Jリーグユース選手権大会準々決勝 東京×大分

11月16日、日曜日。
近くでサッカーやってる限り・・・遠くてもだけど・・・今日も行くのです、スタジアム。
さっさと用事を済ませて、出先からバスで味スタ西競技場へ。
 
Jリーグユース選手権、我がFC東京U-18が準々決勝まで進んできました。
相手は大分トリニータU-18。
ブラジルW杯で日本代表チームに帯同された坂井くんのいるチームです。
 
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桜の葉が色づいている秋のスタジアム。
味スタはこの反対側、メインスタンドの後ろにドーン、と見えます。
 
夫は日曜だし、うちでウダウダしているのかと思ったら、前半30分くらいに来ました。
わたしは試合前に着いてスタンドに座れましたが、彼が来た時にはもう席はなく、ゴール裏の芝に座って、わたしとは別々に見ていました。
で、彼は東京がずっと押し気味の試合だと思ったのですが・・・
 
実際はさにあらず。
前半立ち上がりから、大分のハイプレスとスピード、球離れの良さに東京は押されて、ミスも多く、ボールはつながらず、ほとんどシュートは打てなかった・・・というか、バイタルエリアまで行くことも少なかった。
大分は早めにシュートを打ってきて、5分過ぎに打たれたミドルはクロスバー直撃。
これが入っていたら、どうなっていたか・・・
 
ちっともペースがつかめないまま、何度かピンチになるも、GK伊東くんがファインセーブ連発で辛うじて失点はしませんでした。
 
東京がようやく攻撃らしい形になったのは、40分頃から。
長澤くんがCKを取ってから、何本かシュートを打てるようになりました。
前半終了間際に、蓮川くんがスルーパスに抜け出て、GKと一対一のチャンス。しかし打ち切れず。これが東京の一番大きな得点機でした。
 
後半。
東京がペースを掴みました。
ポゼッションでもやや上回り、大分アタッキングサードまでは行けるようになりました。
ただ、大分に比べて東京の方が球離れが遅く、シュートチャンスに打たないシーンが何度か。
東京にもう少し思い切りがあれば、ゴールを奪えたかも・・・なんとなく梶山の弟らしいな、と思う。
大分の守備も堅く、真ん中は簡単には簡単には破れない感じ。攻撃にはスピードがあって一度攻撃に入られるとコワイ。
 
スコアレスのまま時間は推移します・・・
 
 
 
 
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15番MF阿部くん。
前半はミスもあり、ヒヤッとしましたが、最後まで頑張りました。
 
 
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6番MF高橋くん。
 
 
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9番FW蓮川くん。
この日は3トップの左でした。大熊くんが真ん中。
長身の蓮川くんが中央でないのはどうしてなのかな?
蓮川くん、サイドでよく起点になって、とても粘り強くプレーしていました。
エースという雰囲気があります。
 
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27番MF小山くん。
 
 
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18番DF柳くん。
(特に前半は守備陣大忙し。)
 
 
このまま延長戦かな~
わたしの前にある東京のベンチでは、コーチがサブの選手に「延長も考えてナントカカントカだから用意するように」などと言っているのが聞こえる。
そのためでしょう、交代は終了間際に(たぶんイエローカードもらった)田宮くんに代わって渡辺龍くんが入っただけ。大分の方は、90分で決着をつけようというのでしょうか、もっとはやくに3人交代していました。(一人は負傷交代)
しかし、フレッシュな選手はともかく、前半飛ばしていた大分、後半も時間が進むにつれ、運動量が減ってきたようでした。
前半は東京にファールが多かったという印象ですが、後半は大分にファールが増えたようです。
 
アディショナルタイム、もうラストプレーかな、というところで、蓮川くんが倒されFKを獲得。
蓮川くんははやり警戒されているようで、何度かファウルを受けていました。本人も軽く審判に主張・・・このへんがなんとなく前日に見た高校サッカーとは違う。
 
 
 
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もう時間はほとんどない。
ハーフェーラインを少し入ったあたりでのFKを蹴る長澤くん。
 
すると、ボールは伸びて・・・
 
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ゴールへ。
 
 
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入った~
しょの瞬間、スタンドの仲間のもとに走る選手たち。
 
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試合終了。
 
 
ポポさんの言う「北海道」級のFKでした。
4番大西くんが頭で触ったのかと思ったけど、長澤くんのキックが直接入ったのでした。
東京が、辛くも勝利。
 
 
 
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大分の選手たち。泣いている選手もいます。
それはそうでしょう、延長戦かと誰もが思う時間でしたし、崩されての失点ではなく、思いがけずFKが入ってしまったのですから、負けた気はしていないでしょう。
東京サポも、大分の選手に大きな拍手を送り、わたしの隣のオバ様サポはもらい泣きしていました。
大分サポも結構来ていて、ユースのためにここまで来るのですから、さすがに熱心に応援していました。
 
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スタンドと喜び合う選手たち。
 
 
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4番DF大西くんのシャー
というか、ゴールの瞬間スタンドに真っ先に走ったのも彼だったので、ゴールはすっかり大西くんのものかと思っていました・・・
彼の後、長澤くんもシャーをしたのですが、夫も4番の得点、と思って長澤くんのシャーは撮らなかったんですって。どっちのゴールでも撮ればよかったのに~
 
でもまあ二人とも朝から何も食べていなくて、もうお腹ペコペコ。
すぐにスタジアムを後に・・・パルサポとすれ違いながら・・・食事に向かったのでした。
 
準決勝の相手はガンバになりました。
粘り強く勝ちを引き寄せましたが、この内容ではこれからなかなか勝てないのでは。
天皇杯予選で横河武蔵野と試合したときのような、思い切りの良いプレーをしてほしいと思います。