天皇杯第2回戦 ジェフ×デッツォーラ島根 現実的な勝利
蘇我夫は週末から海外出張中。
わたしは8日の東京×FC KAGOSHIMAの試合を見て、今日はジェフが勝って当然だし、野暮用もあるから結果だけダイジェストで見るつもりでした。
が、用事がキャンセルになり・・・朝から良い天気。
本当は家事でやらなきゃいけないことはある・・・でも良い天気。今日は体育の日。
・・・・・・・・・・・サマナラのカレーが食べたい。
洗濯と掃除を済ませて、大急ぎで蘇我へと向かいました。
でも2時間以上かかります。カレー買ってキックオフに間に合うためには、蘇我駅から小走り。
良いお天気だったけど、特に前半は某製鉄から煙が漂ってきて、モヤがかかったよう。
そのせいか、試合もモヤモヤ・・・
デッツォーラ島根「神々の国から新たなる伝説を」これもカッコイイですな。
今日はホーム自由席、コーナー上に席を取りました。
G裏サポ席はこんなふうに見えます。
試合開始。
前半15分ほどは、カレー食べるのに忙しくてあまりきちんと見てません・・・様子見のような感じで入って、先に島根がペースを握りました。と、思います。
カレーを食べ終わって、試合に集中。ジェフはどうもいけません。ちぐはぐだし、ボールのつながらないこと・・・
島根の選手はきっと「やれる」感触を持ったでしょう、11番14番のFWが運動量もあり、果敢に攻めてきます。島根はきちんとパスをつなごうとするし、前半はプレスもきいて、SBも勇気をもって上がってくるし、正直あっちの応援したくなった・・・
戦前のワタクシの予想「オロナチオ」(東京×FC鹿児島の記事、どぐらさんのコメント参照^^;)を裏切り、自陣に引きこもるサッカーはしてきませんでした。
シュート数はともかく、決定機は島根に多かった。ただやはり最後の精度を欠いて得点はならず。大久保君がやっとセーブする場面も。
ちょっと情けない前半終了。
でもトーナメントなのだから1-0で勝てばいいのです。どこぞのチームみたいに8点も7点も、そして4点獲っても次負けたら終わり。どこかで久保君あたりの頭で押し込めばそれでOK。
しかし、島根のCBはわりと大柄で久保君とも競れていました。
後半開始前の島根の選手たち。4番5番大きい感じでしょう。終盤5番の選手がたぶん足が攣って交代。
後半なんとかせにゃあーた、困るよ。と多くのサポが思ったであろうジェフ、さすがに立て直しました。
島根がファウルで止めるシーン、CKに逃れるシーンが増えました。
入らなかったけど、伊藤大介選手のFK・・・だと思います。ちっちゃい写真では東京の選手ほどわかんない。カメラ構えると、実際には見えてないし←不器用。
60分くらいだったでしょうか、島根この試合最後のチャンスを逃すと、あとはジェフがペースを握り、厚い攻撃をしかけて67分の藤本くんのゴール。おめでとう!
島根に気の毒だったのは、その前に11FW空山選手が大久保君と交錯したか、痛んでピッチをアウト。こういうときは気をつけなくてはいけないはずですが、それまでよくがんばっていたのに集中を欠いてしまいました。あれ?わたし島根寄り?そういうつもりはありませんが、島根のサッカーが気に入ったことは認めます。
ビックリしたのは、ドワイト監督がたいした現実主義者であること。
大熊監督とは真反対の選手起用でした。大熊さんはいつものベストメンバーを起用。出場機会の与えられない選手たちのモチベーション低下、常に出場する選手の疲労と怪我が心配です。
ドワイト監督はベンチに入れた選手も控え組がほとんど、佐藤勇人が劣勢になったら出てくる予定だったのか・・・。
これで負けたらえらいことですが・・・最近のジェフお得意の1-0で勝ったのだから、極めて現実的な勝利と言えるでしょう。80分を過ぎたら、ジェフは無理していないようでした。
このジェフのかわいくなさは、粘り強いイヤな相手になると思います。
対する島根の選手たちはやれそうな相手のゴールを割ることができず、とても悔しそうでした。
土曜日のFC KAGOSHIMAよりも、自分たちのサッカーをしてJリーグのチームに迫ってきました。
ほっとした表情のジェフの選手たち。
ここでフクアリを後にしました。
試合終了後、FC KAGOSHIMAの選手が見せたような麗しい光景はなかったようです。おそらくそれには島根の選手は悔しすぎたでしょう。でも、この1点がもうちょっとのようで、ものすごく遠いものであることは、ジェフの選手も東京の選手も何度も味わってきて、そこが彼らとの差なのだろうと思います。
東京駅の京葉線から中央線、遠いのです。また走ることに。走らないと中央特快に乗れないから。
ぎりぎり「かいじ」出発前に立川着。
妻「おたく、ほんとうに現実主義だね」
夫「うちは1-0で勝てばいいのさ」
という会話のみを交わして、荷物を受け取り、蘇我夫は甲斐の国へ帰りました。
訂正(10月11日8:03)
本文中に誤りが2カ所ありましたので、削除、訂正いたしました。
ご指摘下さった湾岸さん、ありがとうございました。
どぐらさんにもお詫び申し上げます、ごめんなさい。
もうないと良いのですが?どうでしょうか・・・(心配)