第9節 東京アウェイマリ戦~守り倒して勝利

事情があってセレッソ戦には行けないと諦めていたのですが、これは天の恵みか、ポッカリと時間が空いて、(ほぼ)満員の味スタの一員になりました。
その試合については、蘇我夫が写真を撮ってくれたのですが、あちらも何かと用事が多くて、今PCに取り込み、編集中。
 
で、順不同ながら先に4月26日に行われたマリ戦について。
 
いろいろあって心身ともに疲れてはいましたが、そこはそれ、時間とお財布が許すなら、気持ちがいっぱいいっぱいでも、サッカーは別腹。
夫はフクアリの讃岐戦へ。
わたしもジェフのシーチケホルダーではありますが、東京の試合を優先して新横浜へ。
夫婦完全別サポの土曜日でした。
 
新横の最近はやりのパンケーキ屋さんで軽くランチを食べて、初夏のような日差しの中を日産スタジアムへ。
 
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マリサポの皆さん。
 
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東京のゴール裏。
わたしはメイン側のSブロックにいました。
 
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メイン側なのでスタメンの写真が撮れた・・・
ゲッ!主審佐藤隆治さんじゃないの~柏戦でもう当分ないかと思っていたのにぃ。
こりゃアウェイだし、リーグ戦不調な上にACL疲れのマリノス相手だけど、ドローでよしとするか?と、弱気になるワタクシ。
 
天敵佐藤隆治主審(と、わたしが勝手に思っているだけか、選手はそんなにストレスを感じないで試合ができたよう)の笛で試合開始。
 
いきなりハイプレスをかけまくる東京、7分に千真が激しくプレスをかけて中町選手からだったか、ボールを奪って平山に、そのまま平山がミドルシュート、弾かれたところに走り込んだ東がゴール。
東はこのところ守備ですばらしく成長していると思うけど、やはりトップ下は楽しいらしい。
こういうこぼれ球を押し込むなら、ゴールも入れられるしね。
 
結局試合はこの1点を守りきって、東京の勝利。
 
特に前半は厳しいチェックでマリノスに、ほとんど何もさせなかったし、奪ってからの速い攻撃でゴールに迫るシーンがいくつか。平山がヘッドで入れたのは、オフサイドの判定でしたが、録画で見たらオンサイドみたい・・・まあオフサイドで得したこともあったから、仕方ないか・・・
 
わたしの目の前で繰り広げられた感動的なシーンは、東京のサイドに侵入した中村俊輔にタマが激しくプレスをかけてボールを奪ったところ。
昨季は鳥栖戦で相手のフィジカルに完全に負けて、失点の原因になったタマが、こんなプレーができるようになったなんて~
得点は1点だけでしたが、随所にちょっとした見ものがありました。監督の戦術も含めて。
 
後半あたまから2枚替え、2トップで臨んだマリ、東京は守備の時間が多く・・・
というより、45分間ほとんどハーフコートゲームになりました。
マリのフォーメーションに合わせて4-4-2にしたり、マッシモ監督さすが戦術マニアの国の人。
それでもマリの決定機は後半立ち上がりの俊輔のシュートと、エリアに侵入を許して打たれたのが2本くらいだったかしら?
相手が外してくれたのもありましたが、ギリギリのところで体を張って守っていました。
 
東京も武藤、エドゥーを入れたけど、あまり効果はなし。エドゥーにはもう少しボールを収めてほしかったし、こういう展開だと武藤くんにも少し難しかったようです。
 
終盤には秀人もDFラインに入って、もうただただ跳ね返すだけ。
面白くはないけど、危なっかしい感じもなく、徹底したリアリズムで守り倒してしまいました。
 
ふうむ。
いよいよカテナチオ実現か。
 
アウェイだし、こういう試合もいいでしょう。
前節のホームセレッソ戦では、攻め切って勝ちました。わたしはそちらの方が好きですが、どちらにしても「やり切る」ことが大切でしょう。
やはり守備がきちんとしている試合はいいものです。以前は4-3で勝つみたいな試合が好きだったこともあるけど、今は守備がきちんとできていることが大事だと思っています。
チームとしての守備と、個々の選手の球際の頑張り、出足の速さと両方ができて、良い攻撃にも繋がる。
この試合では、わたしはここまでマリノスにポゼッションさせるのはあまり好きではないけど、それでも最後まで球際で負けなかったことは、良かったと思います。
マリノスACL疲れで不調だということを差し引いても、一つ一つの局面で体を張っている選手を見るのは、それだけで嬉しくなります。
ヨネちゃんはいつも頑張っているし、この試合などは大奮闘でした。
他の選手も、守備に追われながらも浮き足だった所は見えず、ちょっと東京とは思えな・・・あ、失礼失礼。
 
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G裏に挨拶した後、引き上げる選手たち。
 
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FC東京のお守り」吉本くんも充実した表情。
千真もゴールこそないけど、よく頑張っています。
 
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今季初ゴールの東くん。
守備もとても良くなりました。
トップ下に入った河野、東が得点できているというのも、平山が好調だったり、エドゥーの強さが活かされたりしているからでしょう。
この試合もできれば追加点がほしかった・・・
 
 
ところで(久しぶりのアップだからついつい長くなる~)、昨夜イングランドPLの大一番、レッズ・ブルーズを見ました。
こうなったらリバプールに優勝してもらいたいから応援していたのに、0-2で負けちゃった・・・
 
この試合、東京のマリ戦とちょっと似た展開だったのです。
立ち上がりホームチームがリズムをつかんで攻めていたのは違うけど、ジェラードのまさかのミス(昨季の湘南戦での秀人のミスから失点によく似ている)で、チェルシーが先制。
後半レッズ攻め立てるも、青い壁を崩せず。アディショナルタイムにカウンターでまた失点。
このモウ様チェルシーの守り方、攻守にわたる選手間の共通理解、ここ一番のアウェイゲームの戦い方、さすがとしか言いようがありません。
そもそもリーグのレベルも違いますが、どうせなら東京もこういう試合をお手本に、ゴール前にへばりつくばかりではなく、時々鋭いカウンターを仕掛けて、相手を脅かすくらいになってほしい。
とは言え、やっぱりもうちょっとパスを繋いでポゼッションしてほしいけどね~わたしの好みから言えば。