長崎旅行5. 卓袱料理の店にも長崎サポが?!

長崎滞在一日目、自宅から立川駅まで35分歩く所から、さるきまくって眼鏡橋でとうとうガス欠。
体力ないんだから仕方ない。
夫はわたしが後から「ホントはミルクセーキ食べたかった!」と怒り出すのを恐れたか、「ここから思案橋に行けばミルクセーキもあると思うけど?」と何度も念押しするも、「もう、いい。帰る」と、ホテルへ。
部屋でまず靴も靴下も脱いで、顔を洗ってスッキリ。
急速に元気を回復。
「なんならホテルで食べようか?」と、疲れて不機嫌な妻をもてあます夫が提案するけど、せっかくの長崎。当初の予定通り「卓袱料理」を食べよう!
ってことで、思案橋へ向かいました。
 
ネットで調べて気に入った店に行ってみたけど、予約客しか入れませんでした。
次の店も予約客で満員、土曜日の夜なのに予約してないうちは相変わらずうかつでした。
仕方なく待つこと1時間!
やっと通された~
 
卓袱料理とは、そもそも宴会料理なので、だいたい4人以上で食べるようにできているらしいです。二人では量が多すぎるので、最近はミニ卓袱のようなものを出す店があり、わたしたちが入った「浜勝」もそう。
 
長崎の卓袱料理について、「浜勝」のHPです↓
 
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店内の写真もHPから借りました。
 
 
ここ「浜勝」、リンガーハットのグループだそうです。
リンガーハット、恐るべし!
 
で、1時間待たされてありついた念願の卓袱料理は・・・
 
食事の初めに「お鰭」とかいうお吸い物が登場。
 
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この写真もHPから借りました。
手前にあるお吸い物が「お鰭」。宴会料理である「卓袱を食べる=お酒を飲む」前にお腹を整えるためのものだそうです。
うちは二人とも飲まないけど~
上品な魚のすり身団子、なんと白玉団子などが入っているしっかりしたお吸い物でした。
 
次に手桶に入ったなんだかんだ・・・
 
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向こう左はくじらのなんかの湯引き。キクラゲみたいな歯ごたえ。甘めの酢味噌がかかっています。右の小鉢は「バラ煮」という白インゲンみたいな豆の蜜煮。これがめっぽう甘い!
桶に入った口取りは、小魚の甘露煮とか黄身寿司とか京風の感じ。
しかし、長崎ではあま~い豆を肴にお酒を飲むのか?
 
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手桶に「わからん」と書いてある・・・「はなかっぱ」ちゃんを思い出したのはわたしだけ?
 
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鯛のお刺身と揚げ物。
揚げ物はエビクリームチーズコロッケといった感じ。
どちらもおいしい。
 
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豚の角煮とお漬け物。
角煮は甘辛い味で納得ですが、漬け物もちょっと甘い。
これでご飯を頂きます。お米は五島産のコシヒカリだそうです。
 
で、ご飯を食べ終わったら、「ではデザートとお汁粉をお持ちします」と言われる。
「デザートのお汁粉」かと思ったら「デザート」と「お汁粉」?
 
 
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来たよ、確かにデザートと、お汁粉。
デザートはスイカのゼリー寄せ。お汁粉には桜の花の塩漬けが浮かんでいます。
どちらもしっかりと甘い。
 
以上でごちそうさま~3570円のお手軽コースでした。
 
事前に「日経」のグルメ欄で見たら、「長崎は甘い」とあり、食べ物が甘いことを「長崎が近い」とか「砂糖屋の近か」とか言うらしい。
実際全体に甘めの味付けでしたが、京懐石なども関東の醤油辛い味付けと比べると甘いので、そうビックリはしませんでした。
しかし、驚いたのは醤油が甘い!
甘い味が苦手の人は、長崎でお刺身を食べるときには、お醤油に気をつけてください~
 
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食後、思案橋をうろつく蘇我夫。
真ん中に江戸褄を着た日本髪のきれいどころが写っているのですが、わかりませんね。
 
「浜勝」で会計の時、お店の男性に「あの~明日の試合で来られたましたか?」と聞かれました。夫が被っていたジェフのキャップと、派手なリュックでわかったようです。
しかし、ユニを着ていたわけではないのです。
キャップだって黒に白で「JEF UNITED」とあるだけ、リュックは派手だけどわんこのマークがついているだけ。
それだけでジェフサポと見破るとは、さてはおぬし、V.ファーレンサポであろう?
 
と、思ったけど普通に「そうですよ」と答えると、「ああ、そうではないかと思っていました。たくさん来られてるのですか?」などと聞かれ、つい調子に乗って「ええ、大勢来てますよ。うちもこちらで前祝いをおいしく頂きました」な~んて言っちゃった・・・わたしのバカ。ジェフのバカ。
 
翌日の夜には、彼はさぞかしワタクシたちを思い出して笑っていたことでしょう。悔しい。
次は勝つからね!幸野くんには東京に帰ってもらうよっ!