第20節 東京アウェイ鳥栖戦 フットボールの原点的戦い

昨日熊本から帰ってきて、もう明日は天皇杯松本戦、忙しい・・・
夏休みの宿題をやっつける小学生みたいに、急いで東京の記事をアップします。
 
清水戦に続き、監督が代わったばかりの相手。
やりにくい感じ・・・しかも鳥栖は前節吉田新監督初戦を落としたとはいえ、首位ですし、リーグ戦で勝ったことより、ナビで負けた記憶の方が新しくて鮮明。
無失点試合も無得点試合と同じように、いつまでも続くものでもなし・・・ただ、今季の東京はフィジカル勝負でそんなに劣勢にはならない。
セレッソ戦みたいなしょっぱ~~い試合になるか、もしかするとスゴイ試合になるかも。と、予想。
 
エドゥーは怪我とかで、平山、千真、武藤の3トップ。羽生復帰。
河野が久しぶりにベンチへ。そして、ナオがベンチ入り。
 
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東京ゴール裏に挨拶するウィントスくん。
 
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東京のゴール裏。
 
 
試合は、開始早々から激しく当たり、攻守の切り替えも速くて、目の離せない展開。
しかし、東京の方が勢いをもって試合に入ったのが、良かったと思います。
 
徳さんから千真にパス、千真が持ち出してマイナスのパス、走り込んだヨネちゃんがきれいなグランダーのシュートを決めました。
 
 
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ヨネちゃん、控えめなガッツポーズ・・・
 
先制すれば東京は落ち着いて試合が進められる。
とはいえ、鳥栖の左サイドがたびたび攻め上がってクロスを入れるのが心配。
わたしの下を鳥栖安田くんのボーズ頭が通過するたび、ヒヤヒヤしました。
試合後のコメントを見ると、マッシモ監督も鳥栖のサイド攻撃はある程度仕方ない、真ん中で弾き返せばいいと思っていたようですが・・
しかし、後半は千真が守備に下がったりケアしてきたと思います。
鳥栖キム・ミヌが交代してしまって、勢いが落ちましたが。
 
鳥栖も新監督のもと連敗はしたくないという気迫が攻守に伝わってきます。
東京の先制後、権ちゃんと豊田選手が交錯した時は、イーブンなプレーでしたが、モリゲが激高してみせ、豊田選手も池田圭選手も応戦してひともめしました。イエローカードモリゲ(と池田選手)に出るかと思いましたが、主審山本雄大さんが注意にとどめたのは、試合開始から時間もたっていなかったし、試合のストーリー上も賢明な判断だったと思います。
お互いに一歩も引かないぞ、という意思表示でした。
フットボールの劇的一面を表すシーンでした(これ以上やっちゃダメなことはお互いわかっていたでしょう?)。
 
攻守にアグレッシブな試合となり、こっちも汗だく。
 
守備の時間が長い前半でしたが、お互いに奪ってからの攻撃が早く、あっと言う間に時間が過ぎてしまいました。
池田圭選手のシュートと、水沼選手をフリーにして打たれたヘッド、2本危ないシーンがありました。
 
後半。
 
またも早い時間に・・・吉田監督が注意を促したにもかかわらず・・・マッシモ監督の指示通りに・・・東京に追加点が。
 
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これは後半のヨネちゃんのシュートシーン。
ベアスタB自由席、満員だったので、前半は隣の人の頭でほとんど写真撮れなかった、と蘇我夫。
 
後半立ち上がりから東京が攻勢に。
 
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コースケのクロス?と思ったら、シュートだったそうです。
GK林くんが弾いたところ・・・
 
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千真が押し込む!
ほぼ1年振りのリーグ戦ゴール!
ほんとにケチャップの定理働いたならいいな~
 
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羽生と藤田選手の中盤の争い。
羽生がいるとやはり落ちつく。
 
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フル出場の平山ですが・・・いいね!というプレーとガッカリなシュートが交互にありました。
多分チャンスは3、4回あり、1回は決めなくてはいけなかった。
平山のシュートのたびに「ヘナヘナ~」と突っ込んでいたわたしたち、隣の鳥栖サポさんに笑われてしまった・・・
 
 
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武藤くん。
足は大丈夫かしら?
最近マスコミに取り上げられることが多くなったけど、驕らず焦らず、今の得意なプレーを続けて、壁に当たったらまた練習して考えて、大きく伸びてほしい。
 
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この日、ナオが久しぶりにピッチに帰って来ました。
プレー時間は少なかったけど、それでもナオはナオ。
彼を見られるのは嬉しい。
 
 
後半の途中からは、負ける気はしなくなりました。
さすがの鳥栖も焦りからでしょうか、ミスが出てきましたし、岡本選手にフリーでシュートを打たれるシーンはありましたが、東京の方が落ち着いてボールを持っていたと思います。
相手にボールを持たれても慌てることはなかったし、危なげなく試合をクローズしました。
 
 
試合後の選手の挨拶とか、シャーとかは、隣の鳥栖サポさんに挨拶していたため、写真に撮れませんでした。
 
しかしまあ、コレが東京かと思うくらいの堅実な試合運び。
 
何より、東京も鳥栖も、お互いにフットボールの原点である、走る、競り合う、球際に激しく行く、ゴツゴツと音を立ててぶつかり合うような試合を堪能することができました。
そのわりにお互いイエローカード1枚ずつ、これは山本主審も含めて、選手のクオリティも高かったということかと思います。
 
明日はJ2で2位の松本戦。
策士反町監督、どういう試合をしてくるか・・・
いつものリーグならそれほど引かず、パスを繋いできますが、ジェフ相手にはロングボールで走るサッカーで勝ちました。
引かれると難しいかも・・・受け身になっても難しいし、セットプレーの精度もロングスローもあります。
そんなに楽観しない方がいいと思っていますが、どうでしょう?