巻のこと(昔のこともいろいろ・・・)

蘇我夫の記事です。メールが来たのは今週初めですが、妻が忙しくてアップできませんでした。
東京サポ妻は、忙しい中リガ・デ・キト戦にいったりして、ますます暇がなくなったのさ。
でも、巻のことはどうしても残しておかないとね。
 
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   巻各種ユニ
 
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 充分泣いてから出てきたみたい
 
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  同期浩平からユニ贈呈
 
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お前JEFのためにもうちょっと背伸ばせよ。
 
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ゴル裏サポに挨拶
 
蘇我夫もフットボール好き歴だけは結構長いので、
選手交代なしの時代から見てるけど、そのころの
イングランドのサッカーが原体験(ダイアモンドサッカー!!)
としてある。蹴って、走って、競ってが基本で、CFもCBも
みんな前歯がなくておっそろしい面相してたな。
今では考えられないような凄まじいタックルが日常茶飯事で、
これをひらりひらりとかいくぐるのが、本当にうまい奴。 
でもってアイドルは当然ジョージ・ベストです。
ただし、そういう荒っぽいフットボールだけをするところは
やっぱり勝てないし、それを躱す技術とスピード、センス
と戦略に秀でたところが面白くて勝てるんだよね。
それと荒っぽいが故にフェアプレイの精神とジャッジの
絶対性は徹底してた。 そうじゃないと毎試合怪我人が
出ちゃうからね。 今年のW杯のイングランドにも受け
継がれる素晴らしい伝統だね。(独戦のノーゴール判定の後の
潔さ)
当時の古河は、きちんとタックルし、展開力にも優れてたけど、
足先でない、とにかく良く走るチームだったな。 
結局奥寺が成熟するまで優勝はできなかったけど。
今では選手のアスリートとしての力も上がり、色々な
戦術も進んで、小学生でも当時のイングランドみたいな
ことはしてないよね。
なにが言いたいかと言うと、フットボールを見る楽しみには、
スーパーな個人の技術を堪能すること、チームとしての戦略・戦術を
ぐだぐだ考えること(みんな監督)がもちろんあるんだけど、
やっぱりフェアに厳しく「ファイト」している「自分のチーム」を見ること
がなにより、と思ってるわけだよ。勝ち負けより絶対大事なことです。
巻というファイターは、トラップは拙いし、足元の技術もお世辞にも
うまいとは言えないけれど、一番大事なフットボールの心を体現してた
プレイヤーなんだよね。 JEFのフットボールは阿部を失うことで
チームのコアを失くし、今でも戦力的には立ち直れていない。
はっきりいってその後の主力流出は阿部ほどのダメージではない=
修復可能と考えてる。 ただ、ここで巻を失うことは、阿部とは違った
意味でチームの核を見失わないかと心配している。
巻のファイトからは「人生辛いことが多いけど頑張るしかないじゃん」
というメッセージがストレートに伝わり、勝敗を超えたところで、
フットボールが何故人間に必要か、をも表現していたと思う。
巻という、とりわけサポーターに愛されたプロフットボーラーにとっては、
厳しい戦いが間違いなく待っている。 月並みだけど、頑張れ負けるな、
としか言えない。
巻がいなくなってもJEFも人生も続いていく。
(←おいby妻)や仕事は変えられてもサポするチームは変えられないからねえ。
JEFを応援するしかないんだから、チームが少しで良いから
喜びを与えてくれますように。
 
 
そして、東京サポ妻も。夫(←おい)や仕事は変えられてもチームは代えられない。
FC東京も、するが銀行杯を獲っただけでなく、リーグ戦でも喜ばせてほしい(妻)
しかし、ウチはお○゛カ夫婦ですこと。