第41節 ジェフ×松本 ホーム最終戦

早いもので、J2はもうホーム最終戦です。
こちとら土曜日には試合がなく、心静かな週末・・・の、はずですが、夫のチームが風雲急を告げているのですから、妻として座視はできません。
で、ひとまず青赤サポだということはウチに置いてきて、フクアリへ行きましたよ、ワタクシも本気の本気モードで応援に。
"UNITED"誌で、わたしの睨んだ通り「フクアリ好き」を告白(?)していたヤザー、あーた、そうまで言うなら今日活躍しなきゃ怒るよっ!と心の中で悪態をつきながら、夫が確保していたいつもの席へ。
 
以下、蘇我夫のレポと写真です。
 

41節 ホーム松本戦

             中盤の力の差を見せて勝利、昇格決定戦参入決めました。

 

一発に沈んだ雨のアルウィンの記憶も苦々しい山雅とのホームでのリターンマッチです。
 今日はコンコースのホーム・アウェイを隔てる柵を開放、山雅サポさんがバクスタ側に大量に流入しておりました。 この人数だけでもかなりの数、と思っていましたが、アウェイゴル裏は干渉地帯を移動させるほどの大入り、去年の東京戦以来じゃないでしょうか。
 プレイオフ進出可否という楽しい状況にホーム最終戦に駆けつけた我がサポも大勢、おかげで14千人越え、とトイレや喫煙所も久々に満員感のフクアリです。
 アルウィンでは老若男女全員参加、みたいないかにも地域に根ざした、昇格を喜ぶ雰囲気が満ちていましたが、その後のチームの活躍もあるでしょうが、今日はフクアリまで遠路参戦の精鋭サポ、ちょっと勘違いするとどこぞの赤いサポみたいに成りかねませんが、よほどリーダーさんがしっかりしているのでしょうか、節度を保った一糸乱れぬ見事なサポ振りです。
 
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(アウェイゴル裏を埋めた山雅サポ。 ご来場と見事な応援に感謝)
 
 当然こちらのゴル裏もバクスタも気合が入ります。
 
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(久しぶりに見る凸凹コンビ)
 
 
 試合の方はオープンなフットボールになれば負ける気はしないけれども、山雅の3バックとうまくマッチアップ出来るのかが心配でした。
 キックオフ直後こそ山雅の縦の動きに慎重に対応するJEFでしたが、ものの数分の内に中盤での優位を確立します。
 相手の4人+両翼の6人に対し、ウチの5人が明らかに優ります。 こうなれば、相手の3人しかいないDFに対し両サイドに攻め込み放題となりますね。
 DFラインから中央でボールを保持、食いつかせてはサイドに繋いで攻め込みます。 ここ数試合好調の圭二と谷澤の左に加え、この日はシュンキとヨネちゃんの右も躍動、完全に押し込みました。
 嬉しかったのはついに米倉復活です。 湘南戦でもチームプレイが出来ずに、やみくもに突っかけてはボールを失いピンチを作っていましたが(爺さんならエゴイストと呼ぶでしょうな)、今日は持ち味の前への推進力に加えて球離れも良く、ファーストディフェンダーとしても根性見せました。 遅かったけど待ってたぞ、ヨネ。
 もちろん、谷澤も変態キープからドリブル、パスと対面の相手とモノの違いを見せつけます。
 こうなると山雅は早々とサイドでの対応は諦めてとにかくゴール前で跳ね返すことに集中します。
 
 得点はヨネが突破からクロス、ちょっとリフレクトしたボールが谷澤に渡り、中を良く見て浮き球のクロス、右左と振り回しておいて, DFの間にうまく入った藤田のヘディングです。 ヨネの強さと、相手DF、GKの位置をよく見てポジションとった藤田と、そこに合わせた谷澤の技術が合わさった見事なゴールでした。
 
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(先制点はヨネの突破から谷澤のクロス)
 
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(藤田がヘッドで決めた)
 
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(喜ぶJEFの選手たち)
 
 その後もヨネの突進や圭二のフェイントから抜け出してのクロス、などでペースを維持するJEFに対して、中盤を諦めた山雅が時折入れてくるFWへの長めのボールがやっと一本通り、うまくウチのDFと入れ代わった「包帯」が岡本との11をミス、前半終了です。
 
 
 後半山雅は4バックにしたのかな?少しサイドは締まりますが、そうすると今度は勇人、健太郎に休養充分な兵働の出番です。
 そしてやっぱり中に絞らざるを得ない山雅DFのサイドはこっちのものです。
 2点目は谷澤のCKを竹兄とヨネが相手をうまくブロックするわずかな隙に体ごと捻じ込んだ智のヘディング。 これも難しそうな体勢から合わせた智の気持ちのこもったゴールでした。
 
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(復活ヨネちゃん。良かったよ)
 
 
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(追加点は谷澤のCKに飛び込んだ智。藤田とヨネ?が相手をブロック)
 
 
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(智の笑顔にこっちも嬉しいわ)
 
 荒田が1対1を決められなかったり、藤田も併走する谷澤かヨネに出せばいいのに自分で打って止められたりと、残念な場面もありましたが、2対0とリードしてる状況でのFWのエゴは許してもいいかな、おまけみたいなものでした。
 おまけといえば、ついにふうちゃんも大きなコールと共にピッチに復帰です。 最後の数分でしたが、やっぱり「俺の誇り」JEFの深井です。 縦に一瞬のギアチェンジで抜けてクロス上げたり、取られたボールを猛ダッシュで奪い返したりと、らしさを見せてくれました。
 智も藤田も大丈夫そうだし、智がいれば竹兄も安心だし、勇人も調子上がっているし、圭二も好調維持、ヨネも大器晩成(?)ようやく戦力に戻ったし、ふうちゃんも間に合いそう、最終盤でようやくチームが整った感じです。
 
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(もう一枚、ヨネちゃん。サービスだよ)
 
 
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(深井君登場。いつも変わらぬ全力プレイ。俺の誇りです)
 
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(最後までクロスの雨を降らし続けた我が圭二。 守ってる方はたまらんだろうな)
 
 プレイオフについてはいろいろ考え方あるのでしょうけど(木山君も疑問あるみたいだけど、素直すぎる人だなあ)、個人的にはセカンドリーグからの昇格決定戦としては良い方法だと思っています。 J2で3位以下6位以上だからこその快楽(辛苦)、こんな重要なゲームをシーズンの最後に、チームと一緒に戦うことが出来る幸運なサポなんてそうはいませんよ。
 とにもかくにも、まずは徳島(隣のアレ)に勝って少しでも有利な上位に行ってフクアリでまずは戦いたいですね。 万が一大分だとさすがに参戦できないかなあ。 他なら絶対行くけどね。 

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(なんか久しぶりなでんぐり)
 
 
 
それにしても山雅サポのあの人数とオーガナイズされた応援にはびっくりしました。
人数なら昨季の東京もあれぐらいだったでしょうが、東京はお隣りだし、応援で言うなら、山雅みたいに一糸乱れぬものとは違って、いつもグダグダ。山雅サポ、ご立派というほかありません。
それでもわたしは東京サポの応援が好きですが。