第38節 ジェフ×大分

ウジウジとナビスコ杯清水戦の敗戦について考えているところに、蘇我夫から日曜日の38節についてのレポが届きました。
週末は夫婦で連敗・・・。
でも、ジェフは前半終了時には負けるとは思いませんでした。
夫は、東京よりジェフの方がず~っと心配なんだ、と強調しますが、東京はまだ残留できるかわからないのに~。ジェフは残留はできるじゃないの(←事実だけに失言)。
と、ともかく以下夫のレポと写真。
 
 
お得意先を失い続けては業績目標は達成できません。
 
前節草津戦は谷澤と圭二の左サイドが躍動して久しぶりの勝利。
 
 若手中心、というよりレギュラー成り損ない組+若干の若人で臨んだ天皇杯SAGAWA戦も、必要もないのに盛り上げた末にともかく勝利。
 迎えた直接対決3連戦の初戦はお得意先の大分で、ようやく我がチームにも運が向いてきた、と信じていましたよ。 ここまで最下位には立て続けに敗れたり、勝点を与えたことの無い北Qや愛媛にはやられて見せたりしてきましたが、いくらなんでもそんなことはいつまでも続く訳はないでしょ。 草津戦先発メンバーは全員遠征に動向もしないという、恥も外聞もない思い切った手を打ってまで必勝を期した大分戦です。 当然スタメンは草津戦と同じ。
 
 キックオフから積極的なプレスとランニングであっと言う間に相手を押し込みます。
 主審の笛にいらいらさせられても、それも想定済、例によって谷澤はそれを活用、兵働も佑昌もころころころんでFKを獲得します。
 特にこの日目立ったのは勇人。 健太郎がうまくカバーしてくれることもあり、前に後ろに右に左にと駆け回り久しぶりに躍動します。
 先制点はその勇人から、これも猛烈に走っていた佑昌へのパスから。 佑昌がうまく切れ込んでクロスを上げると谷澤が見事なダイレクトボレー。 運動量と積極性、個人の技術が合わさった実に美しいゴールでした。
 その後も圭二のクロスなどから荒田に再三のシュートチャンスが訪れます。
 結果的に荒田がこの時間に決められなかったのが響いてしまいますが、この時はとにかく押せ押せでサポも絶好調です(500円也とは言え千葉市民デイで11千越えですよ)。
 堪りかねたか大分ベンチのナメック星人30分ごろ、27番を24番に交代させます。 ははは、先発間違えてやんの、采配ミスだよ、と余裕の私です。
 ところが、この交代を機にJEFの時間は終了、この後は最後まで大分のゲームとなってしまいました。 左サイドを中心に24番が縦に鋭い動きを見せると、9番もポジション代えたのか長いパスやドリブルでJEFを押し込み始めます。 こっちも圭二が引き続きクロスやパスを入れますが、何故か谷澤も兵働もマークを持て余すようになり、ゴール前まで侵入出来なくなってしまいました。
 特に地味ながら恐ろしかったのが相手GKのゴールキックやパントです。 これが実に正確にサイドを襲い、ウチの小さいSBやCMFは全く競り勝てません。 竹兄や大岩は引っ張り出されるわけにはいかないし、、、、これがじわじわ効いて来たように思います。
 
 後半、ついにJEFの左サイドが決壊、20番に綺麗に反転され失点します。 「デカモリシにあんなことさせちゃ駄目でしょ」とうちのふうちゃんご立腹。
 だけどまだ同点、流れは悪いけどチャンスはあるし、最悪負けなければ大分にはひっくり返されないよ、と思っているとベンチが信じられない交代を行います。
 「佑昌に代えてロボ」へっ?????????
天皇杯の大きな収穫の一つがロボの90分フル出場、これで大分戦は出ないな、と安心していたのに。 まだ充分動けそうな佑昌に代えて動けない、動かない、リモコンなしのロボ出動だよ。 この交代、今までも全く機能しないどころか足を引っ張るのは証明済と思っていたんですけど。
 なにか柏と密約でもあるのかな、大人の事情なのかなあ、我慢して使えばネットと水野をセットで返してくれるとか。
 そもそも兵働右に回して、高橋と組ませたら守備出来ないじゃないの。
 この嫌な予感というか確信が形を取るのに時間はかかりませんでした。 ロボにボールが入り、攻撃のスイッチを入れたとたん、ロボがキープ出来ずに、右サイドに出されます。
 前掛りになった瞬間のウチの守備は対応できずにぶっちぎられ、マークも甘く、またも20番に回り込まれてお終いです。
 その後交代のヨネも気持ちは見せますが、突っかけては引っ掛かるの○鹿の一つ覚え。
 トーレが必死に競って、動いて、指示してと頑張りますが誰も合わせられずにタイムアップ。
 もちろんロボだけが悪いわけではないのですが、後半動けなくなる、相手に気圧される、頭も働かなくなりロングボールしかなくなる、中盤に空洞作る、などの負の象徴が結果的に彼になっちゃってるのかなと。
 しかし、前半30分までのチームとその後がまるっきり別のチームになっちゃったのは、ナメック星人の采配だけではないでしょう。 24番はメッシじゃないんだし。
 
 ちょっとその答えを考えるのも、JEFサポとしての、残り少ない今年の楽しみでしょう。 
それでも、緑も紫も負けたし、来週の相手も引き分け(甲府のバカ、なんで勝たないんだよ)で、他人任せと言う勿れ、国立参戦の可能性は残ってます。 天皇杯の元旦の可能性もあるし、シーズンはまだまだ終わってないよ。 ヒデも野口も小島もロペスもいない平塚には負けられません。

 
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アウェイ側サポ席も「千葉市民デイ500円」もあり立ち見も出る盛況、11,000越えです。負けられないよ
 
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佑昌のクロスから
 
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  谷澤のBeautifulなダイレクトボレーが決まる
 
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谷澤のパフォーマンスに抱きつく荒田、、、、、、、
 
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    やたら笛吹く主審に文句言う谷澤
 
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    圭二のクロス、見事でしたが
 
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荒田決めきれず。これやあれが決まってればなあ
 
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圭二、もう一本
 
PS. 昇格決めたJFKNHK山梨のニュースに登場、今年の甲府を漢字一文字で、と言われて「悔」と書きました。前半あと一歩で勝てない悔しさ、などと申してましたが、一昨年の本人の思いも重なっているような。残りの試合も連続不敗記録で小さい地方クラブの名をビッグクラブでも成し得なかった実績として何年たっても残るように、歴史に名を残したい、と。良い監督になりましたね。
 
 
 
 
城福さん、ヴァンフォーレ甲府のみなさん、昇格おめでとうございます。
 
ジェフは悪い試合をしたわけではないので、この逆転負けは痛いです。
同点にされてもそんなに悪いとは思わなかったので、交代は難しいなあと思って見ていたら、「まだ動ける佑昌」から「始めから動けないロボ」に代えるので、ビックリ。
とはいえ、もう次に切り替えなくては、ジェフも東京も。