第29節 東京アウェイセレッソ戦 長居初参戦に永遠の17歳が花を添え

前節鹿島に惨敗、その後行われたナビスコ準決勝アウェイ清水戦もまた結果だけ見れば完敗。
このままズルズルと負け続けるのかと心配になってしまったオバサポのワタクシ、やはり行ってしまいました、キンチョースタジアム。
 
初参戦となった今回は、『永遠の17歳にして天才以上の天才、ボルシア・ドルトムントとワグナーとリバプールとセスクをこよなく愛する(長)』大阪在住青赤タヌキ嬢のmathichenさんにすっかりお世話になりました。ありがとうございます~うどん明日頂きます(^^)
新大阪までお出迎えいただき、方向音痴のわたしも迷うことなく途中難波で軽食などとり、地下鉄御堂筋線で長居へ。
 
な~んだ、すごく遠い所かと思っていたら、新大阪から地下鉄で一本じゃないですか、便利便利。万博より行きやすいかも。
 
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駅からすぐ、気持ちのよい公園になっています。
左がキンチョウスタ、右が大阪長居スタジアム
着いた頃はまだこんなに明るかったのですが、18時キックオフの頃にはすっかり暗く・・・
 
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東京のゴール裏。
今回初めて知ったのですが、ここは芝生!ホームのゴール裏はコンクリ打ちっ放しの立ち見席ですが、アウェイサポは草の上~
たすきもほとんど水平に張られたような感じです。
Jリーグから指摘されなかったのですかしら?
でも、イングランドの田舎のフットボールスタジアムみたいな(←行ったことも見たこともないくせに汗)球場で気に入りました。
 
ワタクシ共はメインミックスという席種、文字通りセレッソサポと呉越同舟。わたしの隣と前の家族連れはセレッソの応援。
バクスタにはアウェイ客は入れません。
それでも相当数の東京サポが来ていました。
 
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負ければセレッソと順位が入れ替わってしまう東京、お互いこれ以上順位を下げたくないところですが、チーム状態は最近負けていないセレッソと、惨敗続きしかも不動のCBモリゲ欠場という東京で、かなり違いがあります。
去年の今頃でしたか、累積警告などで4人も主力がいない湘南戦がありました。そのときは出場した選手たちが球際で頑張り、特に北斗の粘りからセザーのゴールに繋がって勝ちました。
北斗が久々の先発ですし、そんな試合の再現になればいいな~と思っていました。
 
徳さん・秀人のCBは予想通り、今節プレミアだってどこだって各国代表はW杯予選を戦って、自分のチームに帰ってスタメンなど当たり前、ましてブラジル戦に出場しなかった秀人にはここで頑張ってもらわなくては。
 
試合はやはり球際の厳しい熱戦になりました。
いつも試合の入り方が悪い東京ですが、この試合はまあまあ。最近の鬼門である20分あたりまではミスもなくうまく入ったと思います。
「とにかく、しょうもないミスだけはやらんといてほしいですね~」とマテ姉さん。全くその通りです。
この試合はしょうもないミスは少なかったと思いますが、攻撃の呼吸が少し合わなかったりパスが不正確だったりで、相手に引っかけられて危なくなるというシーンは相変わらず。
セレッソの狙いでしょうが、東京はボールを持ってもなかなか縦パスが入れられず、安全なところで回すことに。
ソウタンに2度ほど決定機があり、ここで入っていれば~というのも毎回ですが。
もどかしいけど、まあこれで前半はスコアレスでいいかな、と思いました。
セレッソASローマからお越しだというシンプリシオ、「草津のヘベがどうしてここにいるんだよ!(夫談)」のヘベルチとか技術の高いブラジル人に、スピードある若い選手、CFらしい杉本健勇といった組み合わせで、もっと上の順位でもいいのにと思いますが、お互いシュートが入らない。
ときおり見せるロングフィードのクロスがコワイなあ・・・一発で抜かれてピンチになる・・・
実際セレッソの左SB丸くんなどが鋭い攻撃参加をしていて、イヤな子だな~と思っていたら、そこからやられました。
 
 
 
