天皇杯たったの2回戦 東京×横河武蔵野 「なんちゃって武蔵野サポ」になった

東京のお○゛カ!!!恥ずかしくて、オモテ歩けないじゃないのぉ~
 
立川高島屋銀座若松の「宇治抹茶あんみつ」をヤケ食いして(あ~コレステロールが↑↑↑)帰って、Skype見れば海外出張中の夫から「こらこらリーグ戦重視?マズイねえ」なんてメールが。
キーッとなりながら、ブログ更新すべくPC開けば、もう「昨年の王者FC東京JFLに負ける波乱」なるニュースのタイトルが目に入る・・・
ああ、情けない。
 
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(武蔵野サポのみなさま、おめでとうございます。「眠らない街」まで歌われましたね・・・後の写真は全部ボツ!)
 
さてと、とにかく冷静になって振り返ってみます。
 
ネガティブ思考のワタクシ、自慢じゃないですが悪い予想は当たる確率が高い。
そうは言っても多くの人が心配したであろうことだと思います。
まずは、この暑さ
JFLは、わたしがTDK秋田を応援していた2、3年前は真夏でもすべて13時キックオフ。
今年も13時キックオフの試合が7,8月でも普通にあります。15時とか16時とかが多いようです。暑い時間帯に毎週試合をしています。
でもこれが言い訳になるはずもありません。
 
そして、横河とは2011年4月2日にチャリティトレーニングマッチとして試合をしていますが、そのときも良い試合をされていました。東京はものすごくやりにくそうでした。
わたしも武蔵野のホーム試合はジェフリザ戦、TDK秋田戦と見ていて、いずれもアウェイ側にいましたが、武蔵野も応援する気持ちで見ていました。そりゃご近所ですもの。知り合いのお子さんもセレクション受けたりしてるし・・・TDK秋田もそうだけど、どうしてシンパシーのある相手と当たるのかな・・・
 
一番大きな不安材料は、先発の入れ替えがうまくいくかどうか・・・ポポ監督は試合後のコメントでは先発を替えたから負けたのではない、と言っていました。
でも、残念ながら「誰が出ても同じサッカーができる」とはいかなかったと思います。
いつも文句を言ってわるいけど、やっぱり千真は・・・
そして、ナビ清水戦で途中出場のネマ、清水戦では惜しいシュートの場面もありましたが、わたしは良いと思わなかった。試合に入れていなかったという印象だったので、武蔵野戦で先発と聞いたときには、心配でした。
しかし、先発をちょっとばかり替えたからと言って、うまくいかなくなるのではリーグ戦だって勝てません。怪我人が多い、代表にも2人・・・と言ったって、相手はJFLでどちらかというと苦戦しているチームです。
 
ボールが収まらない千真、パスが合わないネマ、そして出場した選手全員に、(今更偉そうに言うのもはばかられますが)ディフェンディングチャンピオンとしての責任感が足りず、気迫も相手の厚い守備を破る知恵も工夫も技術もなかったと批判されても仕方ないでしょう
相手を甘く見たということはなかったと思います。
ただ、守備をあのように固めて、どうにかスコアレスで延長まで、隙あらば一泡吹かせようと目的をひとつに頑張る相手を、凌駕する強さたくましさがなかったということですね。
全体に重く、遅く、連動性がでない時間が長かったと思います。
いかに「北海道のような遠いところから飛んできた(ポポ談)」シュートが、塩田の目測違いもあって、見事にゴールに入ったとしても、それ以前に決められなかったことがすべてでした。
スタッツを見ると、東京のシュートは13本。武蔵野は4本
これが20本以上のシュートを放っていたら、もうちょっとは怒りよりも「運があちらに行き過ぎた」と思うかも知れませんが、シュートにすらあまりいけてないことを反省してもらいたい
アーセナルの悪いとき、東京の悪いとき、どこも同じですが、相手に怖くないところでパスを回して、待ち構えさせてしまう・・・選手もわかっているのでしょうが、スピードアップさせなかった武蔵野の守備とGKも良かったとはいえ、特に前半が悪すぎて、その流れが修正しきれないままでした。
前半もう少し動きが良ければ、後半武蔵野の選手も集中力が落ちたかもしれませんが。
 
そしてアディショナルタイム、あの場面でいかに「北海道のような遠いところ」でもファウルでFKを与えたのは失敗でした。
 
このあたりまでTVを見ていた全国の人は、東京サポ以外すべて、にわか武蔵野ファンになって応援していたものと推察します
そして・・・
武蔵野の岩田選手、乾坤一擲、それまでの90分間の彼らの頑張りと彼の思いきりが風に乗ってゴールイン!
 
あっという間に連覇だのACLだのと言った言葉が雲散霧消した一瞬でした。
 
当然のこと、試合後は大ブーイングが東京の選手に。
わたしはブーイングはしませんでしたが、きっとすごくコワイ顔で見つめていたことでしょう。そりゃそうよね、どんなに怒られても言い訳できない負けでしょ。ナオが一生懸命、スタンドに拍手していたのが印象的でしたが・・・
ブーイングしないで、さっさと帰りもしなかったのは、横河武蔵野の選手に拍手を送ろうと決めていたからです。
そう思った人は多かったようで・・・
 
東京の選手たちがすごすご引っ込んだ後、これこそ東京サポの本領発揮という場面が訪れました。
みんな悔しいというよりは失望していたと思いますが、やっぱり帰らずに、インタビューに答える岩田選手や殊勲のGK飯塚選手に拍手を送り、さらにはスタンドを回る武蔵野の選手にも・・・
バクスタの前まで挨拶にきた武蔵野の選手、コーナー手前で遠慮したか、常識的な判断でか、引き返そうとしたら、東京G裏のサポが一斉に手招き
黄色いユニの選手たち、嬉しそうに東京のG裏まで来て、なんて言うのか知らないけど、勝利の万歳をしました。
わたしのいたメインにも来ましたが、彼らのはじけるような笑顔、きっと一生忘れないでしょう
「なんちゃって武蔵野サポ」になったワタクシ、ヤケ気味に惜しみない拍手を彼らに送りました・・・
 
よかったね、横河武蔵野
次はどこだか知らないけど(もう興味無くなったので)、頑張ってね。
絶対大敗したりしちゃダメだからね。5バックでも7バックでもいいから守り倒してね。
 
で、東京ですが。
次のリーグ清水戦、勝たなきゃ怒るよっ!(怒ってばっかり(><;))