ありがとう、平松選手

今思えば、天皇杯大宮戦の試合後、平松選手が泣きながらパフォーマンスをするのを見ながら、喜びと同時に何か胸騒ぎがしたものでした。
その後練習試合でまた同じ箇所を負傷したと聞いて、残念だけどおそらく引退の発表があるだろうと覚悟していました。
引退のコメントは彼らしい明るい前向きなもので、また余計に涙が出てしまいました
彼のためにも天皇杯が欲しかったと思いますが、サッカーも人生も願い通りにはならないことを、彼はよく知っているでしょう。
FC東京の選手としての平松は、移籍してきた時の危なっかしいプレーと確かそのシーズン終了時のエア乾杯、城福監督ナビスコ戦の守備固めで出てきた時のプレーが記憶に残っています。
しかし何より忘れられないのは、あの大宮戦ですね。
平松選手の記憶の宝物になった瞬間を共有できた幸せに、ありがとうと言います。

平松選手、本当に頑張りましたね。
あなたの努力はこれからどこかで報われるでしょう
お疲れ様、新しい年の新しい歩みに幸多かれと祈ります。