ナビスコ杯2ndleg 東京×清水 ~その1~ サッカーの本質

蘇我行きの京葉線の中、携帯電話で土曜日のナビスコ杯準決勝について書いて見ましたが、何だかよくわからないエントリーになってしまいました。
しつこく明日も考える所存(-_-;)


イヤな予感はしていましたが、「とにかく見届けるんだよ」と夫に言われ、アウスタに行ってきました。
見届けましたとも。今季無冠に終わること、そんなこたーさほど期待してないからいいけど、未だに抱える大欠点を露呈したままシーズンを終えるらしい、悲しい我が東京を見届けました。

0-3という情けない結果ほどに悪い試合だったとは思いません。

ただポポ監督そして選手は、もしかしたら根本的に間違っていなかったでしょうか?


話は変わりますが、先日5歳児BABEのサッカーチームの練習を見学。午前保育なので園児腹ペコ、どころでない。そんなちびっこどもを鼓舞しつつ、コーチは9人ずつ2グループに分けてゲームをさせます。
BABEは黄色ビブス組。白組の腹ペコ園児、ゴール前にずらっと5人並んで「僕たちGKね」と走る気なし。BABEたち黄色はよりの子が多く、圧倒的なポゼッション。次々に白ゴールに向かってシュートしますが、白組、コーチにおこられるも、ただ蹴り出すだけ。そのうちドカ蹴りしたボールがハーフラインあたりで鼻くそほじっていた子の前に落ち、カウンター楽々ゴール。
黄色は攻めても攻めても跳ね返され、0-1負け。
ワタクシ、実にサッカーのある意味本質的なものを見たような気がしました。
むろん白組はカウンター狙いなどと作戦を立てたわけではありません。コーチはGKなしよ、と注意しただけであとは自主性に任せていました。
教えなくてもサッカーはこうなる。
ということのようです。ガックリしたBABEには「よく頑張ったね。GKが5人もいたけど、どうしたらゴールできたかな?」と聞くと「思い切り蹴れば良かったかな」と言う。「そうだね。あとは勇気を持ってドリドリゴールに突っ込んで行くか。もう一つはコーチも言ったけど、5人くっついてたから、右に隙間があったでしょ、あなたがそこに走ってM君にパス!って言えば、ゴールできたよ」



5歳児でも考えてする。

カウンターねらいも悪くない。

カップ戦、決勝こそ自分たちのサッカーを披露するステージ、セミファイルはそのためのステップ。
ポポ監督と選手たちの試合へ臨む考え方が間違っていたのではないかと思ってしまいます。


前半失点するまでのルーカスのポジションを見る限り、ディフェンシブにいこうとしているのかな?と思いましたが、梶山とエジミウソンの2トップみたいに見えたのも、意図したことでしょうか。
何かチグハグでした。
失点しても1点取ればいいのだから、さらに失点しない意識が大事かと思ったのですが…

ここまで書いたら、もう蘇我だから、おしまい。
しつこく続く。