ナビ準決勝1stLeg 東京×清水

エスパルスは、FC東京Jリーグ加盟以前にいろいろいきさつがあって応援していたこともあり、どちらかというと好きなクラブです。
応援もブラジル(行ったこと無いけど)っぽく難しいリズムを揃えて、サポのレベルは高いし、サッカーそのものも好きなスタイルです。
昨夜のナビスコカップ準決勝、ほんとに清水とはよく当たります。
熱心な清水サポのおかげでやっとこさ1万人越え・・・平日だし休み明けだし、仕方ないけど準決勝なのに少なすぎやしませんか?
バクスタはガラガラでしたから、「ゆるねば」も清水サポのサンバのリズムに惑わされがち。
わたしも出だしつまずいて、And Don't Be Afraid からやっと揃えられました・・・ちぇ、失敗。
 
と、思ったら選手たちも出だしつまずいてしまったではありませんか~
 
イメージ 1
 
主審は吉田寿光さん。ゴトビ監督がいうほどホームチーム寄りだったとは思えませんが・・・
 
イメージ 2
 
怪我人に加えて代表に秀人、権ちゃんが呼ばれて、非常に苦しい状況。16番丸山くんが初スタメン。モリゲ、加賀、丸山の3バック。
 
しかし、この試合の30分間は、フォーメーションや先発メンバーどうこういう以前の問題。
 
立ち上がりからなんだか動きが悪く、ポポ監督いうところの「寝ていた」ようでした。
東京はどうも試合の入り方の悪いことが多いような気がするけど、気のせいかなぁ・・・悪いことの方が記憶に残りやすいネガティブなワタクシの性格のせいか?
それはともかく、予想通り清水の3トップの左右若い二人の勢いの良いこと。
清水の元緑高木選手が痛んで退場、怪我は気の毒ですが、やれこれで少しは相手の勢いが弱るか・・・などと期待もむなしく、やっぱり圧される。
東京のサイドハーフも機能せず。
続けざまに与えた(と記憶しています。契約してないので、TVで見直せない)FK、これは危ない・・・と思った中央からのFKを右に振られて中に入れられ、見事なヘッドが!
あれ?オウンゴールだった・・・試合後にゴトビ監督「すばらしいゴールを決めることができ」と、決めたのはウチの徳さんなんですけど~
「寝ていた」おかげで、相手に貴重なアウェイゴールをプレゼント。
スコアレスドローでもいいからアウェイゴールを献上しないような試合を、とわたしが勝手に思い描いていたゲームプラン、早くも崩れる。
 
32分にかわいそうなむっくんを下げて、ソウタン投入。
それより前に4バックにしていたらしいけど、バランスが悪いままだったので、わたしは気がつかず、この交代で「ああ、4-2-3-1にするんだな」と戦術オンチも気がつきました。
ソウタンがピッチに入ってシステム変更を徹底し、ついでに「ポポ、すんげェ怒ってるよ」と言った訳ではないでしょうが、やっと東京の動きが良くなりました。
ナオのクロス、ルーカスの動き、梶山のシュート、きれいな連動で同点ゴール!
 
前半に追いついたのは良かった・・・でも同点では難しいことは、準々決勝仙台がそうだったからわかります。
後半も東京の時間が続き、決定機もあったのに相手GKの好セーブで得点できず。
しかし試合後ポポ監督がちょっと鼻をうごめかして言ったに違いない、むっくんではなく丸山くんを残したことが、実を結びました。
SBに代わった丸山くんの見事な攻め上がり、倒されてPKゲット。
頼りになるルーカスがきっちり決めて2-1。
イメージ 3
「寝ていた」代償にアウェイゴールをプレゼントしてしまったので、3-1で終わらせたいところではありました。
が、1-1ではとても不利ですから、ホームで勝てたのは良かったです。
カウンターでヒヤッとした場面もありましたが、後半は東京のゲームでした。
2ndLeg、願わくは準々決勝の名古屋のような失敗はしないように・・・
 
イメージ 4
 
イメージ 5
同点弾の梶山と清水サポ。
結構しつこく励ましのチャントを歌っていましたね。
 
イメージ 6
ルーカスと握手する丸山くん。
この試合の収穫はやはり彼でしょう。リーグ戦ではアウェイ柏戦に一人少ない状況で入りましたが、とても落ち着いていました。
この試合も3バックからSBへ柔軟に対応して、最後には足が攣ったことを反省していましたが、よく動いていましたし、惜しいFKもありました。
試合後の監督の彼に関するコメントも、とてもポポさんらしい愛情が感じられましたし、また丸山選手自身のコメントも、このピッチに立つまでの思いがこめられていて、なかなかステキです。
 
イメージ 7
ネマはしばらく試合に入れない感じでした。
羽生は試合をしながらコンディションが上がれば・・・もっと長い時間できるようになってほしいところです。
 
イメージ 8
 
なんかヤナ相手だなぁ・・・横河はJFLですから順当な勝ち上がりですが。
また寝ながら試合して、痛い思いしないよう頼みます。
またもや対戦するリーグ戦清水については、そのあと考えましょう。