天皇杯4回戦 ジェフ×福島ユナイテッド

ご無沙汰しています、一応管理人のふうちゃんP4です。
いろいろありまして、またもやブログ更新する元気がありません。
が、夫の蘇我夫のチームはまだ試合があるらしく、こんなの送ってきました。
東京はどうも参加してなかったみたいなので(東京のバカ~!)、載せる筋合いもないのですが、引退する坂本隊長に免じて、アップしてあげますぞ。
 
ミスが多かったけど地力の差で準々決勝進出。 遂に戸島がゴールしました、わーい。
 
悲嘆に暮れた国立のゲームから3週間、チームもサポも中々立ち上がるのは難しいけれども、この時期に、それも我がフクアリでまだJEFの試合が見られる幸せを思います。
 一方の福島も、甲府、新潟とJチームを堅守で下しここまで来たものの、地域決勝で準優勝(相模原に負けちゃった)で悲願のJFL昇格を決め、こちらも微妙なモチベーション。 3連続のジャイキリ期待と、ピッチ外の悲劇を美談に変えるセンチメンタリズムで、JEFサポ以外は福島勝利で盛り上がろう、という雰囲気満点。
 フットボール的には、歓喜の昇格とラスト5分の悲劇、どっちが酷い目にあったかは明らかなのに。
 ここは少しはフットボールの合理を示すためにも負けるわけにはいきません。
 
 負傷の圭二に代わりびっくりの井出君左SB、勇人に代わり大介、竹兄に代わり大岩君、藤田と荒田の2トップです。
 福島はでっかいFW(ユニのデザインで余計でかく見える?)のプレスと中盤底からのパス回しでこちらの陣形を間延びさせようとしてきます。
 落ち着いて対応すればどうということないはずなのに、スリッピーなピッチの影響もあるのか、ミスの連発で相手のプレスをかわし切れません。
 特に大岩、大介、井出君のチャンスをもらった選手が落ち着きません。 それでも相手もパスミスを繰り返し、結局最初から最後までピンチらしいピンチはありませんでした。
 1点目はCKを競った智と荒田(?)の圧力に屈したのかOGで。
 2点目は谷澤のシュートが濡れたピッチにうまくワンバウンドしてGKの脇の下を抜けました。
 これは狙って打ったのならたいしたものだけど、ゴール後のヤザーは「てへ、入っちゃった」みたいな表情。 ラッキーな2点で前半終了。
 
 後半に入りJEFが速いワンタッチパス主体に相手のプレスをかわすようになると、相手の走力が急激に落ちていきます(ボールにチャレンジする選手以外が動かない)。 このクラスの相手であればパスを引っ掛けられても、あまり心配はないですね。
 それにしてもどうも真ん中の大岩、大介、荒田がピリッとしないし、両SBも上がるでもなし守るでもなし、中途半端。 単純に圧倒的に個人能力の高いヨネ、谷澤、藤田の3人で攻撃は作ります。
 井出君は、時折しゃれたフェイントや谷澤との正確なパス交換を見せ、才能は感じさせてくれましたが、対面のでかい相手に困ってるようでSBとしての判断力はゼロだったなあ。 競争厳しいけど真ん中で見てみたい選手です。
 大介はいったいどうしちゃったのか。 キックが命の選手がパスミス連発。 守備でそこそこ頑張られても違うんだよ。 雨のピッチか試合勘か解りませんが、主力にならなければいけない選手の伸び悩みはつらいな。
 大岩君もリーグ戦で智の代役で出ていたときの不安定感が改善されていません。 最後の頑張りや時々見せる見事なフィードを生かすためにも、智と一緒にやれる幸せを生かして練習積んでくれ。
 井出君に代えて慶君、荒田に代えて兵働投入、動きの落ちた相手にこの交代は効きました。
 特にこの時間での兵働は福島にしてみればあんまりだ。 谷澤の縦へのボールに藤田が競りながら見事な左足でのゴール。 二人の連携と技術を見せた見事な得点でした。
 その谷澤に代わり、みんな大好き戸島君、3点リードでの登場でいやがうえにもゴールの期待が膨らみます。 期待に応えたのは大人の兵働、戸島君の飛び込みを待って優しい正確なグラウンダーのクロスを入れてくれました。 それにしてもよく飛び込んでGKの鼻先で合わせました。 待望の公式戦初ゴールですね。 お兄さんたちも嬉しそう、みんなにボコボコにされてましたね。
 最後は深く左サイドを抉った慶君に相手はつけ切れず兵働のヘッドで5点目、大勝です。
 快勝とは言えないけれど、戸島君の初々しい喜びも見られたし、5回も喜べたし、次は鹿さんとの一戦の権利を獲得。
 このままじゃあとても勝てる気はしないけど、やっと笑顔も帰ってきて、戦う気にはなってくれたかな。 鹿さんは上から目線で来るだろうからなんとかジャイキリ見せて欲しいなあ。
 こちとらにはなじみの味スタホーム側だしね。(←うるせ~by妻)
 
 試合後には福島との綺麗なエール交換に続いて隊長の現役引退セレモニー。
 とんでもないポカも多かったけどその分意外性のあるシュートも決めてくれましたね。
 やっぱり新潟から帰ってきた覚悟が一番印象に残っています。 いろいろ言う人はいるでしょうが、JEFのサポとしては他のクラブどころじゃなかったからなあ。
 えらかったぞ隊長。 監督になれる日が来るかどうか、本人の努力だけではないけれど、チームに残って力を貸してくれ、勇人の負担を少しでも軽くしてやってくれ、大介や大岩の尻を蹴り上げてくれ。
 頼むよ、隊長。
 
1.冷たい雨の中、フクアリ今年最後のビッグユニ。
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2.JEFの選手の圧力に堪らずOGで先制。 スタンドは「あらっ」と微妙な雰囲気。
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3.谷澤のミドル。 このキックスタイルは地球の裏側からでも解ります。
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4.智「お前、狙ったのか?」谷澤「てへへ」
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5.藤田のストライカーらしい、フィジカルと技術が合わさった見事なゴール。
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6.谷澤が藤田を称える。 何か変な奴だ(゜∀。)
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7.戸島君がGKを躱してゲット。 
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8.お兄さん達にボコラレる戸島君。
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9.兵働に強いられる形でサポに向かって小さくガッツポーズ。 うう、可愛い。
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10.最後はそのひょうさんが慶君のクロスをドンピシャヘッドで。
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(あとの写真はのちほどアップします。あたしゃ、忙しいのだよ。・・・妻)