第24節 東京×マリノス 良いサッカーをして結果を得ることは・・・

土曜のナイトゲームを観戦して、帰宅後すぐにスパーズ×カナリーズ(スパーズは深刻な状況、トホホ)を見て深夜になるから寝る・・・
翌日曜は朝から出かけて、夜はフクアリ。帰宅するともう深夜、ただガナーズの勝利を確認して寝るしかありません。
早くジェフに昇格してもらわないと、母屋の更新がいつもこんなに遅くなる・・・
 
それはともかく、土曜日の味スタ。
相手はアウェイで最悪な試合で負けたマリノス
ポポ監督はこの試合も3ー4-2-1のフォーメーションを取りました。
赤、広島戦は相手も3バックだったし、アウェイだったのでそういう策もありだろうと思っていましたが、マリノスは4-4-2。ホームで3バックか・・・。伝統と言うほど東京には長い歴史はないけど、それでもわたしは東京の4バックが好きだったので、少しばかりの違和感も感じました。
しかし、怪我人も多い上になんとまたもやナオが偏頭痛でソウタンが出場、とりあえず広島で勝ったフォーメーションで行くことも悪くはありません。
 
15戦無敗だったマリノスは、前節わりとつまらなそうな試合でセレッソに負けています。
元日本代表「司令塔(すでに死語)」は怪我だそうで、ベンチスタート。
序盤はなんだかよくわからないけど、いきなりCK、FKを与え続けてヒヤヒヤ。
入り方としてはマリノスが良かったのでしょうが、なんとなく受けてしまった東京もマズイ。
ここでもし失点していたら、その後のマリノスのミスもなく、上手く守られて終わったかも知れません。
ヒヤヒヤの時間帯が過ぎても、ポゼッションは終始マリノスへ。
東京はヨネちゃんのすばらしいボール奪取などで、ショートカウンターを仕掛けます。
まあ、マリにはボールを持たせていたってことになるのでしょう。
そして・・・
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いきなり喜んでいる写真になった・・・
カメラを構えていた蘇我夫も、まさかあんな大ポカをマリノスGK飯倉選手と元日本代表DFボンバーがやらかすとは、夢にも思わず、カメラをオフにしていたのです。
ソウタンのゴールで立ち上がって喜ぶわたしが隣を見ると、口をあんぐり開けた夫が・・・やっとシャッターを切ったのが、これ。
「J2でも見たことがない(真偽の程は知れず)」ミスにより、しかしそれを見逃さなかったルーコンと、走って詰めてきたソウタンのお手柄により先制。
ゴールは良かったけど、ソウタンはやはりまだまだボールを収めきれず、守備に負担をかけていました。
 
勝負のアヤというのは、面白いものです。
マリノスの選手たちが一斉にガッカリする感じが伝わってきました。
東京の選手たちは、きっと「これでいいんだ」と確信を深めたでしょう。
圧され気味だった試合が、一気に東京のものになりました。
そして、きれいな2点目が。
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梶山からパスを受けた徳永・・・
 
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この徳さんのクロスは見事!
 
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ルーカスのきれいなゴール!
 
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スピーディーで気持ちの良い攻撃でした。
前半終了近くの良い時間帯での追加点。
 
後半は予想通り、頭から中村俊輔さん投入。
すると、そのせいだからとは思いませんが、東京はラインが下がり気味に。
広島戦でも思いましたが、ライン下がりすぎ相手にポゼッションさせすぎは、わたしは気に入りません。
試合後のコメントによると、東京の選手は割り切って考えているようでした。
それで2試合逃げ切ったので、悪いとは思いませんが・・・でも気に入らない、ブツブツ。
比べるのもアレですが、たとえば今節のイングランドプレミアリーグ、レッズから2点を奪ったガナーズ。ポゼッションしながら上手く時間を使っていました。その方が失点の可能性は低いでしょう。むろん、パスカットされてカウンターを受ける可能性もありますが。
相手に攻撃のチャンスを何度も与えれば、兵藤選手のゴールも生まれるというものでしょう。
と、これは好みの問題なのかも知れません。
 
そうは言ってもマリノスサポの喜びもつかの間。
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失点後の2枚替え。
おお!22番だ!
 
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またもヨネちゃんからパス、千真がドリブル、兵藤選手に倒されFK獲得。
この写真、好きです。
千真は古巣相手の雪辱に、よく頑張っていました。あとシュートが入れば・・・・
 
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ルーコンのFK。
足を痛めているモリゲの代わりに蹴ったとか?
 
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さすがはルーカス、GKの逆をついて見事なゴール!
71分、これで試合を終わらせました。
 
後の関心はこのヒト・・・
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あ、後ろの元代表のヒトじゃありません、手前のはにゅ~。
お帰り!
 
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なんかカワイイ羽生。
ネマはキープ力があって、頼りになります。ナビでは先発するかしら?
試合終了。
 
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バクスタを回る選手たちと、今日のヒーロー、本当に頼りになるルーカス。
 
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ハニュ~コールにまたウルウルしたそうです。そりゃあ待っていましたよ!
 
夫が撮った写真やたらに羽生が写っていました。
最近の彼は「ついでに羽生もくれ」が口癖です。まったくもうっ!
 
1失点はしたものの、快勝と言えるでしょう。
マリノスはポゼッションを取っていても、広島のような鋭い攻撃をするわけでもなく、正直後半はちょっと退屈なゲームになりました。
 
わたしは3バックならオシムさんの時のジェフのような超攻撃的な3バックが見てみたいのですが、そう簡単にはいかないでしょう。オシムさんのチームの阿部勇樹を誰がするか・・・わたしはモリゲが良いと思うけど(秀人より勇気がありそう、ってダジャレではなく)、それはあくまでも理想です。試合後のポポ監督のコメントは、
「良いサッカーをして結果を得ることは簡単ではありません」
理想を追求して夢破れたかたちの城福さんが、甲府ではパスサッカーを続けながら、とても現実的なサッカーで勝っています。
東京はどうなのかしら?
降格圏が近づいたときの首位相手に、現実的なサッカーで勝ち、同じフォーメーションで連勝。
これを成長の過程だと思いたいです。
羽生というオシムさんの直弟子もいるし、ポポ東京にはもっとスケールアップする可能性がある。
この2連勝が勝ち点を積むためだけでなく、その過程だったらなおステキだと思います。