J2第18節 余話~ユーロとかJFKとか・・・

相変わらずFC東京の試合はないのです。
 
世の中にたえて蹴球のなかりせば
四季の心はのどけからまし
 
とはウチでよく吟じられる狂歌ですが、そのなかでも当然FC東京のリーグ戦がないことが、
一番のどかなのです。
が、一番たいくつ~
 
それでしょーがないから、TVで代表戦など見て、たまさかベンチにいる秀人ちゃんを見つけては喜んでおります。出番はないのでしょうねぇ。
 
しかし退屈もここまで、ユーロ2012が始まりました。
寝不足になるので、録画したものを翌朝結果をチェックせずに見るパターン。
今朝はスペイン×イタリアを観戦。
いいですなぁ、個人対個人のプレーの質がやはり高い。
夫は相当のへそ曲がりなので、人気の高いスペインよりイタリアを応援するのです。
「もうパスなんか繋がなくてもいいって最近思っているんだ」と、最近のジェフのカウンターがはまった戦術擁護か、手前勝手なヤツ。
まあ、セスクももうガナーズの選手でないし・・・しかし、セスクがCFW?というのかゼロトップ??
結局ドローでしたが、どちらの得点もらしさが出て、面白かったです。
でもこのグループでは、クロアチアが楽しみ~
 
順序が逆だわ、その前にJ2第18節 甲府×ジェフ
スタジアム観戦はやはり格別ですもの。小瀬に行きました。
試合のフットボール的なことはそのうち蘇我夫がなにやら書くと思いますので、わたしは自分の感想を。
 
6月9日、わたしは結婚式に出席のため、雨だというのにオシャレをして出かけたのです。
その他大勢のうちだったので、式がお開きになるとダッシュで中央線に乗車!
八王子でスーパーあずさに乗り換え、車中で不良高校生みたいに着替え。
甲府に降りたのは15時23分。
夫は15時半までシャトルバスがあると言っていましたが、それはいい加減な情報でした・・・
なんと15時15分が最終だった~
バスターミナルで聞くと、路線バスで行くとキックオフには間に合わないことがわかったので、やむなくタクシーで向かいました。とんだ散財だわ。小瀬まで一律2200円。
タクシーの運転手さん、気さくな人で、もう3組ジェフサポを乗せた、今日はたくさんアウェイのお客さんが来てくれているなどと話してくれました。
彼も甲府ファンらしく「今年は攻撃的になって良かったですよ、でも逆転勝利がなくて・・・だから先制されると甲府ファンはスタジアム出るの早いですよ。」
あら、それじゃ甲府は絶対に先制点がほしいですね。」
なんて言ったのですが・・・
試合開始から85分後くらいに、次々にバクスタから去る甲府ファンを目にして、運転手さんの話が本当だとわかったのでした(実は駐車場がいっぱいで車を出せなくなるから、スタンドを早めに出る人が多いこともあるようです)。
 
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わたしが着いたときはもうなくなっていたのですが、先に着いていた夫がもらったうちわ。
城福監督の顔が一番大きい・・・
JFK”のニットマフラーまであったので、つい買いそうになったのですが「いんや。彼はもう東京の監督ではない。甲府が昇格したら(そして東京が降格しなければ)敵チームなのだ」と思い直して(というか2700円がほぼタクシー代に消えたのですが)、諦めました。
 
 
わたしたちの座ったバクスタは青赤の甲府サポに埋められ、ところどころ黄色が点在。
わたしも黄色くなって、ゴール裏に合わせて「アメグレ」を歌って、お~千葉!をやって、きちんとジェフの応援をしましたぞ、と明記しておきます。
が、特に後半はほとんど甲府目線・・・だったことも告白しておきましょう。
 
試合の方は現時点での力の差が出て、ジェフの完勝
それでも立ち上がり15分くらい、もう少し大目に見れば失点する30分くらいまではヴァンフォーレのリズムで、ある程度ポゼッションをとりながら攻撃していたのです。
それを見ながら「ジェフが点取るなら、カウンターかミスからかだねぇ」などと言ったのが良かったか悪かったか、その通りの展開で、入り方の良くなかったジェフがヨネちゃんのゴールで先制。
東京の失点シーンに重なる、他人とは思えない?やられ方でした。
 
ヴェンフォーレに内なる敵有り、DFとFWの二人のブラジル人が熱くなりすぎてしまいました。
ガンバで鍛えて海千山千の山口智や、復活してきた佐藤勇人の思うつぼ。
前半終了間際だったか、ドウグラス一発退場
そうそう、この試合のレフェリーは家本さんでした。
この日の彼はひどいレフェリングではありませんでしたが、ファウルのとりかたにはブレがありました。ダヴィもイライラ、自分に良いボールが来なくてまたイライラ。ますますプレーがずれてイライラ。
城福監督、大変・・・
彼は東京では平山をCFWに使い続けていましたが、今の甲府ではダヴィ次第のようです。
問題はダヴィに行くパスの質・・・だと言いながら見ていたら、試合後の城福監督も同趣旨のコメント。
井澤くんとか片桐選手とか、怪我なのかどうなのでしょうね?
 
甲府はまだチーム作りの途上にあるという印象でした。
焦らず試合をしながらチームを作っていくことが肝要なのでしょう。
と、すっかり城福監督ファンぶりを暴露したワタクシ
それでも勝利したジェフの選手たちには、惜しみなく拍手したのでした。
特に岐阜戦ではがっかりさせられた米倉くんの復活は、頼もしいことですから。