第24節 ジェフアウェイ山形戦

10日ほどの間に6試合も見ると、忙しいこと。
甲府戦の前に、ジェフアウェイ山形戦を。
前日新潟戦をビッグスワンで見てから、翌日山形へ。
以下、夫のレポと写真です。
 
涼しい山形の試合で良かった。 相手の隙突いて連勝。
 
ホームでの完敗の嫌な記憶も生々しい山形戦。
 ただ、あの時からスタメンは5人も代わって少しは攻守に流動性が出てきた我がチーム、負けられない一戦です。
 雨は強くなったっり弱くなったりでしたが、心配していた風はなく、暑くないのと濡れたピッチはJEFに幸いするのでは。
 開始から山形は前からのプレスとロングボールを左右に放り込み押し込みます。特にシュンキが大きい林や動きの鋭い中島に全く競り勝てずに、谷澤や健太郎が大忙し。 右サイドの米倉も佑昌も押し込まれて守備に奔走することに。 それでもこの日は中央の智と、特にヒョヌンが無双ぶりを発揮、ロングボールもクロスもほとんど競り負けず、岡本君も安定していました。 DFはこの状況にすぐに対応、ボールをサイドに持って行かれても怖くない、という守備を意図的にしていたように思います。
 それにこの山形の運動量はJEFなら30分が限界、そうは持つまいと。
 先制点はこの日はヤル気のない日と決めていた谷澤が数少ないお仕事、倒れてFK獲得したところから。 山形の諸君が審判に文句垂れてる間に、谷澤が座ったままなんかブツブツ言いながら注意を逸らすと、智が長い球を走り出していた米倉へ。 ケンペスの頭を越えて落ちるボールを誰かがフリーでヘッド、ゴールです。
 最初は大塚君かと思ったらなんと智でした。 ボールを蹴った後そのまま、コソコソと走り込んでいたのね。 見ていたこっちも「何文句言ってんだ、バーロー」とか野次ってる間のゴールでした。
 その後も山形がボールを持っては正確なロングパスを蹴り込む展開が続き、ハラハライライラの連続です。 ガンバ戦よりポゼッション出来なかったような印象です。 前からのプレスが効かず、両翼もCMFも下がって守備に専念、中央の強さで辛抱する時間が続きます。
 山形奥野君は辛抱たまらず2枚代えの大胆な策に出ますが、結果的にこれが裏目に出ます。 中盤を活性化したかったのでしょうが、明らかにそれまでのバランスが崩れます。 前線でボールをそれなりに引き出していた山崎に代わり中央の強さを求めての萬代なのでしょうが、今日のヒョヌンの敵ではありませんでした。
 相手の交代を見てこの日機能しないシュンキに代えて大岩君投入。 この試合初めての(唯一の?)CKを大介が見事にケンペスに合わせると、打点の高いヘッドが炸裂、惜しくもバーに嫌われますが、跳ね返りを大塚君がボレーで決めました。 雨のピッチを意識した頭脳的なガンバブランドの見事なキックでしたね。
 これで山形は精神的肉体的戦術的に崩壊、やっと安心して見られるようになりました。
 雨も強くなったのでカメラもしまって応援(野次)に専念します。 おまけはここまでバーとポストにうまく命中させていたケンペスの久しぶりのゴールです。
 慶君だの竹兄だのを可愛げもなく投入して死に体の山形をいなしてタイムアップ。 基本的に守り勝ったゲームでしたが、相手の隙を突き数少ないチャンスを確実に決める試合巧者ぶり、いったいどこの誰だ、この人たちは、というちょっとびっくりドキドキの試合でした。
 
ところで、前日の新潟対東京の試合がこれとそっくりな展開だったので、これにも本当に驚きました。
 相手のサイドを使った速い攻撃に手を焼き、ほとんど相手ペースの試合をCBの活躍で凌ぎながら(殊勲は加賀君とヒョヌン君)、①CKからゴール、②谷澤みたいに倒れたアーリアがPKゲット、③相手のミスを突きブラジル人がとどめの一発。 スコアも同じ3-0。 こんなこともあるんだなあ。
 新潟→山形連戦遠征は勝ち点6ゲット、ミッション完遂です。
 
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  集まったJEFサポさん。 新潟から来た人いないだろうなあ。
 
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   FKを素早く展開、ヨネが正確なクロス。
 
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   智のヘディングが決まった。
 
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   喜ぶJEFの選手とまだ文句言ってる山形さん。
 
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   大介の見事な軌道を描いたCK
 
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   ケンペスの打点の高いヘッドはバーに嫌われた。
 
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   跳ね返りを大塚君が狙いすましたグラウンダーのボレー。
 
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   決まったよ。うまい。これで山形は壊れちゃった。
 
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   ケンペスのループ。これはポストに嫌われた。
 
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   メインのサポに挨拶。
 結果的にはアウェイの戦い方徹底して勝ちました。