黄色ダービー?もうすぐダービー。

昨日はジェフの応援に栃木まで行ってきました。
スタンド、真っ黄色。
「黄色ダービー」とも言う人がいるそうです。が、ダービーとは本来そういうものではないので・・・
固いこと言うのもナンですが、同じ市町村にあるチーム同士か歴史的に因縁のあるチームとの試合のことですから。
 
さて、「英国のダービーマッチダグラス・ビーティー
1章だけ記事にしましたが、2章はバーミンガムダービーバーミンガム・シティアストン・ヴィラ
バーミンガムのサポというか、フーリガンがものすごくこわーい!というのは他の本や映画でも知っていましたが、やっぱりコワイ。対するアストン・ヴィラはウィリアム王子も応援する上品なクラブということらしい。この本の記述ではかのマーティン・オニール就任のあたりで終わっています。現在のバーミンガムのチームはヴィラも苦境、バーミンガム・シティチャンピオンズリーグに。
 
3章はノースロンドンダービー。わたしはプレミアリーグの歴史を知らなかったので、あらためてこの本でスパーズとガナーズの両方を応援することはイングランド人には「絶対にありえない」ことだとわかりました。これ読むとガナーズがちょっとキライになります。「退屈なアーセナル」と呼ばれていたことは、ニック・ホーンビイ「ぼくのブレミアライフ」で知っていましたが、スパースサポからは化け物呼ばわりされているヘンリー・ノリスアーセナルの経営権を獲得してからのえげつないやり方といったら。スパーズサポのガナーズへの反感がわかります。
ただわたしは遠く離れた極東の人間ですから、どっちも好きでも少しも問題ありません。
 
今週のサプライズは何と言ってもマンチェスターダービーでマンCが6-1でマンUに勝ったことでしょう。
6-1!
信じられません。ガナーズに8-1だったかしら圧勝したあの盤石に見えたマンUが。
今その試合を見ていますが、バロテッリにやられまくり。
しかし、古くから誇りを持って「シティ」を応援してきたサポは今のシティをどう捉えているのか・・・・というよりも、この試合がイングランドのサッカーそのものの変質を象徴しているようで、非常に複雑な思いを持ちます。とはいえ、わたしが遠い極東で居ながらにしていくらかのお金(CS契約料)を払えば、この試合を見ることができることも、その変質の一部ではあるでしょう。
 
 
 
Jリーグなら残念ながら同じスタジアムに侵入してきた緑との試合はダービーと言えるのでしょう。
特にJ2暮らしになってからは、どのチームからも緑と区別するためか、我々は「エフトー」という非常に居心地の悪い名前で呼ばれています。
まずFC東京サポは緑を良く言って「緑」、またはヴェルディ川崎。悪く言うならミドリ(以下略)
どんなにキライかは言葉に尽くせません。しかし彼らのサッカーはJ2でも志の高いサッカーだということは認めます。
 
志というものは、何事にも大切ですが、冒頭のノーリッジにもそれを強く感じました。
今季プレミアリーグに昇格してきたノーリッジ、リバプールにすれば格下ということになるでしょう。しかし、ノーリッジの選手たち、圧倒的に押し込まれてはいましたが、愚直に自分たちがやろうとしているフットボールをやろうとがんばります。攻撃のスイッチが入ったらドカ蹴りはしないで、シンプルに繋ぎながら。ひたむきさが報われて、後半追いついてドローに持ち込みました。
 
このユニ、ジェフサポには親近感が持てるでしょう。
夫はさっそくグッズを取り寄せ。
彼らの志がジェフにもあれば、昇格もまだまだ不可能ではないでしょう。
でも東京は・・・ジェフに勝たないと。
 
これを夫婦ダービーあるいはふうちゃん家ダービーと、ごく一部では言っています(汗)。