後半立ち上がり早々にヨネちゃんがミドルシュートを外す惜しいシーンが合った後、セレッソの大きなサイドチェンジから上がっていた丸橋くんにボールが。
ナオが対応していましたが、ナオ一人で大丈夫か?と不安がよぎったのと同時に、大橋くんがエリアの角あたりから思い切りの良いシュート、権ちゃんもあそこで打つとは思わなかったか、一瞬出遅れて触れず、そのままゴール。
またまた先制点を許してしまいました・・・ガックリするmathichenさんとわたし
しかし、あれは丸橋くんが自分でもビックリしていたようなシュートだったので、仕方ありません。
問題は先制を許してから、東京がにわかにリズムを悪くしたこと
セレッソが勢いに乗ったともいえるのでしょうが、いきなり攻守にちぐはぐになったように見えました。
立て続けに危ないシーンがあり、いつまた失点するかとヒヤヒヤ。
 
ここでポポ動く。
梶山→ヒョンス。ヒョンス、秀人、徳さんの3バックに
ソウタン→ネマ
攻撃に厚みと迫力が出て来た。
でもこの日の梶山は悪くないと思って見ていたのですが・・・自分でもシュートに行ってたし、決定的なパスも出していたので、60分に代えるのはどうなの?
90分持つコンディションではないのかしら?
それはともかく、この交代が効いて、ネマの同点弾が決まりました。
ネマは流れを変えようとする意志の見えるプレーをします。ネマにボールを預けるととにかく前へ運ぼうとするし、ちょっと持ちすぎかなと思うところはあるけど、彼が入ると迫力が出るところが頼もしい。
押し込まれていたと思いますが、DFラインで切ってネマに渡り、カウンターに。
アーリアが走って受けてリターン、、走り込んだネマが見事にゴール!
 
驚いたことにそれから攻守に頑張っていたヨネちゃんに代えてエジミウソン投入、
また4バックに戻った時には、思わず目をこすりました
秀人がボランチに上がり、彼は一試合で3ポジションをこなしたことに。大忙し~
でもエジミウソンはやっぱりあまり仕事してくれず・・・
ネマのゴールの後はカウンターの応酬になりましたが、ドローで終了。
 
おまけはまたもや終了間際にアーリアの退場劇・・・
まったくもう!
ポポは「これは批判ではなく・・・」みたいに言い訳しながら文句言っていましたが、アーリアに出た1枚目の警告は、まったく妥当でした。
2枚目はちょっと厳しいと思いましたが、すでにアーリアは「ブラックリスト」に載った札付き(古)なのです。もうちょっと気をつけたらどお?、アーリア。
前田拓哉主審のレフェリングはむしろ良かったと思います。
この試合が非常にフィジカルな熱戦になったのは、彼があまりプレーを止めなかったことも一因でしょう。
TVで見ていた夫も「良い試合だった」と言っていましたが、その演出に前田主審は一役買っていました。
 
で、ネマゴールをこの試合でもアシストしたアーリアですが、アディショナルタイムには見方を自陣に貼り付けさせる大迷惑を。
後ろから相手にいくのはやめましょう。今シーズンはもうほとんどお役ご免だから、守備の練習してね。
 
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(試合後、ポポのこういうシーン、よく見ますね↑)
 
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さらにおまけは、東京サポがしつこく茂庭をコールして呼び出し、シャーをさせたことでしょうか。
でも、その前にわたしたちはキンチョウから緊張が解けて外へ出ていましたから、見ていません。
 
 
せっかくmathichenさんと初めてご一緒の応援でしたが、ドローという結果に。
残念ではありますが、フェアな結果だろうと思います。
ナビスコ清水戦もスコアほどに悪い試合ではありませんでしたが、これで少し上向いてきたのなら嬉しいことです。
 
次は久しぶりの味スタ、何としても勝ってほしい。
プレッシャーのなくなった札幌、皮肉にも降格が決まってから負けなくなりましたが、そういう相手に弱い東京、というわたしのイメージを破る試合にしてほしいと思います。
 
mathichenさんに新大阪まで送って頂いて、最終の新幹線で帰京。
ウチに帰った時には、日付が変わった1時を回っていました。