第10節 東京アウェイ新潟戦 (録画観戦)

とても新潟~札幌~蔚山まで行く体力も財力も時間もなく、夫とジェフの応援&愛媛物産展(青赤イナゴもびっくりの行列)へ行きました。
愛媛の人はなかなか気前がよろしいようで、メモ帳だのティッシュだの煮干しだの「愛媛観光割引クーポン券」など頂きました。
でもクーポン券は愛媛まで行かないと使えない。子規記念博物館入場料400円のところ320円か・・・行ってみたいなぁ。松山城天守閣も500円が400円に。でも、愛媛まで行くのが・・・
ちなみに物産展では、わたしには「松山と言ったらタルト!」なので、タルトと、じゃこ天と、愛媛みかんの飲むゼリーといわしソーセージなど購入しましたが、みんな写真を撮る前に食べちゃった。
 
そして、福田健二いうところの「愛媛のサッカー」を堪能。
後半には「万事休す」というピンチを岡本のファインセーブ2回で防ぐ。
すると、やはり運というものは巡ってきます、田中祐昌のゴールで辛くも3連勝。
帰りに夫が言うには「J2の方が、パスを繋ごうとしているんじゃないかな」
そのようです、というか今のところJ1上位にいるチームは「良い守備」から奪って早い攻撃というスタイルのところが多くなっています。
これはどういうことか?
バルサがとうとうCLもリーガも優勝できなかったからか?バルサのまねしてもいいことないぞって?
 
よくわかりません。
 
理想はあれど、東京もジェフもモタモタとパスを回しているうちにボールを奪われ失点するというパターン、特に東京はまったく得点できずに負けるという試合を重ねてしまいました。
シーズン当初ポポヴィッチ監督の言っていたのは、もっとボールを早く動かす攻撃だったのではないかと思うのですが、選手は何故か得点のイメージをすっかり無くしているようでした。
広島戦ですばらしいカウンターを決められてから、よほどボールを失うのがこわくなってパスを繋ぐことにばかり腐心したか、でもそれからもカウンターで失点しまくり。
 
さてビッグスワンでは08年以来勝ったことがなく、新潟も「東京戦あたりでホーム初勝利」と思っていたでしょう。
蘇我からの帰り、とにかく現地に行けないときのわたしはまったく意気地なしで、試合途中に携帯でチェックなんかしません。
帰宅後、NHKBSで韓国時代劇「トンイ」なぞ見る。Jリーグタイムも終わる。
結果を見たら眠れなくなるかも。
 
と、意気地なしはそのまま寝る。
朝、起きるとすぐに携帯でチェックする。と、2-0で勝利
 
録画でゆっくり見ました。
 
現時点でのチーム力の差が出た試合だったと思います。
試合の入り方はいつもそうだけど、悪くはなかったと思うのですが、前半30分頃から新潟に攻め込まれるようになり、相手の精度の低さに助けられました。
結局ポゼッションするもなかなか決定機は作れないパターン。
後半になって、CB徳永、SB太田、むっくんという布陣が効いてきました。
むっくんはACLでも得点しましたが、やっぱり何か持っているのでしょうか。
カワイイ見かけによらず、よほどの気概の持ち主なのでしょうか、昨季の京都戦の時のような思い切りの良いプレーで、チームを活性化させました。
むっくんからのクロスの質も良かったし、中に入っていた梶山も良かったと思います。きれいなボレーではなかったけど、かえって新潟GK東口選手のタイミングを外せました。
梶山のシュートはその後のミドルがすばらしかったですが、DFとポストに当たってゴールにはならず。
その後新潟が反撃に出たのをやりすごすと、ビックリな得点が。
新潟の若いキム選手が再三ロングスローを飛ばしていて、千葉の方のオーストラリア代表→元ノルウェイ代表ゴールなどというイヤなことを思い出させられたのですが、我がむっくんもいつの間にかロングスローを体得したのですね。
ロングスローといえば、イングランド・プレミアリーグトークデラップですが・・・彼のロングスローは山なりにならず、弾丸のようなスピードで飛びます。
キム選手のロングスローもかなりの飛距離ですしスピードもあり、在千葉オーストラリア代表と競わせてみたいと思いました。
うちの椋原くんのロングスローにはそれほどの威力はないようです。
が、PA右のエリアにいたルーカスの頭にはじゅうぶんに届き、ルーカスがDFと競り合い、これは運も味方して良い具合にこぼれて、抜け目なく狙っていた谷澤の足元、というか谷澤の前に転がりました。
ヤザーはあそこまで至近距離なら外すことはなく、GKを軽くいなしてゴールへ。
おまけにすごくヘンな「ダンス」を披露。
 
むっくん、ロングスローの練習もしていたのか・・・
もう「アンチフットボール」ってジェフのこと揶揄できないなぁ
 
結局新潟はシュート3本。
東京だって仙台戦ではシュート4本だったから偉そうには言えないけど、東京よりも新潟の得点力不足は深刻なようです。
東京もこの試合8本のシュート、多くはありません。
ただ、打った瞬間に相手が安心するような無駄打ちが多くても仕方ないので、これからはもっと多くの決定機を作れるように、攻撃の質を上げて、バリエーションを加えるように頑張ってほしいものです。そういう意味でもこの試合の2得点は良かったと思います。そうそう、梶山にあれだけゴールの意識があるのは、非常に良いことですし、もっとやれると期待してしまいます。
 
次は昨季アウェイで負けた札幌
続けてACL蔚山戦があるので、選手起用も難しいところ。
あまり得意の相手ではないと思います。
札幌ではドローでも良いかなと思いますが、そういう発想はポポヴィッチ監督にはなさそうです(汗)し、東京の選手がそんなに起用に試合をコントロールできるかどうかは?