落胆は言うまでもありません。
 
試合終了後、ドローに終わった東京でさえ一部からブーイングがあったのですから、フクアリのスタジアム中でブーイングの声があがりました。
なんだか不穏な空気に・・・
選手がゴール裏に行くと、ブーイングはさらに高まり、驚いたことにひとりのサポが、ジェフの大応援フラッグをグランド内に投げ捨てたのです。
その旗をGK岡本が拾って返すと、また、今度はさらに勢いをつけて投げ込みました・・・
ブーイングだけでなく、ヤジもあったでしょう、興奮している選手も・・・
とても後味の悪い終わり方でした。
 
フクアリは大好きですし、いろいろ苦難があったことは知っていますが、サポが時々ヒステリックになるのは、あまり共感できません。フクアリに初めて来た人がいたら、どう思ったでしょうか?