香港の晩ご飯(といってもすごいご馳走はありませんが)

クドクドと香港特集を続けています・・・
 
団体ツアーで行くのと違って、個人の日常的な香港ご飯です。
少しだけご馳走も混じっていますが。
 
1月31日。
最初に食べたご飯。
夜と言うよりは昼ご飯のようなメニューですが、この「糖朝」は(日本にも支店がありますが。まだあるかは知らないけど)、夜でも点心など少人数で食べられるので嬉しい。
 
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魚の身の入ったお粥。
まず香港ではこれを食べたいので・・・
 
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スナップエンドウとエビの炒め物と、鶏手羽元の唐揚げ。
鶏は表面がカリッとしていて、肉は柔らかく、お醤油のしみたおいしい味がします。
 
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定番、蝦餃。
この透明な米粉の皮が好き。
 
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これも定番、大根餅。
 
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芥蘭(ガイラン)のニンニク炒め。
アスパラガスのようなブロッコリーの茎のような食感で、ほんのちょっと苦みのある菜の花の仲間の葉物です。
香港の食事では芥蘭か菜心かの炒め物をよく食べます。豆苗、白菜(といっても日本の白菜とは違う、青梗菜くらいの大きさ)も使いますが、香港では菜心が一番多い。
 
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デザートに甘い豆腐入り紅豆沙(お汁粉)。
この甘いお豆腐が「糖朝」の名物です。
甘味はとても控えめ。お豆腐と小豆のおいしさが味わえます。
香港に行ったら食べなきゃ気が済まないものの一つ。
 
 
1月31日。
AET CUPのあった日。
昼に「北京楼」でちょっと贅沢したのと、2試合観戦で疲れたのもあって、タイムズスクエアのフードコートで簡単に。
 
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タイ風海鮮野菜の焼き春雨。
やっぱり檸檬茶がセット。コーラなども選べます。
結構ボリュームがあった。
 
 
2月1日。
黄埔という下町というか住宅街というか、にあるレストラン「王家沙」。
チェーン店で何カ所かにあり、北京風のお料理を出します。
 
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トマトとほうれん草のニンニク炒め。
トマトの酸味がさっぱりとして美味しい。
 
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蘇我夫の香港ご飯定番、「健康炒飯」。
菜心の茎、コーン、キャベツ、卵の白身だけ、黒く見えるのはお肉ではなく黒米。
最近の香港ではこういうローカロリーローコレステロール食もあります。結構美味しい。
 
 
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定番小籠包と、野菜餃子。
こちらは北方の中華料理なので、点心の皮は小麦粉でできています。
わたしは広東風の透明でもっちりした米粉の皮が好きですが、この野菜餃子も美味しかった。
小籠包はもちろん美味しい。
 
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薄い葱餅。
包んでもらって、持ち帰り、ホテルで夜食にしました。
塩味が効いていて、さめてもお煎餅みたいな美味しさ。
 
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デザート。
名前忘れたけど、卵の白身で練ったふんわりした皮、なかに漉し餡が入った揚げ饅頭。
 
気軽なレストランなのですが、味はどれも美味しい。
 
2月2日。
尖沙咀のアイスクエアというショッピングセンターにある「文鼎壹號」という名前の店に入りました。寧波料理のお店です。
本当は「池記」というお粥屋さんに行ったのですが、すごい行列・・・中国大陸からの観光客でいっぱいで戦意喪失。
空いている店を探して入ったら、やっぱり高そうな・・・
 
 
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オシャレな食器。
でも、店の前に出ていたメニューの写真を見て、ここはうまい!と直感したので。
またもメニューからやす~いものを選ぶ。
 
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黄桂魚の身と野菜を湯葉で包んで揚げたもの。
甘辛いソースをつけて食べます。
かなり強い魚の香りがするので、ダメな人もいるかもしれないけど、わたしにはとっても美味しかった。湯葉の皮がパリッとしています。これは初体験の味。
 
 
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茄子と鶏肉の土鍋煮。
これも魚醬の香りがします。わたしの好物。
う~ん、白いご飯にぶっかけて食べたい~
 
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豆腐の貝柱のトウチソース蒸し。
味は悪くないけど、トウチソースが塩辛かった・・・ソースをどけて食べるとちょうどいい。
 
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おなじみ、福建炒飯。
海鮮と野菜のあんがかかって美味しいのですが、他のお皿とのバランスから言うと、ちょっと塩辛い。
このメニューなら白飯が合う・・・
せっかく香港に来たのにただの白飯はつまらないので、炒飯にしました。
 
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定番、芥蘭の塩茹で。
葉っぱもいろいろな調理法がありますが、これが一番さっぱりしている。
 
 
この店には「東方の珠」というデザートがあります。
大きさはサッカーボールくらいのデッカイまんまるいもの。食べたかったのですが300ドル近くて高いし、二人では食べ切れそうもないので断念。
後日会社のスタッフから、中身は空洞で、パリパリしたものだと聞きました。おめでたい席で、割って食べるらしいです。
 
 
最後の2月3日。
夜は、その会社のスタッフ(美女2名)にご馳走になりました。
「夜上海」という上海料理のお店。
実は、ここが一番オシャレでスタイリッシュで、新しい香港キュイジーヌという感じのお店で、どのお料理もとても美味しかったのですが、ご馳走になるのに写真パチパチは失礼なので控えました。
興味のある方は↓
 
 
そのお料理の写真だけお借りしました。
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真ん中の魚は黄桂魚だと思います。
この魚の唐揚げをいただきました。白身のお魚で、美味。
左の小エビの炒め物は、以前杭州に旅行した時にも食べました。小エビの味がしまっていて、美味しい炒め物です。
デザートには女性らしく何種類も選んでくれました。ゴマのプリンが美味しかった。写真はクレームブリュレだと思います。洋風のお菓子もあって、女性向きのレストランでしょう。
一皿が小さめで少人数でもいろいろ食べられるところも嬉しいですが、香港の人に言わせれば、そのぶん実質値上げだということでもあります。
 
 
そんなこんなで、まあよく食べたこと。
フカヒレも北京ダックも上海蟹もなしでも、香港では美味しいものがたくさんあります。
うちみたいにお肉ガッツリや油ギットリなお料理は避けても、それなりに楽しめます。
それに毎日2万歩歩いて、しっかりこなしていましたから。