第35節 ジェフ×鳥取 「快勝はしたけれど。、まるで負けた後みたい。」

そういえば書き忘れましたが、35節は久々の夫婦で勝ち点6でした!
なかなか勝ち点6にならないのは、主にジェフがもがき苦しんでいたせいで・・・。
35節ジェフの相手は、次節東京がアウェイで当たる鳥取
久々の勝利に夫がイヤに長い文章を送ってきました。
 
以下、夫の感想と写真です。
 
たまに勝ったので長文でふーちゃんブログ占拠。
 
今日はちょっと早く到着したので、ハイパーモオノキに寄ってカレンダー
でも買おうかなと。 毎年載ってる選手の大半がその年にはいないという
とんでもない代物ですが、みなさん、もう慣れましたね。 ところが来年の
ヤツはさすがの腐れ縁サポも驚愕のドワイト表紙!!
こんなもん、だれが買うんだろうな、と思いますが、何十年か後には
「途中でクビになった前監督を表紙に使った珍品」として価値でますから、
みなさん、買った方がよいですよ。
その後フクアリに向かうと、目の前になんかくたびれた小さなおじさんが
歩いてます。ノートブックのケースをぶらぶらさせながら、心なしか背広
(スーツじゃない)にも皺が撚り、さらに小さく見えます。 そうです、
フットボールクラブの社長さんです。 「バーロー」とも「頑張って」
とも言えず、ただ「お疲れ様」とだけ挨拶しました。 自分もああいうふう
に見えるんだろうなあ、と思いつつ。
 
チームは本当に久しぶりの勝利です。 得点は米倉のPKによる1点だけですが、
ゲームを支配し、危なげない勝ち試合を見せてくれました。
今更の勝ち負けより、ようやくサッカーらしいゲームをしてくれたと思います。
相手の力量もありますが。なんで最初からこうしなかったのか、とたらればの
ため息ですね。
JEFの誇る電柱2本が先発。 まずはトーレが高さで圧勝します。
それもサイドからのクロスを徹底、なんとなく彼めがけたドカ蹴りは
ほとんどなかったように思います。 また米倉、深井、伊藤の前からの
プレスも効いて、こうなれば勇人の活躍の場所も出来てきます。
なにかと評判悪いゲッセルですが、確かに動きは悪いけど、時折見せる
ワンタッチパスなど技術の高さを見せてくれました。
米倉もいつになく気合の入った粘りのプレーで右サイドを支配、今日はサイド
でのプレーと中に切り込むバランスも良く、再三好機を作ります。
特筆ものは渡邊圭二の左サイド。 彼を見られただけで、フクアリに来た
甲斐がありました。 とにかく縦に走る走る、クロスも次々に入れて、これが
また、そこそこ正確なのです。 相手のマークが深井君に集中してたため
ほとんどフリーで走り回れたことが大きいとは思いますが、久し振りに
サイドバックのプレーを堪能しました。 深井君の大外を走り抜けて、
ワンツーを貰った時など、本当に涙がでるほど嬉しくなっちゃいました。
その上相手GKに阻まれましたが素晴らしいシュートも見せてくれました。
守備に不安はあるけれど、変にこじんまりせずに伸びていって欲しいです。
ということで、来年も残ってくれたら私の来期戦闘服決定です。
大島のポストもさすがだったし、大介の下○○美ばりのシュート外しっぷり
も、チャンスに顔を出す動きあればこそ、と大目にみましょう。
 
ゴールに嫌われ続け、最後は例によってバタバタと攻め込まれるものの、
無事1-0で終了。 今日はGood Judgeの扇谷さんのタイムアップの笛が変な
タイミングだったせいもあり、終了直後から微妙な空気。サポも「あれ、終わり?」
みたいな感じで静かになり、、選手も特に喜ぶ素振りを見せません。
勇人の悲痛な「ヒーロー」インタビューに今のJEFの立ち位置が全て集約
されてました。 彼の気持ちや責任感はサポなら理解できると思います
(インタビュー終えて戻ってくる勇人に「キャプテン勇人」コール)ので特に
あらためて言うことはありません。最近涙もろいんで勘弁してくれよ、ぐらいです。
勇人の発言で注意して欲しいのは、彼が(多分)意識して使い分けてた
「チーム」と「クラブ」という言い方です。彼はJEFという「クラブ」をこれからも
一緒にサポートして欲しい、そのために頑張る、と言ったと理解しています。
今のチームは来期は違っちゃうけど、クラブはまだ続いていく、と。
もちろん、今のクラブはどうしちゃったの、と言いたい事はたくさんありますよ。
大体、勇人の後に会見でしゃべってた監督とやらの発言はなんだよ。
ほっとしたのは解るけど、勇人の発言、サポの気持ちとの落差に唖然とします。
まあ、それも含めてJEFというクラブです。 しかたがないとは言わないし、
しっかりと戦略と方針を持って将来に向けたチームを作って欲しいとは思うけど、
腐れ縁サポには逃げ道もありません。 チームには戦って欲しいし、クラブは
フットボールの喜びを、勝手にその一員と思ってるサポにもたまには届けられる
チームを作って欲しい。 今日は圭二や勇人、米倉の躍動をみることが出来て、
ちょっぴり幸せになりました。 勝てばいいでしょ、じゃないんだなあ。
 
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オーロイ競らなくても勝つけど、一応ジャンプしてます。
 
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圭二の一発目
(二発目かも~汗。圭二くんの写真もう1枚どこかへ行っちゃった。でも1枚で十分でしょ)
 
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決まった、と思った大島の目の前からボールが消える。これはレッドでしょ。
 
 
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   ヨネがPK蹴る。決まる。
 
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久々のヨネの笑顔
 
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キャプテン勇人のインタビュー
 
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サポに挨拶に向かう。これが勝ったチームとは思えない
 
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バクスタに挨拶。これが勝ったチームとは思えない
 
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それでもでんぐり。良かった
 
この試合、わたしもざっと録画で見ました。得点こそPKの1点だけでしたが、ジェフはかなりよくなって、気持ちの良いサッカーをしています。
夫も書いているように、SB渡辺圭二くんが成長著しい。思い切りの良い上がり、運動量、なかなか鋭いクロス。東京のサイドとの争い、厳しいものになりそうです。
東京は3連勝するつもりでいますが、ジェフと札幌は難敵です。勝てる気でいたら大間違い。水戸戦のようなパフォーマンスでは難しいでしょう。
試合後の勇人のインタビューを聞いて、わたしも泣きそうになりました。
彼の責任感、ジェフというクラブへの思い、よく伝わってきました。本物の男前です。
それに比べていうのもナンですが、ここも監督のコメントが(以下略)