ナビスコ 東京×新潟@国立 サポは秀人を気遣う

5月15日。Jリーグ発足20周年というメモリアルゲーム。
 
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残念ながら東京も新潟も予選リーグ突破はほぼ絶望になったチームの対決となってしまいました。
 
それよりも、東京にとっては、11日のリーグ湘南戦でこっぴどい負け方をした後の大事な試合。
 
 
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(新潟サポは洒落た弾幕Jリーグ20周年を祝いましたが、東京のゴール裏はグダグダと盛り上がらないまま・・・。まあ東京ですから。それにしても相変わらず新潟サポは良いです)
 
ここ最近の失点の多さは、鳥栖戦の後半2失点から始まって、修正できないまま湘南戦で自滅することになりました。
その湘南戦を振り返るところから始めると・・・
あんな試合はそうたびたびあるものではない・・・そう願いたいものです。
しかし似たような試合なら何度か見ています。
たとえば、2011年8月27日。西京極でのジェフのアウェイゲーム。林丈ちゃんのFKがとんでもないミスになり、相手にわたり決勝点に。2-1で敗戦、しかも京都の一点目はオウンゴール
この日もひどい雨でした。
2点がミスからというのは同じですが、似て非なるものでもあります。
ジェフの場合確かCKからのオウンゴールというのはありがちですし、FKからのミスも丈ちゃん個人のミスと連携ミスが重なったもの。
東京の2失点はどちらもまったく個人のミス。
当の本人秀人が言うように「弁解の余地はない」。
でも本当にまずかったのは、試合の入り方の悪さだったと思います。
それに、秀人のミスもあってはならないけど、アーリアはもっとマズイ。日頃から軽いプレーをするからああいうミスになるので、相手はそれを狙っていたのだし、雨うんぬんより、彼自身の問題だと思います。反省してるのかなぁ・・・
 
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みすみす相手に勝ち点3をプレゼントしてしまったその試合の後のナビスコ新潟戦。
東京サポにしたら、Jリーグ20周年よりも、秀人が、チームが心配というところです。
ルーカス、モリゲ、千真、ヨネちゃんが休み、ソウタン、ナオ、忠成、ヒョンスが先発。東と両SB、そして秀人とアーリアはお休みナシ。アーリアのボランチは心配なんだけど~
秀人とアーリアの先発は当然でしょう。
東京サポは、秀人が心配~で頭がいっぱいって感じでKO前もたびたび秀人コール。
試合後も秀人をコールしていました。秀人にもサポの気遣いが伝わったかしら?
 
試合は、相変わらずDFがいるのに見てるだけ~で1失点しましたが2-1で勝利。
2点の得点者が、結果としてJリーグ20周年にふさわしい選手たちでした。
Jリーグ発足を自分の目で見て、プロサッカー選手になることを目標としたナオと、20周年の今年入団した三田くん。
ナオはさすがです。試合後のコメントも今回もステキでした。
 
前半は新潟の守備も堅くてシュートまでなかなか行きませんでしたが、ソウタンが久しぶりに良くてあまりつまらないミスも出ず、よく走っていました。
そして忠成のところにボールが収まっていました。忠成はゴールはなかったけど、やはり随所でうまいと思わせられます。
アーリアの怪我が心配ですが、急遽出場した河野くんが、これも久々というか私の印象では初めて、チームプレーとして機能していたと見ました。
河野のプレーをうちでは「緑っぽい」と言っていましたが、むろんほめ言葉ではありません。
技術におぼれがち、何をしたいかわからないような。でもやっと自分を活かしながら、周りも見えるようになってきたようで、嬉しいです。
そしてナオに代わって入った三田くん。
彼の鳥栖戦でのシュートが入っていれば、予選リーグ突破できたかも~と思いますが、それは返らぬ繰り言。
ヒーローになってやる、と決意と野心をもって、練習通りの見事な連携で決勝点を取りました。
彼らがリーグ戦でも「スタメン組(ポポさん、頑固だからすっかり固定してしまったけど)」を脅かす存在になってほしい。
彼らが東やアーリアに迫る活躍をして、チーム力を上げてほしい。
ナビスコは恰好の舞台でしたが、スコアレスドローが3試合もあるように結果が出ず、やっと最後になって良い形ができました。
 
残念。
これなら決勝トーナメントでも見たかったのに。
 
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タマこと三田くん。
ボールを持ったら前を向く意識が感じられる。もっと見たい選手です。
 
これでナビスコカップはおしまい。
リーグ戦に集中しましょう。