丸山祐市選手、東京復帰。曹監督に感謝。

久々の朗報なのです。
今季湘南ベルマーレ期限付き移籍をしていたマルくん、丸山祐市選手が東京に復帰するそうです。
 
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(写真は湘南HPからお借りしました)
 
 
昨季、丸山くんはリーグ戦には出場なし、ナビスコ1試合、天皇杯3試合に出場しただけ。
でも、天皇杯ジェフ戦などでは、とてもいいプレーを見せたので、今季はもっと活躍できるのではないかと期待していました。湘南に期限付き移籍と発表されたときは、彼は必ず伸びるのに、モッタイナイ、残念、と思ったものでした。
 
その湘南では、マルくんは、代表の呼び声も高い遠藤航選手(赤には行かないらしい、良い子だこと)、そして三竿勇斗選手の3バックの真ん中でプレー、出場停止1試合をのぞく41試合に出場。
42試合でクリーンシート23試合!!失点数25!!!
さらには勝ち点101!!!!!
という驚異的な数字をたたき出しての優勝に貢献しました。
東京もJ2で優勝はしましたが、まるで比べものにならない数字です。
 
その湘南のバカ強さといったら、わたくし目の当たりにしちゃったのです。
忘れもしない第7節、ジェフのホームゲーム。
ジェフのシュート7本はまあまあ普通ですが、湘南のシュート29本!
あれよあれよと言う間に前半だけで4点、後半も2点。ジェフは、あとからあとから湧くように追い越してくる湘南の選手に触ることもできないような感じで、そのスピードにも走力にもついていけず、完膚無きまでの敗戦でした。
そのときケンペスを押さえていたのが、マルくんでした。
 
東京から移籍して、キャンプを入れてもまだ2ヶ月そこそこなのにこんな活躍を見せられるとは・・・
 
 
言う間でもなくこの湘南のぶっちぎりの優勝は、曹貴裁監督の指導力によるものでしょう。
うだうだしたポゼッションなどにはまったく関心ないようで、ボールをとったら全員前を向く、バックパスなんかダイキライ、って感じ。
このすごい攻撃的で、結局守備の堅いサッカーの中で、1シーズン3バックの中心で使ってもらった丸山くんの成長はどれほどのものか、期待しないではいられません。
 
湘南のサッカーがあまりにも見事だったので、わたしはマルくんが帰ってこないのではないかと心配していました。
が、復帰と。
これは復帰というより、補強。
 
来季モリゲとマルくんのCBがとても楽しみなのです。
吉本くんには高さがあるけど、丸山くんにはスピードがあるし、フィジカルも強いし、湘南で求められていた展開力もある。湘南では3バックが攻撃の起点。
来季、もしマルくんをうまく使えないようなら、それは監督の責任だと思います。
 
丸山選手を成長させて下さった曹監督と湘南ベルマーレに感謝します。
湘南のHPにマルくんのインタビューが載っていました。湘南の良さと東京との違いなどもいろいろ考えさせられます。↓
 
 
湘南HPの丸山選手のあいさつ。
「この度、FC東京へ復帰することとなりました。
言葉では伝えきれないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。湘南でプレーをし、選手として、また人間として成長できた一年だったと思います。
どんな時も大きな声援でチームの背中を後押ししてくれたサポーターの皆さんの存在は大きく、自分のゲーフラを出してもらったり応援歌を歌ってもらった時には、心から嬉しかったですし、いつも大きなエネルギーをもらっていました。
監督、スタッフ、チームメイト、多くのサポーターの皆さんに温かく支えてもらい、みんなの力で昇格、優勝の時を迎えることができ、本当に幸せな一年でした。
心から感謝しています。本当にありがとうございました。」
 
 
東京もボヤボヤしてたら、湘南にやられるから~
しっかりしてくださいよ、東京の選手。マッシモ監督。