恐怖の同点劇~ガナーズ4点差を守りきれず(><)

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"We were too worried on protecting on  our lead"
渋い顔と言うよりは、情けない表情のヴェンゲル監督。
 
去年はFC東京サポとして、サッカーの怖さをじゅうぶん味わわされました。
わかっていても、サッカーはコワイ
今朝もまた、びっくりするほどおっそろしいものを見てしまったのです。
 
まずは、昨夜から。
Jリーグはなくとも海外フットボールはたけなわ。
わたしたち夫婦が応援するアーセナルも、1,2年前までは頼りなかった若い選手が、さすがはヴェンゲル、すばらしく伸びてきて今季は2位につけています。
プレミアリーグも日本時間12時頃のキックオフはちょっと微妙、12時まで起きているのは平気ですが、試合が終わると午前2時・・・日曜も寝坊できないウチとしては辛い。
11時キックオフなら見てしまうのですが。
と言いつつ、アーセナルのアウェーゲーム、キャロルが移籍してしまったニューカッスルが始まりました。
キックオフ直後にいきなりウォルコットのゴールが決まる。ニュー・カッスルの守備がユルイ。
13分だったかセットプレーからジュルのゴール。これもフリーでした。
楽勝ムード漂う。
少し停滞した時間をはさんで、ファン・ペルシの2ゴールが入って、前半30分までに4得点。
その間、ニューカッスルの前の方は頑張るものの、何しろ守備がザル。
わたしども夫婦は、ニューカッスルのあまりのふがいなさに、
「意地見せなさいよ、ニューカッスル。」
「少しは頑張れよ、このままじゃ何点取られるか。もうやりたくないだろうな。放棄試合で9-0で終わった方がマシなんじゃないか?」(このルールが今も適用されるかはしりません)
などと言い、もうこりゃガナーズの勝利間違いなし!
HTにはニューカッスルファンが続々と帰っていく様子が映されていました。
あまちゃんガナーズだから後半失点するにしても悪くても4-1か5-1で終わるだろう。
と、安心してHTには寝てしまいました。
 
 
で、朝。
録画を見ると・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!!!!!!!!!!!
あんまりじゃないの!
4-4ですって?
見ればディアビが後半早々報復行為で一発退場。
それでガナーズはあっけなく崩れていきました。
68分に微妙な判定ながら、相手にPKを与えてしまいます。
それでも4-1です。あわてることはないのに。
気力を取り戻し、すっかり勢いに乗りまくるニューカッスル
もともとニューカッスルのようにガツガツくるタイプには弱いガナーズ、もうタジタジで周章狼狽するばかり・・・に見えました。
どうしようどうしよう、どうすんの?どうすんの?あれ、パスもつながんないよ、どうしてどうして取られるの?あれあれ?あんなに走られてるよ、あれ?どうしてこうなるの。どうすんのオレ?」
というような感じ。
こういう時、リーダーシップを取れる選手が、ガナーズにはいない。
こういう時、あと少しを頑張れる選手が、ガナーズにはいない。
みんなすごく巧くて、調子が良いとステキなサッカーができるのに、いきなり調子を狂わせて、そうなるとパスがちょっとずつずれていく・・・かっさらわれてすぐにピンチ。
前半からひとり気を吐いていたベストがついにゴールを入れる。頑張る選手にご褒美があるという典型でしょうか?
ますます浮き足立ち、またPK。
それでも4-3。
ここで頑張らなくてどうする!
でも終了間際にセットプレーから失点・・・
 
ガナーズ痛恨の同点
今季これでニューカッスには勝てなかったことになります。
帰っちゃったニューカッスルファン、やっぱり最後まで諦めない方が良いようですよ。
 
しかも1位のマンUは、なんと最下位ウルブスに不覚をとっていたのです。
勝ち点差を詰める絶好機を・・・
まったくお付き合いの良いアーセナル
 
ガナーズのメンタル面での欠点がハッキリ出てしまった試合でした。
巧くなくてもあと少しを頑張れる選手・・・日本で言えばわたしはすぐ巻誠一郎を思い出しますが・・・もう日本にはいないのか・・・が、ガナーズにはいないようです。
この試合をう~んと反省して、活かして欲しいものです。
 
それにしても、上手さと得点力には差があるにしろ、こういう試合昨季の某首都圏チームでもずいぶん見たものだと思うのですが・・・
 
(追記)
アップしてからタイトルが「逆転」ではなく「同点」だったと気がつきました。
もう逆転されたような気分だったので・・・(汗)
というわけで、タイトル訂正いたしました。