第6節(!)東京アウェイ横浜FC戦 寒くて熱い

どうも。暑くても寒くてもブツブツ言うヘタレオバサポです。
日曜日のゲームは暑くて熱中症になるかと思ったのに、昨日の三ツ沢のナイトゲームは、寒いのなんの。厚着していったのに予想以上の寒さで、ちゃ~んと風邪引いてしまいました。
久しぶりのニッパツ三ツ沢です。去年何かで行ったかしら?まったく覚えてない・・・
記憶に鮮明なのは、鈴木ノリオのゴールがドスンと決まった試合だからずいぶん前になります。
 
さて、スタンドは青赤サポでいっぱい。
G裏を比べればホームの横浜FCサポより多かったでしょう。
試合前のどこかの社長のお言葉なぞ無視して、「お~れのトウキョウ!」とチャントで盛り上がるしょうがない人たち。
 
 
 
イメージ 1
電光掲示板に映し出された横浜CPカズ。彼だけは紹介の時も交代でピッチを後にする時も、両方のサポから拍手されます。
 
イメージ 4
KO前のあいさつ。
 
イメージ 5
モリゲのFK。
 
イメージ 6
徳永のスローイン。最近ジェフのミルジー筆頭にロングスローをする選手が増えてきたようですが、徳永もロング(気味)スローがありました。
 
イメージ 7
後半69分羽生OUT,セザーIN.
羽生は交代でピッチを出るとすぐユニを脱ぐのが、ジェフ時代(もっと前から?)からの癖。
いつもひたすら無駄走り、ありがとう。
バーをたたいたシュートが入っていれば、もう少し楽な試合になったけど。
 
イメージ 8
むっくんのスローインからの攻撃。
 
 
試合は1-0で東京の勝利。7連勝だそうで。
帰りのバス停に向かいながら、3人連れのサラリーマンらしきスーツ姿に東京のマフラーを巻いた一行の一人が「ああ、良い試合だった」と静かな声で言っていました。
90分間ゴールを割れなかったのですが、わたしも良い試合だったと思いました。
当たり前ですが、良い試合になるには相手も良くなくてはいけないので、この試合の横浜FCは国立で当たった時とは相当違う手強い相手になっていて、緊迫して充実した90分を作りました。
横浜はシュートを4本しか打っていないので、負ける相手とは思いませんでしたが、一度は決定的なシーンもあり、そこで失点していたらゴールにフタをされたような守備で逃げ切られたかもしれません。大熊監督もコメントしたようにそういう試合をいくつか落としているのですし。
7試合勝っていない横浜にすれば、勝ち点1でも収穫だったのでしょう。東京も、引き分けでも悪くはありませんが、次が2位鳥栖戦ですし、早いとこ決めたい気持ちは誰にもあるはず。
それでかどうか、どちらもまあスコアレスドローでOKね、という雰囲気よりも最後まで勝とうとしてるように見えました。
結局横浜が徹底した東京対策の守備をして、19本の東京のシュートはほとんどが枠外がGK正面。おそらく相手GK関選手がファインセーブで阻止したものはなかったと思います。
厳しいプレスの中でもさらに正確なパス、精度の高いシュートを打てるようになることも課題ではありますが、入らないときは入らないものではあります・・・・
攻撃も労を惜しまず走っていましたが、東京の選手が焦っている様子はあまり見えませんでした。この落ち着きが最近の東京の成長した部分かと思います。
ルーカスを潰しにくるは想定内でしょうし、フォーメーションを変更してくることにも慣れたのかもしれません。
 
反対側だったのでよく見えませんでしたが、横浜ベンチの目の前でヤザが相手選手と接触、おおげさに相手が倒れたので、岸野監督やらコーチ?やらがなんだか猛抗議。
主審は見ていなかったようですが、副審に確認したのか、ヤザに警告。横浜ベンチの抗議を聞き入れたみたいに見えましたが?
横浜の選手もベンチもこの試合にかける強い気持ちが現れていました。おかげで東京もソウタン、むっくんにイエローカード
 
 
後半も横浜の想定したペースだったのでしょう。
攻守が激しく入れ替わる展開の中で、横浜に決定機があったのですが、そこを凌ぐと東京がポゼッションをとりながら攻撃する回数が増えました。
少しずつ横浜のラインが下がってきたかなと見ていると、もうアディショナルタイム
ドローでも嬉しくはないけどまあいいか、と思うと同時に、なんだか最後にすごいドラマを見せてもらえそうな予感が不思議にもしたのです・・・
ナオのコメントを読んで思わず、やっぱり!と思ったのは、彼のシュートの前にわたしも去年の天皇杯福岡戦@やっぱりク○寒かった熊谷の、あのシーンが脳裏をよぎったのです。
ゴールにつながるFK、横浜の中野選手のファウル、退場という伏線もありました。交代選手はもちろん入りましたが、誰か痛んでピッチを出たり、横浜の集中力が途切れた一瞬でもあり、それ以上に横浜DFがヘッドで跳ね返したボールが、見事にナオの足下へ。
そうなるようになっているナオ。
こういう時、「ボールが急に来たのでびっくりし」ないのが、ナオ。
彼の脳裏に天皇杯福岡戦でのゴールが浮かび、そのイメージで冷静に・・・ってたってそりゃもうすばらしく強いボレーが、正確に横浜ゴールの右隅に決まりました。
後は試合終了の笛をしばらく待つだけ。
 
 
 
イメージ 9
大興奮のG裏にあいさつ。
 
イメージ 2
ヒーローインタビューの後、バクスタを回るナオ。相変わらず笑顔がステキ~
 
 
イメージ 3
興奮のあまり激しく手ぶれしたワタクシ。
スタンドを埋めるサポのナオコールに合わせて、みんなで大ゆりかごダンス
 
横浜の中には泣いて悔しがった選手もいたそうです。
それだけ彼らの思い通りの良い試合が90分間できていたということでしょう。
彼らの達成感を打ち砕くナオのゴールとなりましたが、東京も苦戦したとはいえ、悪い内容の試合だったとは思いません。
何より、サポーターは、サッカー好きは、90分間何揺れないネットだけを見ているのではありません。
それでも「パパでも王子」のナオの、全てを解放してくれるようなすごいゴールを見る一瞬だけでも、寒い中仕事の後、スタンドに駆けつける価値があります。
横浜のみなさんには、少し申し訳ないほどの大はしゃぎになってしまったスタジアム半分のゆりかごダンス、正直言って本当に楽しかったです。
 
そして帰路。携帯で他会場の結果を見て、ジェフの連敗を知りました。
興奮して忘れていた寒さがいっぺんにぶり返す・・・・ああ。
 
次節は東京も鳥栖戦で非常に大事です。
が、鳥栖まで行けないので、栃木に参戦、黄色くなって違う方の黄色を倒すべく応援します。