第11節 東京×富山「はにゅ~の涙に免じて」

4日緑戦の夜からジンマシンが出て、カユイカユイ(泣)
5日には顔にまで広がって、カユイコワイキモイ(泣)
何も悪い物は食べていないと思うけど・・・やっぱり緑アレルギーとしか・・・
しかしそんなことでめげていられるものじゃありません。
さいわい土曜日には顔のブツブツは引いたので、行きました、
バクスタでジリジリ焼かれて見ましたよ、カターレ富山戦@味スタ。
 
写真は一緒に行った夫が撮って送ってくれるはずですが、まだ来ないので記事だけ先に。
今季わたしはこのユニを毎回着ることにしました。
 
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やっと勝ちました。
1-0
夫はシーズン前「東京はジェフ戦以外、全勝してね。1-0で。と、身勝手な希望を出していましたが、全勝は早くもアウトですが、勝ち試合はどちらも1-0です。
嬉しくもないけど。
 
疲れたのでなんだか記憶がもうあいまい・・・
昨季フクアリで見た富山は、守備は堅固だし、特にアウェイで千葉相手では引き分けでもOKな試合運びでした。今節も堅守ですが、隙あらば勝ちこそうと鋭いカウンター、パスもつなぐところは素早くつないでいました。
ジェフにいた頃の苔口は、あまり期待にはこたえてくれませんでしたが、富山の苔口と黒部は良いコンビです。
夫は「苔口は足早いから気をつけた方が良いよ。あと江添ね、こいつヤナやつだからね」と、情報提供。
試合を通して富山の印象は、やっぱり真摯に頑張る。
 
勝ったのだから文句言うのもナンですが・・・
東京は、特に前半は暑さ対策?
前が動かないから、パスを出せず、無意味に回す・・・取られてカウンターでヒヤヒヤ。
早く繋がればもっと好機になるのに、パスを出すのが遅いから、富山はしっかり守備できる。
しかし、富山には気の毒なことにベンチにもともと5人しかいなかったのに、前半だけで2人DFがケガで交代。
交代して入った谷田選手がまたケガで交代。
後半にもケガで、なんと交代枠をすべてケガで使う不運でした。
それでもハードワークで頑張る富山、決定機の数はそう変わらない印象でした。
 
 
福島主審はわりと流すタイプのようで、あまりファールを取りませんでした。
良いジャッジだろうと思いますが、タッチに逃れることが多いので面白い試合とはなかなかいきません。
 
前半梶山のおしいシュートなどありましたが、またもや0-0でハーフタイム。
ああなんだか気が重い。
体がカユイ。
 
羽生が出れば、ヤザーが出れば変わるかもと思いつつ後半へ。
当然ながら監督もそうしたわけで、あまり良いと思えなかった北斗(警告ももらったし)に代えて、ヤザー投入。好機を作り、すぐに戻って相手カウンターのシュートを防ぐ。
夫が「なんだよ、ヤザは。こんな守備ジェフじゃしなかったよ」と軽いブーイング。
そして、初スタメンの上里に代えて羽生
上里は良かったと思います。手詰まり感が充満していた前半、彼の武器であるミドルでゴールを狙ったこと。動きの少ない中で躊躇して相手にボールを奪われるシーンはありましたが、本職ボランチで一応の安定感があったこと。
谷澤・羽生が入ったことと、相手が疲れた?ことで、東京にようやく動きらしい動きが出て来ました。
それでもジェフ時代からシュートが入らないことで定評のある羽生のゴールには期待していなかったのですが(ヤザーが入れると思っていた)、そう!はにゅ~でした。
後半ほとんど攻めていたので、富山はタッチに逃れることが多く、ゴールもスローインから。
ヤザー→羽生の元黄色コンビでこの二人ジェフでは一緒にプレーしてないけど)ゴール!
羽生の動き、入り方は見事でした。
一昨年の緑戦のゴールとか、あまり決めてきくれないけど、たまにとても印象的なゴールを決める。
さらに、これから長く忘れられないことが起きたのは、試合後でした。
 
ヒーローインタビューで、あのカワイイ宇宙人顔30歳が、泣いたのでした。
なかなかスタメンで使ってもらえない、クラブに監督に評価されない、前節緑戦では期待にこたえられなかった、試合に勝てない・・・
悔しさのエネルギーをたっぷり溜め込んでのゴールだったのですね。
後で「2試合勝っただけで泣いて恥ずかしい」ともコメントしていましたが、いいえ、むっくんの言うように「カッコよかった」。むっくん、はにゅ~の気持ち、本当に見習ってね。
たかが2勝目でなんだ、というムキもあるでしょう。
それに手負いの相手を攻めあぐんで、1得点か?と言いたいムキもあるでしょう。
でもわたしは、はにゅ~の涙に免じて、とりあえず今までの試合は許しましょう。
 
夫は甲斐の国に帰る「あずさ」の時間が迫っていたので、先にスタンドを出て、コンコースにあるTVの羽生を見ながら「なおたけ~!!!」とジェフ時代の呼び方で叫んだそうです。
 
 
富山戦で今更ながらわかったことがあります。
J2では、「良い試合」をさせてもらえないのだろうと。
気に入らないけど大熊さんのしれっとした言い方は、そういう覚悟の上かな???
昨季の柏のように強ければ相手を圧倒した試合ができるでしょうが、東京程度にひよわなチームだと、良い試合をしながら勝つなんて、させてもらえないのです。
昨季は勝敗を別にすれば「良い試合」がそれなりにありました。
ホームで引き分けた鹿島戦など・・・あるいは前半だけならすばらしかった試合も。
 
 
今季は今節のようなゲームの山を眺めることになるのかもしれません。
それも勝ったから納得するのですが。この内容で、もし引き分けたらまして負けたら悔しすぎる。
昨季のジェフを見てわかったのですが、富山のようなチームはシーズン終わりには強くなっていることが多いのです。
安間監督の言うようにアウェイで一泡ふかせられないために、東京ももっと確実に強くならなくては。
 
帰ってすぐにジェフのアウェイガイナーレ戦後半を見て、こっもアディショナルタイムにCKでオーロイにDFがひっぱられ、フリーの米倉のヘディングが決まって苦労して勝ち点3ゲット。
ここで決めるジェフのヨネちゃん、エライ。
その直前に絶好機を逃した鳥取には気の毒な幕切れでした←ちっちゃい字。
 
そういうわけで、久々ので勝ち点6です