第31節 ジェフ×水戸

前の日に東京が難しい試合を勝ったので、翌日のジェフはきっと勝つ!と、根拠がないといえばないけど確信を持っていました。
水戸に期限付き移籍してすぐの大分戦に出場、アディショナルタイムに得意のヘッドで勝ち越しゴールも取った吉本くんが、その次の試合で負傷。なんと前十字靱帯損傷で、手術だそうです。
可哀想に、治ったばかりなのに・・・・
で、水戸のバックラインは相当厳しいものになりました。
その相手に、ジェフが普通にやれば負けるはずはない、はず・・・
 
以下、夫のレポと写真です。
 
なんだ、やればちゃんと出来るじゃんか。
 
昨日はTVで東京のAway広島戦を観戦。
 東京は相手とがっぷりの3バックで戦いましたが、どこぞと違って相当練習したと思わせる見事な戦術でした。 モリゲが前で潰し、寿人を秀人がきっちりマーク、米本君の運動量豊富な献身もあって広島攻撃陣に仕事をさせませんでした。 とりわけ徳さんがミキッチを完全に制圧したのが大きかったように思います。
 得点はルーカスの、ルーカスならではのゴラッソなゴールのみでしたが、少なくとも広島に勝ち目のあるゲームではなかった。
 試合後の広島の選手の「負け惜しみ」がちょっとみっともなく思われる、ポポしてやったりの勝利でした。 しかし、監督やサポが言うならともかく、広島の選手もあんなこと言ってるようじゃ優勝には値しないな。
 
 夜中のスパーズ終盤トホホぶりは見なかったことにして、フクアリ参戦です。
 ご承知のように、夏のフクアリバクスタは強い西日をまともに受けて、とても座っていられない状態なのですが、今日は加えてサポリーダーさんが出張ってきて、なにやら応援についてご託宣。 聞きもしないで、こういうの余計暑苦しいなあ、と思ってました。 ゴル裏には「男みせろ」と「サミー様感謝」以外のゲーフラも見当たりません。 先発発表時にも選手のコールもなし、拍手だけです。 そして選手入場時に遂に出ました「Win By All」の大爆発。 アメグレ抜きで試合開始後は「アッコちゃん」のみ。 いやあ、良かったよ、見事な応援でした。 暑苦しいなどと思って申し訳なし。
 
 さて、JEFの布陣はオーソドックスな2トップ縦関係の4-4-2。
 CMFの兵働も下がりめで左に谷澤、右に佑昌、LSBの隊長と、RSBの高橋君除けば安心のスタメンです。
 開始直後からウチの選手は、ファールの多さ(これは佐藤主審はいつものこと)に見られるように、球際に厳しくいきます。
 前線からのプレスも迫力充分で水戸を完全に飲み込みます。
 谷澤が持ち込んで打った変なシュートがDFに当たり、そのCKを変なフォームで自分で蹴って、竹兄さんの今期初ゴール、2点目は智の美しい縦パスが藤田へ、すぐに谷澤に叩いて、谷澤が見事に左をドリブルで切り裂いて中に入れたボールは荒田には合いませんが、その後ろから時間差つけて入ってきた藤田が合わせてゴールです。
 ここのところ前の選手が突っ込みすぎて逃していた決定機ですが、これは藤田が荒田の動きをよく見てどんぴしゃでした。
 後半心配な運動量でしたが、兵働も下がり目のせいで余裕をもってボールを扱えていましたし、2トップのプレスと裏への動き出しも最後まで続きました。
 なにより凄かったのが我等がキャプテンです。 前節スタメンも外され、チームも連敗で思うところあったのでしょうか、右に左にSBのカバーやスペースを埋めるために走り続けます。 終盤にも鋭い上がりで惜しいシュートまで放って見せました。
 3点目はその勇人のボール奪取から、藤田に繋ぎ、藤田からフクアリの誇り、我等のふーちゃんへ、右サイドをテケテケと駆け抜けて、突進してきた藤田へリターン、ピンポイントで左足アウト(?)で合わせてとどめの一撃です。
 たくさんボールに絡んだ谷澤のドリブルもキックも、それに例によってFKたくさんもらった倒れ方も、見事なフクアリ復帰戦での大活躍でした。
 2得点の藤田も、守備だけでなく攻撃の起点となった最強CBコンビも、鋭い縦パス含めボールを最後までうまく散らした兵働も、この程度の相手なら全く危なげない隊長のバランス感覚も、みんな良かったよ。
 それでも、タイムアップ後他の選手が喜ぶなかで、手を膝に当てたまま全く動けない勇人が、個人的にはこの日のMVPです。
 今日はとにかく全員が良く走り、気合充分に球際も制し、相手を普通に圧倒しました。
 前回のフクアリで普通に弱く、町田に負けた時にはどうなることかと思いましたが、走るだとか、プレスだとか、球際だとか、ラインを上げるだとか、回りを見るとか、ちょっと落ち着いてゴール前に行くとか、当たり前のことをきちんとやればサッカーになるじゃんか。
 次節もホームでの福岡戦、普通のちゃんとしたサッカーを本当に思い出したかどうか、確認に行かなくちゃ。
 
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ゲーフラもない、コールもないゴル裏。 Win By Allで爆発
 
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谷澤劇場、まずは変○FK
 
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谷澤のCKから竹兄のドンピシャヘッド炸裂
 
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谷澤劇場、変○ドリブル健在
 
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谷澤劇場、左サイドを破ってクロス、見事だけどなんか変な格好だなあ
 
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藤田が落ち着いてゴールです。見事な得点
 
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木山君、まずはきちんと勝てて良かった
 
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ふうちゃんが右サイドをテケテケと抜いていく
 
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そのままクロス
 
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藤田がうまく合わせて
 
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これも見事なゴールです
 
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フクアリの良心、藤田と深井、俺の誇りだよ
 
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一方ロボさんは未だ起動せず。リモコン拾った人は木山あて届けてください。。
 
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タイムアップ、立ち上がれない勇人は何思う。
 
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深々とお辞儀する勇人に合わせる藤田とジェフィ
 
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谷澤劇場、一方こちらはお調子者。おっ、大さんだ。
 
 
わたしはこの試合、自治会の総会に出席のため行きませんでした。
ま、試合にプライオリティがあるのはワタクシも同様ですが。
ちょっとアレなおばあさまの愚痴など聞かされて、戻ってきたら88分、すでに3-0.
試合終了後、2度も谷澤選手(他人行儀)の甲高い声で「俺たちィ~ジェ~フ!」を聞かされました。「ずっとジェフにいたみたいですねぇ」とかなんとかアナウンサーと野々村さんの言いようにも、なんだか面白くないワタクシ。
で、あと1枚あった谷澤さん(他人行儀)の写真と、でんぐりはボツにしてやった~
でも、東京の広島戦、ちょっと褒めすぎなのに免じて、斉藤大さんと写っているのは載せましたぞ。