東京JAZZ2011

最近ヤケ○ソ気味のワタクシども夫婦、人生いつ終わるかわかんないもんね、遊べるときに遊んじゃうもんね~と、9月2日は東京国際フォーラム"TOKYO JAZZ FESTIVAL 2011"へ。
夫は中学からビートルズ、高校時代からはジャズも聴いていたのですが、わたしはナマイキな少女だった頃からローリング・ストーンズ育ち。
もともと夫ほど音楽好きではなく、彼ほどいろんなジャンルを聴いてはいないのですが、関心がなかったわけではなく、特にデッカイ音のジャズ(←おおざっぱ)は、好きです。
ってくらい無知ですから、JAZZファンの方、この記事お読みになっても怒ったりしちゃイヤですわよ。
 
もう秋だし(意味不明)ジャズもいいね~と、大昔のジャズ娘みたいに黒っぽいスタイルで出かけました。
 
 
2日が初日。
出演は
菊池成孔DCPRG
*JAZZ FOR JAPAN  LIVE  アル・ジャロウスペシャルゲスト)、クラレンス・マクドナルド、デヴィッド・T・ウォーカー、デル・アトキンス、ヒューバート・ロウズ、エンドゥグ・チャンスラー、トム・スコット
 
最後のJAZZ FOR JAPAN で会場は一番盛り上りました。東日本大震災救援のため組まれたセッションです。大変失礼ながら、アル・ジャロウが健在とはちょっと驚きました。
手練れのおじじさまたちの安心して聴ける音楽でした。
わたしの隣に座ったいかにも会社帰りの男性は、このバンドがお目当てだったらしく、菊池成孔のバンドでは明らかにつまらなそうでした。会場にそういう人が多かったようです。
 
ラウル・ミドンって初めて聴きましたが、びっくりするほど達者な人でした。
片手でギター鳴らし、片手でパーカッションたたいたのには驚きました。
世の中には器用な人がいるものです。
 
わたしはといえば、圧倒的に菊池成孔DCPRGが好きです。
 
イメージ 1
 
音がデカイし(←お○゛カ)。
とっても悪い言葉がプリントされたTシャツ(当然ドクロ)にぴったりしたアニマル柄のパンツにブーツ、ストレートのロン毛、どこから見ても申し分ないギタリストのお兄さん。
ゲストのパーカッショニスト(名前忘れた)とドラム2台。これでもかと叩きまくる。
ホーンセクションもこれでもかと吹きまくる。
トランペッター(名前初めから知らない)は吹かないと、ちょっと汚れたオーランド・ブルームみたいだけどひとたび吹くと片頬だけ、愛媛の一平くんみたいになる~
と、これではどんな音かさっぱりわかりませんね。
それでもとても緊張感のあるおもしろくてワクワクする演奏でした。
2曲目はプログレな感じで特に好きです。
 
会場の反応は「なんじゃこれ?」っぽい雰囲気もありましたが、それはJAZZ FOR JAPNAN目当てに来た方々には馴染みにくい音でしたでしょう。
でもわたしはもともとなんの予備知識もないので、どれも楽しめたけど、特に真っ白な毛皮の帽子を被って登場した、菊池成孔さんのバンドをおもしろく聴いたのでした。