チャリティマッチ 松本山雅×東京@アルウィン

寒いよ、また風邪引くよ、まったくもう酔狂だね、と家人のブーイングをうけながら、「チャリティだよ、行くことに意義があるんだからね!」と言い返して、行ってきました。
久々の松本、山雅のホームスタジアムアルウィン
いつも不思議に思うのですが、アルウィンというスタジアムはどうしてあんなに不便なのでしょう?どうしてシャトルバスはあんなに何度も曲がるのでしょう?まっすぐ行く道はないの?
特に行きは飛行場の周りを一周したみたいなのですが、なぜ?
 
そしてたどり着いたアルウィン
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こちらはスタジアムの裏というのかしら?
中学か高校生かサッカーの試合をしていました。
周囲は山に囲まれ、雪を頂いた高山も見えます。
例によって地理さっぱりなので、きっと何とかアルプスなんだろうな~と思う・・・
あらためて、ここは東京より相当寒い地方なのだと知る地理オンチ。
でもこの日はバクスタに暖かい春の日差しが注がれて、それほど寒い思いはしませんでした。
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例によってスタグルテントに群がる多くの東京サポ。
欲しかった"Team As One"のTシャツは売り切れ、サボテンの「FC東京勝つサンド」も売り切れ。
わたしは地元パン屋さん?が出していたブルーベリー入りシフォンケーキをHTに食べました。
 
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アップするヤザー
この日もこのヒトは・・・ジェフじゃ昨季の緑戦みたいなきれいなゴール決めるイメージがあったんだけど・・・
 
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半旗の翻る東京のゴール裏。
東京サポはまったり観戦。拍手とまばらなコールのみ。
 
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松本山雅サポ。
スタジアムのボランティアの方々もサポもとても温かく迎えて下さって、感謝です。
今ちゃんに温かい拍手、ありがとうございました。
キックオフ前にスタジアムみんなで"YNWA"を合唱
この写真は、その後自分たちのアンセムを歌う山雅サポ。
「指す」と見えるのは、「雷鳥は頂を目指す」という断幕の一部です。
山雅サポは実戦そのものの熱い応援をしていました・・・すみませぬ、こっちはのんびりで
 
そんなサポのムードが反映したとは思いませんが・・・
東京は入り方があまりよくなくて、球際も弱いし、ポゼッションはとってもなかなか有効な攻撃はできませんでした。ピッチが悪かったこともあるでしょうが、そんなこと言ってたらJ2でどう?
山雅はしっかりした良いチームだと分かりました。
結果は4-0で東京の勝ちでしたが、点差ほど内容に差はありません。
下はキックオフのあいさつ。みんな"Team As One”のTシャツを着ています。
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で、ここでも「マツ・マツ・マツ」・・・
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松田直樹選手です。
彼が攻撃参加してきたときは、迫力があってこわかった・・・
おなじみの選手と言えば、木島良輔選手とか、そして控えGKに石川扶選手・・・ナオの弟!
髪型や雰囲気がそっくりでした。(この世で一番こわいものは「長兄」らしいですな)
 
前半得点出来ないか?と思ったら、上里のすばらしいミドルが決まりました。
わたくし、サポの多くに評判の悪いポゼッションサッカーが好きです。JFLのチーム相手なら、引かれてもパスを繋いで相手を崩して得点して欲しい。東京の攻撃には精度も工夫ももうちょっと・・・。が、そういう攻撃をしかけつつ、速攻もあると効果的だろうと思うので、上里の移籍初ゴールは期待がふくらむものでした。
 
後半の立ち上がりに2回山雅GKのファインセーブで得点機を逃すと、元気になった山雅に攻め込まれまくり、危ない危ない。GKのセーブが流れを変えるお手本のようでした。
山雅が東京のゴールに最も肉薄したのは、後半も半ばを過ぎたあたりでしょうか、ポストを叩いたシュートがありました。
追いつかれてもおかしくない展開。東京の選手は疲れていたのかな~
しかし、思いがけない2点目が入りました。
GKとDFの連携ミスをついてヤザーがボールを奪い、ゴールに流し込み。
とても残念なミスでしたが、これをきちんと決められたのは良かったと思います。万が一にもシュートを失敗したら、プロの試合としてお粗末な印象が残ってしまいますから。
 
終盤はカウンターの打ち合いのようになって、鈴木達也はそう言うときには活きるようです。
本人も言っていたように、前半の絶好機を決めていればもっと良かったのですが。
 
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試合後、野選手と山雅の渡辺匠選手福島県出身)が被災地へ向けての思いを語り、それぞれスタジアムを一周してサポにあいさつしました。
渡辺選手の話にも胸が痛みました。
 
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今ちゃん、お疲れ様。
(大竹君は本当に疲れていたようです)
まだまだ大変な状況が続きます。
でもこうして生きている者にとっては、オシムさんの言うように、人生もサッカーも続く。
被災地に思いを馳せながら、出来ることをしましょう。
 
そういうわけで、節電のためPCを切ります。