第七回 今年のJEF勝敗予想(希望) Part.3

何の第七回だったかも忘れてしまいそうな妻のブログ乗っ取り連載?、また来ました。
妻はyahooブログ大不信に陥って、もういやになっているのも知らず~
しかし、今年J2に昇格した2チームを除く訳にはいきますまい。
 
第七回 今年のJEF勝敗予想(希望) Part.
「サッカーは、パラノイアの従兄弟、「だったはず」の数学に際限のない機会を与える。
(狂熱のシーズン)」
 
毎朝5時起きして大量のヒーコと共に書き殴っているこのシリーズもあと少し。 残ったのは新参者2チームとの対戦です。 毎年JFLの試合も数試合は武蔵野などで観るようにしているのですが、去年はリザが最後という事で臨海に行ったリザ対長野の一試合のみ。 町田についても山雅についても、一般的な情報以外なにも知りません。 それでも試合はやって来るので見ていきましょうね。 
 
町田
色々な意味で松本に話題もってかれているけれど、一昨年にリーグから加入認められなかった悔しさを晴らしての昇格です。 ホームスタが間に合わないとか、アクセス悪いとか問題ありますが、なにはともあれ東京に新しいJチームが誕生するのは大歓迎です(緑は東京じゃないから)。 ここには甲府の津田や藤田泰成がいるんだ。 新加入は戸田、平本、フロンターレから相沢、薗田他ですが、町田君の専修大同級生、MVP庄司君も。 ところで昨年のJFLは「門番」SAGAWA SHIGAが2位以下に勝点7差つけて、優勝。 2位はホームスタなど条件未達の長野バルセイロ。 ということは、3位、4位でのJ昇格で、イマイチ迫力ないなあ。 町田の成績は18勝7分8敗、勝点61、61得点28失点で得点は長崎と並び1位、失点も長野に次いで2位で、得失点差はダントツの1位でした。 ゴールゲッターは勝又16点(4位)ディミッチ13点(9位)鈴木崇文10点(11位)、うう、知らん。 その割には勝点伸びてないのは、びわことの2試合で12-1と荒稼ぎしているから。 去年は下位に沈んだ秋田や武蔵野、栃木ウから勝てていません。 スタティックに見るとどうも波が大きいようです。 監督には随分と投資していて、相馬(川崎Fポポビッチ(東京)ときて、なんと今年はアルディレス。 アルディレスと言えば、アルゼンチン代表で1番付けて、ケンペスにスルーパス送っているシーンや、スパーズで中盤を掻き回していた印象が強いですね。 いい選手でした。 パルの監督時代も土地柄にあったポゼッション攻撃サッカーを披露、ファールを嫌う指導もあって好印象でしたが、ときどき本人の理想を追ったようなおかしな勝負をして自滅していた感じもありました。 その辺がどう変わっているのかですが、J参入初年度としては思い切った起用ですね。 波のあるチームにアルディレスかあ、もうちょっと固い線でくるかと思いました。 負けるわけにはいかないけど、初顔には弱いし、波のピークにぶつかって、●○。
 
松本
 
去年も天皇杯で快進撃、昔の勝利も取りざたされて「ジャイキリ」大もてですね。 AC長野バルセイロとのダービーぶりを描いた「クラシコ」も話題に。 松田直樹選手の急逝は、サッカー好きだけでなく多くの人の悲しみを誘いました。 あれやこれや、少し疑問がない訳ではありませんが、あの熱心なサポには「J昇格、本当におめでとう」と申し上げます。 ただし、これからは、同じJリーグの、プロのチームとして、遠慮なくやっつけますからね。 
松本はJFLで17勝8分8敗、勝点59で5位の長崎とは3差の4位でかろうじて昇格圏内を確保しました。 33試合で38失点は、ライバル長野の27点、町田の28点に比べてもちょっと多いですね。 このチームには、飯田(緑)、弦巻(緑)、須藤(名古屋)やなんと言っても大橋(マリ)、飯尾(緑)、渡辺匠(川崎)なんかがいるんですね。 これだけ揃えてJFL4位はないよなあ。 得点源は木島19点(2位)、飯田8点(20位)、ということは色んな選手がどこからでも得点できるようですね。 優勝したSAGAWAには連敗、ホンダにも勝てず、なんと秋田にも連敗です。 やっぱり守備が問題か。 それともメンタル? ところで秋田は14位と沈んだくせにこの昇格2チームには3勝1分、さすが東北の門番、これだからサッカーは面白いなあ。 ちなみに秋田のエース松田正俊くんは20点(チーム総得点は33点!)で見事念願の得点王です。 パチパチ。 あっ、この秋田の話は一部の人にしか興味ありませんでしたね。 ということで、補強はGK野沢(湘南)、DF吉田(緑)、伊藤(横浜)それにウチの益山と守備中心。 あとは喜山、久木田(東大)の岡山コンビ。 これも話題の監督はソリさんですけど、どうでしょうか。 失点を抑えながらも攻撃的なサッカーを続けられるのか、それともどっかの甲斐のクラブの前監督のように・・・・・
それでも4月のAwayは策に嵌って●、ホームでは○。
 
 
ということで、2012年シーズンも終了しました。 終わってみれば、勝点は予定通り85、24勝13分5敗、得点70失点36という結果です。 昇格?多分。
 
2012年JEF J2結果
      ○   △    ●     得    失
 H    18    3    0     42    9
 A     6   10    5     28   27
計    24   13    5     70   36
 
 
 
 
それよりも、ついにフクアリ無敗達成です。 Awayで勝てないのは想定内、問題ない。 これにより観客動員も久しぶりに増加に転じ、デフレにもかかわらずスポンサーさんも増えました。 熊谷市長も、少しは柏市長さんに遠慮せずに口が利けるようになり、ハッピーです。 クラブ幹部もここ数年で初めて「○○やめろ」だの「責任者出て来い」だの罵声を浴びせられることなく、ご家族と平穏な正月を迎えられそうです。 チームも中堅クラスが独り立ちしたし、若手の中には出場機会を得て、ベテランを追い抜いてレギュラー確保する選手も出てきました。 もちろんベテランは率先して努力を惜しまず、その経験と知恵で大きな貢献を果たしました。 我々ひねくれサポも「全然駄目だけどな」などと3年間のJ2暮らしを振り返り、「こんなこと、あんなこと」思い出しながら、つい漏れてしまう笑みを隠すのに必死です。 こうして、サッカーがいかに人生を豊かなものにするか、あらためて確認して、2012年は暮れて行くのでした。
おしまい。
 
ちょっと楽天的すぎないか、と言われそうですね。 全くその通りです。 この計画は外部環境にも恵まれた場合のいわゆる”Rosie Case”、或いは無理すれば出来んじゃね、という”Stretch Plan”というやつです。 ご心配なく、次回には不運も不出来も重なり、昨年からの状態奪甘できなかった場合を見てみます。 こうした状況にも充分耐えられるようにシーズン開始までの時間を有意義に過ごして、準備しておくのもサポの勤めですよ。 それにしてもかっこ悪いスローガンだな。 ま、らしいと言えばらしいし、途中からいきなり「全力」とか言われるよりはずっとましか。