第27節 東京×京都 ルーコン!むっくん!!

ジェフサポ夫から「リベンジしてよ。ふつーにやれば勝てる相手だからね」と言われ、
アチラはフクアリへ、わたしは味スタへ。
西京極でジェフにタナボタ式に勝った京都と、この試合の京都はちょっと違っていました。
 
終わってみれば6-1
たまに爆発する東京らしい試合と言えなくもありません。
が、前半25分くらいまでは、京都がすっかり掌握したゲーム。
 
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土曜日なんだし、あたしゃジェフ戦だったけど土砂降りの西京極まで行ったんだし、もうちょっと来て下さってもよろしいのではないの?入場者15000人・・・ちょっと少ない。
 
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KO前のアップで髪を整えるむっくん。
この姿から、後で大活躍するとは想像できませんでした・・・(ごめんね、むっくん)
 
若くて元気な京都の攻撃陣がガンガンくるのを、やっと受け止める東京・・・
中盤の厚い京都は楽しげにパスが繋がり、東京は攻撃の形にならず。
そうこうするうちにヤザがボールを奪われ、パス一本で宮吉くんに渡り、きれいなシュートを打たれて失点。ヤザが悪いというより、誰もフォローに来ないのがいかがなものか。
宮吉くんのゴールをジェフ戦に続いて見る羽目に。DFまったく間に合わず。
なんだかデジャ・ヴ感が・・・いや、ジェフ戦の京都より出来が良い
ちゃんと有効なシュートまで行けていました。
生き生きした京都のティーンエイジャーたちを見ながら「何しろ逆転勝利ゼロだからな」と悲観的になる内容でした。
 
ところが、この試合が今まで先行された試合と違ってたのは、まずはルーカスの技術と責任感と、そして左SBとして初先発の椋原の思い切り(開き直り?)でした。
京都の勢いが90分続くとは思いませんでしたが、前半30分までしか続かないとも思わなかったのですが、このあたり潮を見られるベテランの羽生などがいることは、心強いものです。
さらにこのところゴールはないけど、ソウタンが運動量も豊富で、気の利いた働きをしています。
そして31分のルーコン
この数試合往年の彼を思い出しては「やっぱりな~一度は引退したんだから」と寂しい気持ちに
なったりもしました。でも、ルーコンはルーコンでした。
ゴール前の技術と彼の責任感が押し込んだ同点ゴールに見えました。
 
その5分後。
珍しく東京のカウンターがいうまくいきました
ソウタンからサイドをひた走るむっくんへ。
そうだそうだ、ティーンエイジャーに負けてなるものか。
DFかわしてゴール前はGKだけ、思い切り振り抜いてゴール!
あれまあ。やってみるものね、むっくん。喜びかたもかわいかった~
京都の選手が落胆したのがはっきり見えました。
前半のうちに逆転したのは大きかったと思います。
 
後半になってもむっくんは走力を活かして京都DFを揺さぶり続け、その後放ったシュートは思い切り外れていましたが、相手を疲れさすことには成功しました。
 
ワタクシむっくんを信じていましたよ・・・というのはウソで、「この子もうこれまでなのかしら?でも若いのだから何かのきっかけで伸びる可能性はあるはず」と半信半疑だったのです。
この試合だけでどうとは言えませんが、是非ともこれをきっかけに飛躍してほしいと願います。
 
結果的にはこの試合は前半で終わっていても同じようなものでした。
後半いきなりCKからモリゲのヘッドでゴール。
どフリーでしたね。でも彼はヘディング上手です。
これで気持ちをリセットしてきた京都の選手の出鼻をくじく。
モリゲはその後ルーカスの2点目につながるパスも送りました。
このあたりになると、京都の守備は機能しなくなっていました。
とはいえ、ルーカスらしい見事なゴールでした。
 
最後にビックリはルーコンFKからの得点でハットトリック
わたしは彼の来日初ゴールがFKからだったなんて覚えていません。
キッカーがいないから前日に練習したって・・・やっぱりすごい。
アディショナルタイムにはナオからフリーで走り込んでいた坂田への友情のアシストで、6点目
後2試合くらいに分けてとっておきたいような大量得点でした。
 
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カメラの操作ミスで真っ暗。
 
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シャーの後手を振るルーカスと、G裏に向かうむっくん。
 
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喜びのあまり激しく手ぶれしたオバサポのワタクシ。
むっくんのシャー。バクスタ2階からだとこんなに遠い。
 
まあ課題はそれでもいろいろあります。
でも6回もワッショイできるのは嬉しいし、今季ゼロだった逆転勝ちも嬉しいです。
ルーカスのハットトリックとむっくんの思い切りに免じて、今節はゴタゴタ言うまい。
ただ、羽生や塩田も試合後のコメントで言っていたように、京都は1点取ったらどん引きして守り倒すサッカーはしていません。
羽生の言うとおり「共感できるサッカー」、塩田の言うとおり「ちゃんとサッカーする」京都だから逆転できたと言えるでしょう。
富山で負けた、栃木に負けと引き分け、その課題は持ち越しです。
 
わたしは繋いで繋いで崩す形を捨ててほしくはありません。
でもその中で、むっくんが活性化したようなサイドからの早い攻撃もあると効果的だろうと思います。
さて、先発をいじるのが大嫌いらしい大熊監督、次節のSBはどうするでしょうか?
わたしはもともと北斗のSBもあまり良いとは思っていないのですが。
 
帰路でジェフが鳥栖に追いつかれてドローだったと知りました。
フクアリから帰宅した夫が無口だったことは言うまでもありません。
おかげであんまり喜べない・・