第24節 ジェフアウェイ横浜戦

福岡空港から羽田空港に着いたら、蘇我夫が煙草切れの状態になり、京急近くのコーヒーショップに入ると言い出す。
ニコチン中毒の人は困っこまったものです。
そこでのんびりソイラテなど飲みながら、横浜戦のチケットを確認すると・・・7時じゃないじゃん、6時キックオフじゃん!!!と、初歩的ミスに気がついて、大慌てで横浜に向かいます。
で、日曜日の夕方です。
横浜駅からのバスは渋滞でちっとも進まない・・・焦りましたが、かろうじてキックオフに間に合いました。
 
以下、夫のレポと写真です。
 
第24節 Away横浜FC
  久しぶりの三ツ沢で走り勝つ
 
何故か博多から直行で、キックオフぎりぎりに三ツ沢バクスタに着席。
 個人的には随分と久しぶりの三ツ沢参戦です。 最後にここでJEF、というか古河を見た時には確か川渕さんが監督やってて清雲さんが新人だった70年代初頭のような気がする。 永井、奥寺の高卒若手が伸びてきて、チームも徐々に力を付けてきた頃です
。 芝生に寝転んで、タバコ吸いながら見ていたよ。 あの頃はここや駒沢、西が丘に時々出かけておりましたなあ。 
その後マリノスの試合をJリーグ初年度に見たような気もします。(Jリーグ初年度、マリVSガンバ、水沼父の涙のゴール、松波現ガンバ監督の若かりし日の姿を見ました。*妻・注)
 
 などと爺話に耽る間もなく、KOです。
 
 今日のJEFは深井を前に置いての2トップ、左が兵働、右は前節ゴールの大塚君。 この2トップの利点は2人のフィジカルにも頼った猛烈なプレスです。 
大塚、兵働の守備が緩いのをFW2人が猛然と追いかけてカバー。 特に大塚君は守備に入った時には相手左SBにやられ放題、大岩君大忙しです。 もっとも最初からの決まり事なのか、状況見ての判断なのか分かりませんが、必ず勇人が右サイドをカバー、危ない場面は作らせません。
 今日の勇人はカムバック後、ようやく本来の姿に戻ったようです(脱走ペンギンの名前は「337=さざなみ」に決定。 つまらん名前だな。 勇人は何票集めたかな。2票?)。
 健太郎をアンカー的に残して、勇人は前に後ろに右に、プレスに飛び出しと躍動します。 ボールへの寄せも、フリーランも、やっとキャプテンが帰ってきました。
 大塚君も守備では全くあてにならないけれども、中に入っていって大岩のスペース(敵のスペースも、ですけど)作ったり、溜めてからFWにパス出したりと、攻撃面ではアクセントになっていました。
 深井君もいつものように猛ダッシュを繰り返しますが、真ん中よりに起用された時は、シュートよりも繋ぎを意識しているような感じです。 
兵働の個人技によるゴール、これは彼の技術を褒めるしかないですが、深井君の優れた状況判断から生まれたもの。 あそこでターンしてシュートしたい気持ちもあったでしょうが、ワンツーでの見事なアシストでした。 相手DFがタックルにきたところで滑ってしまい、兵働が角度のないところから決めてくれました。
 藤田も古巣相手とは言え、必要以上に気負わず前でのプレスやポストでタスクを確実にこなします。 いつものことですが、深井君と藤田の誠実な仕事ぶりには本当に頭が下がります。
 
 一方の横浜ですが、赤帽クビにして、モトさんになってから、ここのところ絶好調、前回ホームで楽勝した相手とは違う、はずでした。 確かに、中盤で繋いで左右に開く攻撃や、連動して囲ってくる守備は、武闘派+スピード勝負、とは随分変わりつつありますが、なんでこんなに連勝できたのか、ちょっと不思議。 存外に動けなくなるのも早くて、愛媛や湘南ほどの迫力はないような気がしました。
 もっとも、そこに追い込んだのは間違いなく、深井君、藤田、キャプテン、健太郎の献身です。 ごっついFWも智と竹兄にかかればただの木偶の棒。 
 
後半、相手の中盤が真ん中高い位置で動き始め、連動してこっちの弱点右サイドを突いてきます。 ロングシュートで勢いづきピンチが続きますが、こうなると簡単にペースを変えられるほど今のウチは強くはありません。 守備では大貢献のグッピーも何故かここ何試合かはキックが不安定、強風もあって嫌な展開が続きます。
 バーが守ってくれたり、審判のナイスジャッジがあったり、絶好のシュートチャンスに相手がまたも転んでくれたり、ツキもあるうちに、早めに大塚君を見切って米ちゃんに代えて、藤田の1トップ、深井君左、にシステム変更した木山君の大殊勲。
 米ちゃんも京都戦の反省ちゃんとしてるようで、相手左SBにしっかり蓋をして、チームプレイに徹します。 これで勇人の右サイドの負担が減り、前にも行けるようにもなって流れを戻しました。
 いつも通りの大奮闘のあげく両足!攣った藤田に代えてトーレ、無理させたくない兵働に代えて大介、とうまく交代を使って余裕を持って逃げ切りました。
 レジさん、ミルジが抜け、佑昌怪我、元来CBでSBとしては中途半端な大岩君、FWタイプで守勢に回ると何をしていいのか解らない大塚君、と右サイドが心配ですが、今日の米ちゃんならちょっとは安心、ロボの加入で前の組み合わせのバリエーションは増えます。
 或いは、ミシャ変態3バックではみ出した高橋君のいきなりの先発もあるのか。
 
 20節緑戦から始まった折り返し点挟んだ恐怖の中盤戦シリーズの最後で最大の山場、フェルも弟子重松も加わった次節JFK甲府戦、賢く勤勉に戦って欲しいと思います。 (PS.甲斐の職場では、褒め殺しや愚痴合戦など後ろから足を狙うような陰惨な戦いが既に始まっていますが、完全Awayで苦戦中です。)
 
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今日も沢山のサポ参戦です
 
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円陣ダッシュ。そうか、智がダッシュしないんだ
 
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兵働が角度のないところから強烈な一発
 
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ファーポストに当たって決まる
 
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ベンチに向かってガッツポーズ
 
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勇人のロングシュート。今日の勇人はあらゆる所に顔出してました
 
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FKに飛び込む智と竹兄。惜しかった
 
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藤田のシュートはDFに掻き出されちゃった。惜しかった
 
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今日も走り続けた深井君。俺たちの誇り
 
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全力の証、なんと両足攣った藤田。良い仕事してくれます
 
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トーレのヘッド?に突っ込むヨネ、勇人、大介。ヨネに代わってからは危なげなかった
 
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JEFの根幹、深井君と藤田。例によって藤田の足には湿布が
 
 
という訳で、アウェイ連戦で東京が負けるとジェフも勝てないジンクスは破れました。
当然ですが、東京と同じ勝ち点ではぜ~ったい昇格できないので、これでいいのです。