第7節 東京×名古屋 きちんとサッカーしたご褒美

先週4月13日、アウェイ仙台戦は所用のためTVでも見ることができず、帰宅後恐る恐るチェックしたらまた1-2で負け。4連敗。
録画を見る元気もなく、監督と選手のコメントを読んで、早くその日が終わるように、さっさと寝たのでした。
一週間、悲しい気持ちを抱えて過ごし・・・・・・週の半ばにはジェフがひどい内容で水戸に負けるという追い打ちまでかかり・・・・・・今日を迎えました。
 
でも、なんとなく名古屋には勝てるような気もしていたのよね~根拠はないけど、ナビスコでもつい相手に合わせてしまったのはまずかったとは言え、ちゃんとサッカーしてたのは東京だったし。
 
案の定、まずは東京がせっせと攻め込む。
こういうの「主導権を握る」と表現しますが、本当に主導権なのかはよくわからない。特に東京の場合、攻めていたと思ったらあっけなく失点するので・・・。
今日も東くんが絶好機を外したりして、「自分たちの時間帯」に得点できずに推移する。
 
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しかも早い時間にモリゲ、秀人とそれほどひどいとも見えないファウルでイエローカードをもらって、イヤな感じ。
 
などと思ううちに、20分過ぎたあたりから名古屋がボールをつなげるようになってしまいました。権ちゃんのファインセーブもあったけど、CKの流れから小川がフリーでダニルソンにパス、ダニルソンからケネディがさすがのヘッドで先制されてしまいました。名古屋の時間はこのせいぜい10分くらいだったので、このちょっとした集中を切らした時に失点するといういつものイヤ~なパターン。
 
 
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(今日は厚みのある攻撃が見せられました)
 
でも選手もサポも落ち込む気持ちを奮い立たせて、ちゃんと走り、球際も強く、寄せも早くプレーを続けていたら、たまらず闘莉王さんがハンド。
ポポ監督の言うところの「鹿島からでも、いや札幌からでも見えた」はっきりしたハンドでしたが、井上主審はとってくれませんでした。
が、これでヒートアップしたのは選手だけではなく、主審もだったようです。
 
東と闘莉王がぶつかって東が痛んだりした時間があって、前半のアディショナルタイムが3分。
東京の選手からこのままHTを迎えるつもりはないという気概が伝わってきました。
今日久しぶりに出来の良かった徳永の上がり、ペナに侵入したところを倒されて、先ほどのハンド見過ごしとの合わせ技か、笛が吹かれてPK.。
 
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ルーカスがきっちり決めて同点。
やっぱりPKは強く蹴らなきゃね。
 
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(徳永のクロス。)
 
後半早々にも、今日再三の上がりを見せていたモリゲがPKをゲット。
 
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田中隼磨さん、ちゃんと足がかかってましてよ。
ま、ちょっとモリゲも隼磨の足に行ったようでもありますが、シミュレーションではありません。
 
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今度は楢崎の動きを見て逆サイドに決めました。
ルーカスはPKだけでなく、良く働いてくれました。
 
これで逆転。
 
PKで2得点というのもちょっと微妙な気分ではありますが、このところツキにも見放された東京ですし、きちんと攻めたご褒美ということで。
と、思ったら。
 
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楢崎のスローを受けたDFから徳永がボールを奪って、千真へ。
決定機を何度か外して、たいがいに忠成かヒラヤマに代えたら?と思っていた(夫婦で)矢先の千真が、今度は見事なゴールを決めました。
楢崎、まさか取られるとは思わなかったか、反応が遅れた。
PK以外で得点できたこと、突き放す点が取れたことで大きな意味がありました。
 
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(秀人のミドルシュート。外れた直後、忠成が腰に両手を当てて、『チェ、オレによこせばいいのに』と思っているような様子。点取りたくて仕方ない11番、13番。
「もういいんじゃね?」とボールを回す後ろの選手たち。
空気読む気がないらしいアーリアが「もうちょっと点取れるんじゃね?」とばかり上がるところなど、面白い場面がいくつか)
 
 
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この試合のある意味主役、井上主審。
両チーム合わせて12枚の警告大盤振る舞い。
そのうち本当に警告に価したプレーは、2つか3つくらいだと思います。
結果は東京に良い方に転んだけど、こういうフェレリングはいかがなものかと。
 
 
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久しぶりに勝った!
 
前節の試合後加賀くんが「球際とか一対一でがんばるとか、細かい所をもっとやればきっと勝てる」というようなことを言っていましたが、まさにそれを実行して勝った試合でした。
細かい所と言うけど、それに走ることも加えて、まずは「当たり前のこと」「サッカーの基本」ですよね。
ヨネちゃんも秀人もらしさを出して、やっと3月上旬の東京の姿に戻った感じです。
 
今日は走って、球際も強く、寄せも早くて勝つべくして勝った試合。
これを続けていってほしい。
次が「多摩川クラシコ」だからとかではなく、どの試合も。