富山旅行② 富山旅行の目的は廻船問屋!
でもなぜかワタクシどもの旅は、少なくとも90分は拘束されるのです。そのため時間がなくて、行ける所が限られる、非常に効率のよろしくない旅なのです。
28日の昼頃着いて、若干名の青赤い服を着た方々と富山城(址)を見て、翌日は廻船問屋森家を訪ねることに。
実はワタクシ、廻船問屋に興味があって・・・宮崎でも行きました。ここ↓
それまでは「水戸黄門」にキンキラの羽織を着て出てくる強欲な金持ち・・・というワンパターンなイメージだったのですが。
廻船問屋(回船問屋)の活発な活動により日本は、教科書のイメージよりずっと物流が盛んだったこと、多くの富を蓄えながら、江戸幕府により廻船問屋も「水呑み百姓」という身分に分類されていたこと、水呑み百姓とは、自分の土地を持たない民を称することばで、貧乏とは限らないなど、非常に目を開かれることが網野の著書には書かれていました。
で、富山の廻船問屋に行くには、JR富山駅からライトレールに乗って岩瀬というところへ行きます。岩瀬には廻船問屋が軒を連ねていたそうです。
宮崎の美々津と違う所は、今もそのお宅に子孫が住まわれて、ご商売なさっているところ。
美々津はもっと寂れて哀愁が漂っていました。
富山の都電、ライトレール。青赤緑紫黄とあるはずがこの日は黄は修理中。とほほ。
(夫のコメント。どんだけ黄色に執着?BABEにお土産は黄色のライトレールのチョロQ)
お船と商いで大儲けした森さんのお宅。
北海道へ米を運び、昆布ニシンなどを積んで帰り、それを売りさばく。
大阪方面にも行って瀬戸内海や関西の物資を運んだそうです。
森家の来客用おトイレ。
実際に使ってOK.
森家のご立派な金庫。
飾り金具に菊のご紋章が入った扉。「ここを撫でればパワーがもらえます」と案内のオバサマに言われましたが・・・試合前に行ってナデナデすればよかったか・・・
入り口からすぐにある座敷。母屋のオイというらしい。
左の袢纏姿の人が案内のオバサマです。とても名調子の説明でした。この方も森さんなのだと思います。ちなみに、岩瀬の廻船問屋で森家はナンバー3だそうで、ナンバー1のお宅は全国の長者番付上位にランクインしていました。
囲炉裏を囲んで向こう側に主が座って・・・など説明されているところ。聞いている方々の中に青赤サポ数人。
上を見上げると・・・
見事な吹き抜けの梁。
明かり取りから光が射しています。
オバサマの説明は尽きることなく続くので、失礼ながら挨拶もそこそこに出ました。
すると向かいに
「三角どらやき}!!!
店構えも趣があります。
が、定休日・・・
がっかりするもお土産物屋で発見。