天皇杯準決勝 東京×セレッソ 結果を出してJ2の情熱、強さ、厳しさを表現したかった

今回もTV観戦です。
わたしは応援に行かない方が東京は勝つのかな~とひがみたくなりますが、行っても行けなくても東京が勝てばいいのです。
セレッソには一昨季ひどくやられたので、調子の悪いレッズより難しい相手だろうと思っていました。
それに長居でアチラのホーム・・・なのになぜか東京のホームゲーム・・・でもスタジアムは長居だからセレッソが白いユニフォームを着るだけで、有利なことにかわりはありません。
 
それでも試合が始まると、東京がセレッソの選手より一歩早く寄せ、ボールを運ぶことに。
いつもの良い守備からの攻撃で何度かチャンスを作るものの、ゴールはならず。
モニが味方ともつれて、ルーカスが抜けてGKと1対1になった場面もサイドネットでしたが、これは決めてほしかった。
モリゲが相手エリア内でヘッドで折り返し、今ちゃんがシュートという楽しい場面も見せてくれました。入っていたらもっと楽しかった・・・
羽生が動けるうちに得点してほしかったのですが、スコアレスで後半へ。
 
レッズ戦と同様に後半は運動量と質が落ちてきて、セレッソがポゼッションを取るも、シュートまで行く機会はあまり作らせません。
この守備は今ちゃんの技量によるものではありますがモリゲ秀人もずいぶん成長したと思います。
すばらしい連動性をみせて、77分という良い時間にヤザの珍しく枠に行ったシュートが入って先制、これが即決勝点になりました。
ルーカスにパスを出した秀人もよかったけど、レッズ戦に続いてルーカスがいてこそ生まれたゴールでした。
終盤のセレッソの猛攻を落ち着いて跳ね返し、播戸のハンドによるゴールも認められず(あーたマラドーナか逆スアレスか?審判に認められたらハンドでもゴールだけど、それでシラを切り通す?)、事なきを得て試合終了。
ヤザも足をつらせたり、むっくんも見るからに疲れてミスとレイジーなプレーを繰り返していましたが、もう後は決勝戦だけです。
全力で、冷静に、熱く戦って、カップを獲りましょう!
 
続いてTVでは国立で行われたマリノス×京都を放送していました。
「お正月はウチで過ごすわ」という施設にいるおじじのために、おじじ宅を掃除しながら、この試合も見ました。窓を空けているから寒いのなんの~
結果、延長4-2で京都の勝利でした。
ああ恐ろしきは若い力、恐れるもののない者の力。
一方のマリノスは完全に受けてしまったので、京都の若い選手の迫力を跳ね返せませんでした。
とはいえ、前半いくつかの絶好機を京都が逃し、俊輔のうまいスルーで抜け出した渡辺千真のゴールで先制したときは、わたしもこれで京都は崩れて、マリノスはゴールにフタをして、1-0かFKかCKから中澤の得点で2-0で勝つのだろうと思いました。
J2で1年修行したのに、このわたしのサッカー眼の貧困さ。
京都には崩れないブレない大木監督がいたのでした。
そして、工藤浩平が・・・
若い選手の中にいる工藤はとても効いていました。
 
準決勝の2試合後、それぞれの監督選手のコメントはどれも味わい深いものでした。
大熊さんもたいそう良いコメントを残しています。
 
Q:J2から決勝進出する意義をどう感じましたか?
「戦う中で、J2だからという言葉が非常に多かったんですが、今のJ2は監督の情熱、工夫だったり、色んな環境の中で頑張っている選手たちがいる。そうした中で揉まれてきたからこそ、この力が発揮できたと思っています。本当にJ2の選手や、監督の方々にも感謝しなければいけない。J2の苦しさ、レベルの高さを証明することが、またJ2の指導者の方々の情熱を奮い立たせるきっかけになるかもしれない。チームや、選手のレベルアップにも繋がっていく。連絡はしていませんが、間違いなく、J2を戦った指導者の方々は応援してくれている。結果を出してJ2の情熱、強さ、厳しさを表現したかった。色んな意味でのFC東京の壁とか意地はあったからこそ、それを表現するに相応しい相手でもあった。非常にやりがいもある相手に結果をだせたことは多少の自信をつけていいのかなと思います。過信になっちゃいけないけど。ただ、サッカーはすぐに築き上げるのは簡単だけど、色んなものを積み上げるのは難しい。さらに力をつけられるようにみんなで頑張るべき。決勝戦も証明する場にしたいと思います」
 
大木監督の確信と強気に満ちたコメントもすごいです。
また、セレッソの選手が語ったクルビ監督への敬愛のこもった言葉もすばらしいと思いました。

 
勝戦では判官贔屓のサッカーファンは京都を応援するでしょう。
それでも東京はマリノスのように受け身にならず、かわいくないほどの強さを見せてくれたら、J2にいた1年の本当の成果といえるでしょう。